このブログを御覧の皆様にも何か良いことがありますよーに(^o^)丿ヾ( ̄o ̄;)オイオイ読まなくていいの?
朝6時5分頃に新ポイントポン!で1000p当たった(^^) 浮かれてAmazonで古本を注文しちった(ノ_-;)ハア…
偲ぶんならモンキー・パンチ自身が監督した「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」を放映すべきかと(@_@;)

【読んだ本】

前坂俊之『ニッポン奇人伝』(現代教養文庫,1996)所蔵本

「第一章 作家は奇人変人なり」は、「永井荷風」に続いて「内田百閒」(^_^;) 昨日の「永井荷風」は
「昭和文壇の奇人ベストワンは多分、永井荷風であろう。」という書き出しだったが、「内田百閒」は
「荷風と並ぶ奇人作家が内田百閒である。」で始まる(^_^;) 徳川夢声とのエピソードが面白かったけど
メモるには長いし、「・・・漱石[←百閒が私淑してた]の鼻毛をひそかに収集し、自慢していた。」
話は流石に品が無いので、二つだけ原文ママで引いておく(^_^;)

    これまた高橋義孝の話。/ある時、百閒宅へ呼ばれてごちそうにあずかった。
    六時に来いといわれたので、六時五分前ぐらいにうかがうのが礼儀だろうと考えて、
    その通りに行くと、「そんなに早く来られては、こっちの手順が狂ってしまう」と
    しかられた。/それではと、次には六時五分過ぎにうかがうと「遅刻されては困る」と、
    文句を言う。/このクソジジイメ──、と、今度は六時カッキリに行ってやるぞと、
    六時にピッタリと門をたたいたら、「そんなにピシャリと来られては、
    ビックリするではありませんか」と小言を言われた。/一体、どうすりゃいいんだ。

    とにかく、すべてに百閒流儀が貫かれていた。例えば、タバコ好きの百閒宅には
    三種類の灰皿があった。一つは燃えさしのマッチ棒を捨てる灰皿、タバコの灰を
    落とす灰皿、吸い殻を捨てるものの三つである。これを間違えて、違う灰皿に捨てると、
    百閒は怒った。/タバコを吸う場合も、小さなピンセットを取り出して、
    ピース缶のフタを開けて、のぞき込んで「どれが、吸われたがっているかな」と
    しげしげ眺めて、一本をつまみ上げては吸っていた、という。/岡山出身の百閒は、
    地元の「大手まんじゅう」を天下第一等の美味と、折り紙をつけていた。
    百閒はこの大手まんじゅうを賞味する時もフタを開け、ズラリと並んでいる
    おマンジュウに向かって「気をつけ!」と号令をかける。/しばらくして「休め!」と
    声をかけてから、やおらその中の一つ、食べられたがっているのを探しだしては、
    つまんでいた。

みどり~ん♡ ワタシを買って♡(*'ε`*)チゥという感じで、あの古本、買われたがってた(〃'∇'〃)テヘペロ
それにしても、上記の逸話を読むと、戦争中に内田百閒が日本文学報国会への入会を拒否したという話
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-12 )も「相変らずの反骨ぶり」と
評するよりも、単なるへそ曲がりと捉えた方がしっくりする(^_^;)

・鉄じゃなくても内田百閒といえば『阿房列車』だけど、戸板康二『ちょっといい話』の愛読者たちも
 文藝春秋社の同書担当編集者も、お前ら、みーんな、「阿呆」だなヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-09-24

・やっぱり売れっ子になると、「マニア」を敵に回したくなくて、筆先が鈍っちゃうんだろうね(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-09-27