『不倫入門』はありそうなのに国立国会図書館OPACで検索もヒットせず、「はじめての不倫」で検索
したら、坂爪真吾『はじめての不倫学 「社会問題」として考える』(光文社新書,2015)と内藤みか
『はじめての不倫 快楽宅配便』(河出書房文庫,2011)がヒットした〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【読んだ雑誌】

ちくま402号(2004年9月)所蔵誌

特集「ちくま新書創刊10周年」の「新書アンケート」で、〈①もしあなたが「ちくま新書」の編集長
だったら、どんな新書を作りたいですか?」という質問に嵐山光三郎が〈ちかごろの新書はタイトル
できまる。「タイトル」だけでは内容がわからぬものがベストセラーになります。で考えたのは次の
ような本です。・・・タイトルに意外性をもたせ、読んでみなけりゃわからぬところが極意である。
ちくま新書の健闘を祈る。〉として挙げている書名で二、三笑えたのがあった(^_^;)

    「のみの思考」「夕立ち入門」「なぜいまヒヤヤッコなのか」「イワシの条件」
    「はじめての不倫作法」「オカルトの外交戦略」「破れ傘の逆襲」
    「ステテコよふたたび」「マツボックリの勝ち方」「ミカンの自己啓発」
    「フンドシの経済学」「行水にとって管理とは何か」「蝉の評語集」
    「五月雨の科学」「スイカ的思考」「キャベツはかく演説した」「カカシの心得」
    「青虫の人材開発」「高利貸しのカバン」「リンゴの時間」「カツオの礼儀作法」
    「トマトの約束」「ホタル秘伝」「羽抜け鳥の技術革新」

まさか「不倫」に「作法」があるとは思わなかったけど、相手の配偶者に対する配慮とかかな(^_^;)
この質問に対しては、斎藤美奈子が〈入社試験じゃあるまいし「編集長だったら」という質問自体が
ナンセンス(ほんとに編集長になるわけじゃないんだから)。企画のヒントがほしいだけ?それなら
ばぜひ高額の企画料をご用意の上、個別にご相談いただきたいと思います。・・・〉と答えていて、
ジリ貧のちくま新書らしいなぁと思ったけど、公開してるんだから他社にパクられる可能性も(^_^;)