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170328読んだ本&買った本

動画「初代タイガーマスク(鬼身体能力)」がマジで凄いんですけど(゚o゚;) 人間とは思えない^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『別れ霜』(朝日文庫,1985)所蔵本

続けて読んだ「松尾半左衛門私記」は兄の目から松尾芭蕉の晩年や若い頃を描いた歴史小説だった(^^)
「・・・甚七郎時代の弟の思い出につながりはじめ、さらにそれは若者たちの主君、藤堂新七郎良忠に
むすびつくさまざまな疑惑・・・」を回想し始めた辺りから俄然面白くなるのだが、どこまで史実 or
史料・文献に基づいたものなのか、小説家として拵えたフィクションなのか小生には判りませんな^_^;
その筋の人が萌えそうなストーリーでもあるが^_^; 井本農一『芭蕉入門』(講談社学術文庫,1977)を
見たら、1個所だけ付箋が貼られてたけど、書き込みがない(@_@) 付箋の種類・色からして最近に
なって貼られたものであること、同書の本棚への収納形態からして実家の自室に長年放置されてたのを
昨年この時期に持ってきたものであること等々から、この1年の間に所蔵本を読んで何かインスパイア
される点があり、同書を開いて関連した当該箇所に付箋を貼ったものと推理^_^; 借りた本なら絶対に
書名や頁を必ず書き込んでたはずだしね(@_@) だけど、何の本なのか全く思い出せん<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!
付箋が貼られてた箇所は芭蕉の句「此の道や行く人なしに秋の暮」を解説した〈単なる風景描写だけで
なく、多くの門人に取り囲まれながら、結局は孤独な自分を感じている芭蕉の心境が託されていること
は、芭蕉が「所思」と題をつけたことによっても察せられますが、しかしこれは連句の発句ですから、
門人たちを非難するような意味があるとは思われませんので、その点は気を付けて理解したいと思い
ます。〉という件(@_@) 同句から芭蕉が「門人たちを非難するような意味」を汲み取った記述だった
本のような感じが^_^; 本書の本作品に「つとめて句会に出席し、知己との交遊をたのしんでいるかに
見えながら、内奥では上野連衆の句境の、はかばかしい進展のなさを、痛撃している芭蕉だし、江戸、
上方の門人たちの場合も、ほんの二、三をのぞいては、似たりよったりの停滞ぶりに、絶望しきって
いる昨今だった。」との叙述があり、杉本苑子作品のような気もするが、他の人かも・・・宿題に^_^;

門馬忠雄『外国人レスラー最強列伝』(文春新書,2016)

【買った本】

杉本苑子『元禄歳時記』下(講談社文庫,1983)
海音寺潮五郎&杉本苑子他『傑作時代小説 九州戦国志』(PHP文庫,2008)

108円無料券&1割引券の期限が今月末ゆえ街まで出た(^^) 講談社学術文庫で目ぼしいのが見当たらず、
このようなチェイス(頼まれてた葉室麟も1冊購入)に(..) ガラケーで出先からブログ閲覧が出来なく
なり(もう一台のガラケーも今月末で使えなくなるかもとの最後通牒が届いた)、買ったような買って
ないようなモヤモヤ感のまま購入し、帰宅して手洗い&嗽を済ませると速攻で本棚を確認した次第^_^;
杉本はかなり買ったし、流石に読めば憶えるから、そろそろ「けふもすぎもと あすもすぎもと」^_^;

予報ほど暖かくならなかったし、予報通り雨もパラパラ(..)
タグ:小説 歴史
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