騒いだり暴れたい連中を引き受けてくれてる渋谷区には感謝しないと(@_@;) 成人式も各地でやらずに
全員をどこかに集めて実施したなら、荒れた場合でも対処し易くなるのではないかと愚考する(@_@;)

【読んだ本】

藤岡忠美『紀貫之』(講談社学術文庫,2005)所蔵本

裏表紙めくった一番最後の頁の講談社学術文庫の新刊案内に本書について次の紹介文が( ̄◇ ̄;)エッ!?

    『土佐日記』の作者で、『古今和歌集』の代表的歌人、紀貫之。
    余情妖艶な風趣、彫琢された日本語、日本人の美意識を創出した
    平安朝文人の生涯を歌を鑑賞しつつ辿る。

慌てて、外してた表紙カヴァーの裏表紙側に書かれた内容紹介文も確認すると次の通りヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

    我が国最初の仮名文日記『土佐日記』の作者、また、『古今和歌集』の編者で、
    その代表的歌人、紀貫之。国風文化を隆盛に導いた平安期文人は、
    いかなる生涯を送り、日本文学史にどんな刻印を残したのだろうか。
    余情妖艶な風趣、花鳥風詠の和歌、彫琢された日本語。日記文学研究の第一人者が、
    先学の論考と著作を踏まえ、独自の視点から日本人の美意識誕生の秘密を解き明かす。

紀貫之が「余情妖艶な風趣」、「余情妖艶な風趣・・・の和歌」だと∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?

橋本不美男&有吉保&藤平春男(校注・訳)『新編日本古典文学全集87 歌論集』(小学館,2002)に
藤原定家の歌論書『近代秀歌』も収録されてて、その訳(藤平春男訳)の一部を引くC= (-。- ) フゥー

    ・・・/昔、紀貫之は、歌の趣向の立て方が巧妙で、声調の張りがずば抜けて優れ、
    詞の表す意味が明確で、したがって一首全体から趣向のおもしろみが感じられてくる、
    という歌いぶりを好んで、余情妖艶の歌風を捨てました。・・・

定家が「紀貫之は・・・余情妖艶の歌風を捨てました」と評した如く、余情が認められる歌もあれど
貫之の歌風が「余情妖艶」だなんて初耳((;゚Д゚)ヒィィィ! まだ読了前も藤岡忠美が「余情妖艶な風趣」
と貫之を本書で評してた記憶も無く、講談社の編集者は知ったかぶりしてテキトー書くなヾ(`◇´)ノ

いつも拝見するのを愉しみにしてる某ブログに出てきた「源媄子墓」(当該ブログは「原婦之墓」と
誤植)、誰だろうと調べたら、竹御所( ̄◇ ̄;) 苑子タンの『竹ノ御所鞠子』のイメージ強し(^_^;)
久しぶりに更新された某ブログ、「いいね」もチェック出来ないし、コメも書き込めないよ(´ヘ`;)