外出自粛しSTAY HOMEしてた良い子には10万円に100円くらい色を付けてほしい(^。^;) GPSでパチ屋に
集まった連中を特定して奴等から強制徴収することで予算を確保オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ! 毎月25日は
芸術新潮の発売日だが、いつも1割引で購入してる書店は来月6日まで臨時休業(+_+) 同店は大学暦に
合わせて長期休業するので夏休み明け春休み明けに買うこともあったけど、非常事態宣言が解除されて
7日に開店・購入は期待できなさそう(´ヘ`;) 地元の別の書店でポイント使っての購入も考えたけど
入荷してるかどうかも判らないし(電話で訊くの面倒)、マスク一枚を無駄にしたくないし(-ω-、)
こーゆー時こそ例のマスクの出番だと思うのだが、ネット書き込みを見ると、東京都シガンシナ区は
配達前に回収されてしまったようだ(´・_・`) んなわけで、ネット書店に注文した次第C= (-。- ) フゥー

【読んだ本】

ブルース・ポリング(仙名紀訳)『だからスキャンダルは面白い』(文春文庫,1997)所蔵本

読了(^o^)丿 「訳者あとがき」によると、原著は127項目だけど、本書は抄訳で下記の61項目(@_@;)

    1 バイロン卿の「危険な情事」
      モテすぎる詩人が「激高した愛人」に書き送った絶縁状

    2 ヴィクトリア女王と妊娠誤認事件
      レディ・フローラへの女王の仕打ちに国民の怒りが爆発

    3 クリーヴランド街の醜聞
      同性愛事件のもみ消しに政府高官と新聞が怒りの猛抗議

    4 召喚された皇太子
      放蕩息子の皇太子と人妻の不倫に女王陛下は「世も末」

    5 米西戦争を〝演出〟した新聞王
      キューバでの戦争を煽ったハーストのあきれた「計算」

    6 オスカー・ワイルドの転落
      同性愛の愛人の父親を名誉毀損で訴え墓穴を掘る破目に

    7 ドレフュス大尉を救え!
      「われ弾劾す」大統領に抗議文を書いた文豪ゾラの勇気

    8 くたばれ、醜聞あばき
      暴露記事の氾濫にローズヴェルト大統領がマスコミ攻撃

    9 H・G・ウェルズの「黒い癖」
      「恥知らずのごろつき」と非難された空想的社会主義者

    10 シャンゼリゼ劇場、揺れる
      ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」初演でのできごと

    11 ロイド・ジョージの爵位乱売
      党の資金調達のために始めた「妙案」が政権の命取りに

    12 ティーポット・ドームの真実
      ウォーターゲート事件に匹敵するアメリカ政府の不名誉

    13 英国を揺るがせた色事牧師
      教区牧師の身でふしだらな行為をくりかえした男の末路

    14 ハリウッドを仰天させた不倫日記
      聖子顔負け! 人気女優が書き留めた日記のスゴイ中身

    15 グレアム・グリーンの筆禍騒ぎ
      シャーリー・テンプルの「大人の魅力」を書いたために

    16 あるヒトラー賛美者の告白
      イギリス国民の猛反撃にあったユニティ・ミトフォード

    17 ピルトダウン人ミステリー
      今世紀最大の化石捏造事件の謎に「タイムズ」紙が挑む

    18 スパイ、スパイまたスパイ
      イギリス政府を手玉にとった三人のケンブリッジ同期生

    19 「蛇に嚙まれたんです」
      セイロン首相など与党の命取りになった「不運な写真」

    20 「象牙の塔」の十年戦争
      「十代の学生と関係を持った」哲学教授解雇をめぐって

    21 ならず者のタンジール案内
      モロッコの港町は麻薬あり、男娼つきの安宿ありで……

    22 英政権を倒したコールガール
      大衆紙が独占掲載した迫真の「クリスティーンの告白」

    23 ミライの大虐殺
      全世界に衝撃を与えた米兵による南ベトナム村民皆殺し

    24 チャバキディック橋の悲劇
      「最後のケネディ」に大統領選出馬を断念させた致命傷

    25 「国家的な不名誉を争う訴訟」
      サリドマイドの被害者を救った英有力紙のキャンペーン

    26 アグニュー副大統領の辞任
      窮地の大統領の足を引っぱったナンバー2の「罪と罰」

    27 ダニエルー枢機卿の変死
      ナイトクラブ勤めの美女の部屋で長老はなぜ死亡したか

    28 録音テープは語る
      ニクソン失脚を招いたウォーターゲート事件の「証拠」

    29 オランダ版ロッキード事件
      ベルンハルト殿下の贈収賄容疑をめぐって国中が大騒ぎ

    30 「爆弾仕掛けの葉巻」工作
      CIAが企てたカストロ・キューバ首相暗殺計画の全貌

    31 JFKと女マフィア
      ケネディ大統領とエクスナー夫人を結びつけた黒い魔手

    32 茶番劇「ラヴェンダー・リスト」
      ウィルソン英首相の辞任に伴う叙爵者リストは是か非か

    33 第四の男
      戦後イギリス最大の二重スパイ、ブラント教授の鉄面皮

    34 ボカサ大統領の人食い事件
      「同僚を食べた」中央アフリカ共和国・皇帝の残虐非道

    35 ピュリツァー賞のためなら
      ジャネット・クックがでっち上げた「受賞作」全文掲載

    36 ゲーリー・ハートの失墜
      アメリカ大統領選の民主党有力候補はこうして脱落した

    37 レーガン政権最大の汚点
      中心人物が怒りの証言「イラン・コントラ事件の真相」

    38 マイ・フェア・ゲイ物語
      男娼との関係を告白して辞任に追い込まれた米下院議員

    39 芸者スキャンダル
      愛人とのトラブルが原因で職を辞した日本の首相第一号

    40 「税金を払うのは小者だけよ」
      脱税で禁固刑に服したニューヨークの女性「ホテル王」

    41 八〇年代最大の福音伝道ショー
      セックスと欲望にとりつかれたジム・バッカーの転落劇

    42 リクルート疑獄
      金融スキャンダルで有罪判決を受けた日本の有力財界人

    43 「ジャンクの帝王」の落日
      「涙の陳述」にもかかわらずミルケンに禁固十年の判決

    44 マンデラ夫人の光と影
      南アの「エヴァ・ペロン」は「イメルダ・マルコス」へ

    45 「靴」だけではなかった!
      ニューヨーク裁判で明らかになったイメルダの浪費ぶり

    46 天才馬の毛を染めるな
      豪州の競馬史上最悪「ファインコットン事件」のお粗末

    47 「おれがこの野郎を殺してやる」
      ロス最大の黒人騒動を引き起こしたLAPDの交信記録

    48 世界を巻き込んだ銀行不正事件
      BCCI経営破綻の陰で蠢いた政治家と著名人はだれだ

    49 スペンサー伯爵のとんだヤブヘビ
      昔の恋人との情事を大衆紙に売り込んだダイアナ妃の弟

    50 全米を騒然とさせたセクハラ裁判
      元部下から告発された最高裁判事の上院公聴会での弁明

    51 倒産させるには大きすぎる
      米国版「住専」の救済に九百五十億ドルが決まった理由

    52 世界が注目したレイプ裁判
      レイプ容疑で告訴されたJFKの甥が証言した「真実」

    53 テイルフックの「性の饗宴」
      米海軍シンポジウムでくりひろげられた傍若無人の乱行

    54 大統領は不倫がお好き
      夫妻そろってテレビ出演して弁明にこれつとめた六十分

    55 堕ちたチャンピオン
      十八歳の女性をレイプして年貢を納めた元ヘビー級王者

    56 世界で最も豪華な「塀の中」
      コロンビア人麻薬王の刑務所暮らしはまさにパラダイス

    57 セックスと嘘とビデオテープ
      ウディ・アレンとミア・ファローの「ねじれた心理劇」

    58 カミラゲート!
      チャールズ皇太子が愛人と「交わした」セクシーな会話

    59 「盗聴テープ」ダイアナ版
      「スクウィッジィ、愛してる、愛してる、愛してるよ」

    60 アタリ総裁はなぜ辞任したか
      ヤリ玉にあげられた欧州復興開発銀行創設者の公私混同

    61 イタリアを震撼させた政界汚職
      収監の屈辱に耐えられず大物実業家の自殺があいついで
 
この目次を見ると面白そうだから発売時に即購入したんだけど、不満が残る内容(^_^;) 本書は言わば
資料集で、事件当時の新聞・雑誌の記事、本人の手紙、報告書、書物・・・等々の全部あるいは一部
を転載し、著者による短~い解題が付されたもの(^_^;) 要は資料・記録に語らせるスタイルだけど、
訳注がほとんど無く、不親切で安直な翻訳かと(+_+) お蔭で下記の本を参照・併読する破目に(^_^;)
モチ海野弘に出てない話や情報もあるし、それなりに面白く、読んで無駄にはならなかったが(^_^;)

海野弘『スキャンダルの時代 人はなぜ覗きたがるのか』(集英社新書,2000)
海野弘『陰謀の世界史』(文春文庫,2006)
海野弘『スパイの世界史』(文春文庫,2007)
海野弘『ホモセクシュアルの世界史』(文春文庫,2008)
海野弘『スキャンダルの世界史』(文春文庫,2012)