内藤陳『読まずに死ねるか! 冒険小説・面白本のおススメ・ガイド・エッセイ』(集英社,1983)なる
本ではないが、読みたい本が沢山あり過ぎて、このままでは死んでも死に切れぬo(-`д´- o)ガンバル!!

【昨日買った本&読んだ本】

柿本奨『日本古典評釈・全注釈叢書 蜻蛉日記全注釈 上巻』(角川書店,1966)
柿本奨『日本古典評釈・全注釈叢書 蜻蛉日記全注釈 下巻』(角川書店,1966)

Amazon出品者「hon1088」に「可」2257円(2000円+送料等257円)を4日注文し昨日6日に届いた(^^)
説明文は「中古品 - 可 - 上下2冊揃いです。昭和49年5版、ヤケ、函・月報付き、線引等なし」だが、
下巻が昭和51年6版だったし、問題はナシオン主権(^o^)丿 ビニールで包まれてレターパックプラスも
追跡番号が知らされなかった点は残念(^_^;) 同じく上・下巻セットの「良い」で信頼できる出品者
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-22 )がいたけど、お金が無いために
滅多に買わない「可」を今回は注文した次第であるよ(ノ;ω;)ノ ~┻┻ (/o\) ミドリン ナカナイデー!!

上村悦子(全訳注)『蜻蛉日記(下)』(講談社学術文庫,1978)巻末の「解説」は、作者について、

    ・・・歌人としてもすぐれていたが、どちらかと言うと作家としての才能の方が
    より豊かであると考えられる。/

と藤原道綱母の才能を歌人<作家と上村悦子は評するが、本書下巻巻末の「解説」は次の通り(@_@;)

    ・・・/この作者の本領は、散文よりも歌にあった。・・・

本書の記述を「・・・補訂した部分が少しある。」と「凡例」で記してる柿本奨(校注)『蜻蛉日記』
(角川文庫,1967)巻末の「解説」も次のように断じているオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

    ・・・/この作者は散文よりも歌に長じ、そのほうの自信が強かったようである。・・・

どちらが正しいのか(@_@;) 講談社学術文庫の古典作品の全訳注シリーズは、雨海博洋&岡山美樹の
『大和物語』(上巻読了)、高橋貢の『古本説話集』、品川和子の『土佐日記』はメチャ良かったし、
森本元子の『讃岐典侍日記』も良かったけど、桑原博史の『西行物語』や杉本圭三郎の『平家物語』
(四巻まで読了)はミスが散見されるなど不勉強、宮崎莊平の『紫式部日記』は紫式部を神格化して
メチャ偏った記述、阿部俊子の『伊勢物語』(第22段まで読了)は大昔のトンデモ注釈書に毒された
解釈など論外な内容だった・・・等々は拙ブログに記してきた通りであ~るオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)