この漫画家の最近の作品はどれも名作だけど、一冊読み終ると満足感とともにメチャ疲労感が(´ヘ`;)
中条省平も「吉田秋生の物語作りのあまりの緻密さに、ひとコマも軽く読み流すことはできません。」
と書いているわけだし、頭脳が疲れ切って身体までダルくなってしまったのも、宜なるかな(-ω-、)

【買った本&読んだ本】

吉田秋生『詩歌川百景①』(小学館flowers comics,2020)

楽天ブックスに新品650円を314ポイント使って336円で昨日10日注文して今日11日届いたウラー!(^o^)丿
9日の朝日新聞夕刊の「中条省平のマンガ時評」で取り上げられてるのを見て吃驚エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
ネット検索したら10月9日に発売されてたことが判り、翌10日早朝に注文した次第である(ノ_-;)トホホ…
本書は「第一話 町いちばんの美人」「第二話 帰らぬ人」「第三話 美女は野獣」「第四話 冬の花」
を収録で、早速読了(^o^)丿 出出しの「河鹿沢温泉」に前作『海街diary』(小学館flowers comics,
2007-2018)全9巻と関連することはすぐに解ったが、「190314読んだ本&買った本」に書いた通り、
〈昨年12月に『海街diary 9 行ってくる』を買った際に、「モチ名作も、登場人物がメチャ多い上に、
人間関係がチョー複雑だから(しかも、何人かは所蔵未読の吉田秋生『ラヴァーズ・キス』[同,Ⅰ=
1995、Ⅱ=1996]にも登場)、1巻から再読せにゃ(ノ_-;)ハア…」と書いた後、結局読んでない(-ω-、)〉
わけだが、本書の内容理解の上では問題は無かったかと(^_^;) 本書読了後に前掲・書評を読んだら、
『海街diary 9 行ってくる』所収の「番外編 通り雨のあとに」が、「この『詩歌川百景』の序章でも
あったのです」と評されてたので、ソレも読んだ(^^) 『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』では、すずは
「あいつらも大っキライっっ いっつもいうこときかないし 弟じゃないもん 知らないもんっっ!」と
酔っ払って口走ってたけど(^_^;) とまれ、前作に続き、本作も「群像ドラマ」(本書の帯)なので、
登場人物の血縁・姻戚・人間関係を頭に入れるのに骨が折れるため疲れちゃうのではないかと(^_^;)
「街」から「(山形の温泉)町」へと舞台は狭くなったのでキャラが増えないことを期待する一方、
色々と伏線も張られてるようだし、陰がありそうなキャラも何人かいるので続刊が愉しみ(〃'∇'〃)
ヒロインがメチャ美人に描かれてるけど(母親も美人)、『海街diary』では最初は美形だった佳乃が
巻が進むにつれ丸っこくなっちゃったし(『軽シン』ほどではない)、本書の続刊もチト心配(^_^;)