楽天ポイント加盟店ラッキーくじ、当たるのチョー久しぶりだったから、当選結果ページに変わる前に
間違えて閉じちゃって、当選結果通知メールも届かなかったけど、ちゃんと1p付与されてた(ノ_-;)ハア…
1pにも一喜一憂するほど生活が苦しいのさ(´;ω;`)ウッ… セニハラで、またコンディション「可」の
安値が付けられてる古本を注文したよ(´ヘ`;) それにしても、届くのがチト遅すぎるぞヾ(`◇´)ノ

【読んだ本】

杉本苑子『春風秋雨』(文春文庫,2001)所蔵本

随筆集、続けて「瞑想する哲人」「女性と生きがい」「回外剰筆」を読み、最後の一篇から引くよ(^^)

    作家は、だれしもそうであろうと思うけれど、一つ長編を書き終えるとにわかに、
    その素材への興味が薄らいでしまうものではないだろうか。/次に取りかかる素材……。
    関心は否応なくそちらへ向く。向かせねばならぬ。そのためにも前の〝世界〟を、
    気持の外へ押し出さなければならないわけである。/・・・/当然のことながら、
    しかし本になるのは書き終わったあとであり、人の目に触れるのはさらにそのあと……。
    作品について作者の立場から、発言など求められるのはその、もっとあとということになる。
    しかし作者自身の関心は、すでに次の素材に移ってしまっているので、
    出した本について訊かれてもなんとなく気持がズレて、やや大げさにいえば
    薄れかかった記憶の中にむりに引きもどされるに似た困惑と、違和感をおぼえる結果になる。
    満足できる作品が書けたなら、何か言う張り合いも起ころうけれど、そうでない場合は
    恥ずかしさが先に立つ。言いたいことは、作中で言ってしまったわけだし、
    もし言いたりないとすれば作品そのものが不完全なのであって、
    口を開けば弁明じみる恐れも生じる。取材や史料調べの苦心など、
    読者が問いたがるところだが、やはりこれもならべ立てれば
    今さらめいた自慢ととられやすい。/・・・

苑子タンが刊行直後に自作について語ってる文章はイヤイヤで、スカスカだったんだなヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

    ・・・/最近、この盲目の老作家を『滝沢馬琴』の表題で私は本にした。
    「構想、十年」などと広告にはうたってあったようだが、これはまあ、
    広告というものの常套的誇張で、実際には、つい締め切りのある原稿を先にし、
    中断と書きつぎのくり返しのうちに、いつのまにか十年たってしまった
    というにすぎない。/・・・

ほぼ完成して寝かせたままの「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」の原稿、「構想3年」か(^_^;)
映画だと「構想△△年」「製作△△年」という宣伝文句あるけど、小説なら「執筆△△年」だろ(^_^;)

・苑子タンの父親になりすました男が荻窪のバーに毎晩飲みに来て娘自慢をしていたという話(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-03

・直木賞受賞翌日に「Wさんみたいになる」と言われた苑子タン、「一作作家」の「Wさん」とは誰?

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-06

・寝る前には本を読むという苑子タンだが、歴史小説は読まなかった由∑( ̄ロ ̄|||)にゃんですと!?

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-12