昔つまらなく感じた本が長い年月を置いて再読するとメチャ面白かったということもあるかも(@_@;)

【読んだ本】

瑞佐富郎『さよなら、プロレス 伝説の23人のレスラー、その引退の〈真実〉と最後の〈言葉〉』
     (スタンダーズ・プレス,2020)

最初から読み始めて、「はじめに」に続き、〈阿修羅 原 「大切な人に大切な思いが伝わる。それが
生きていて、一番うれしい」〉、〈アントニオ猪木 「人は、歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた
時に、年老いて行くのだと思います」〉の2篇を読んだ(^^) 阿修羅原は名前しか知らなかったけど、
読んでみて、この本、名著かも、と思った( ̄◇ ̄;) 泣かせる内容で(泣かないけど)、この著者、
マジ巧いヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ アントニオ猪木のを読んでも、WWFヘビー級王座の問題とかメチャ感動的で
貰い泣きしそうになるし(泣かないけど)、読了後も余韻・・・猪木の話なのに・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
そーゆー泣けるような話はさておくとして、本書34頁によると、1976年6月26日の対アリ戦の後は、
「・・・『世界中に笑われたアリ─猪木』(日刊スポーツ)、『不快指数100でドロー なんだ!
アリ・猪木』(デイリースポーツ)、『世紀の上げ底ショー』(サンケイスポーツ/以上6月27日付
見出し)、そして、『世界中を怒らせているアリ─猪木戦』(日刊ゲンダイ/7月1日付見出し)
・・・」といった具合に「バッシングの嵐」だった由((;゚Д゚)ヒィィィ! で、本書36~37頁に(⌒~⌒)

    ・・・後年、猪木はある料理番組に出た。得意のリブ料理を自ら作り、ゲストに
    ご馳走する段になって。「昔、モハメッド・アリと異種格闘技戦をやりましてね……」
    と、唐突に思い出を語り始めた。/「終わった直後は、さんざんに非難された。
    ところが、後になって来ると、皆さん、『あれは凄い試合だった』『歴史に残る大死闘
    だった』と……」/そして、イタズラっぽく笑った。/「だから、今日の料理も、
    後から『今、思い返せば、あれは美味しかった』となるかもしれませんね(笑)」/・・・