読書の厄介なところは、藤原高子タンにしか興味が無くなることである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【読んだ本(オールバカチン)】

灰原薬『応天の門③』(新潮社BUNCH COMICS,2015)所蔵本
灰原薬『応天の門④』(新潮社BUNCH COMICS,2015)所蔵本
灰原薬『応天の門⑥』(新潮社BUNCH COMICS,2016)所蔵本
灰原薬『応天の門⑩』(新潮社BUNCH COMICS,2018)所蔵本
灰原薬『応天の門⑪』(新潮社BUNCH COMICS,2019)所蔵本
灰原薬『応天の門⑫』(新潮社BUNCH COMICS,2020)所蔵本
灰原薬『応天の門⑬』(新潮社BUNCH COMICS,2020)所蔵本

束帯を着せて冠をかぶらせて笏を持たせれば平安貴族っぽく見えると考えたようだけど、後藤昭雄&
池上洵一&山根對助(校注)『新日本古典文学大系32 江談抄 中外抄 富家語』(岩波書店,1997)の
山根&池上(校注)『富家語』(富家殿こと関白藤原忠実の言談を長年近習した家司高階仲行が筆録)
の第163条(同書435頁)を引くオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

    仰せて云はく、「車中にては笏を持たず、ただ傍に置くべきものなり」

この漫画は、牛車の作法が間違ってたり、ストーリーが史実に反していたり、人名の読み方に誤りが
あったりと、「監修」をしているという本郷和人の考証が雑なことを再三指摘してきたわけだけど、
上記の引用にある通り、笏は牛車の中では持たないのが作法らしいぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!