「グーテ・デ・ロワ」(ガトーフェスタハラダ)_φ( ̄^ ̄ )メモメモ ずっと探してたのにがっかり(-ω-、)
『百首通見』(集英社,1973)に「若干の補筆・改稿」し改題した安東次男の『百人一首』(新潮文庫,
1976)は所蔵・既読で、初学者向けとは思えぬも色々と参考になった一冊なり(^^) ちくま学芸文庫から
2002年に『百首通見』が出ていたことを知ってから探していたが、今日ブックオフで発見した( ̄◇ ̄;)
しかし、奥付は新潮社のが原本のような記述だったし、新潮文庫版を改訂・改題したなどの断り書きも
見当たらない上に、巻末に「解説」があるわけでもない(@_@;) 660円だったし、スルーした(´・_・`)
その帰りに脇道に入ると時々いる猫、その前に立ち止まるとニャアと寄って来たから愛でた(^^) 眉間と
鼻の間を親指で、残りの指で顎の下を撫でながら、左手でケータイを操作して撮るのは難しかった(^_^;)

【読んだ本】

森銑三『偉人暦(上)』(中公文庫,1996)所蔵本

芭蕉も影響を受け、西鶴も有力メンバーだった談林俳諧の指導者だった西山宗因の項から引く(⌒~⌒)

    天和二年三月二十八日、宗因、七十八歳を以て浪華に歿した。辞世として、
    「宗因はどこへと人の問ふならばちと用ありてあの世へといへ」というが
    伝えられているが、この歌は名前だけ代って、いろんな人に流用されている。
    恐らく宗因でもなくって、誰かの歌が転化したのであろう。

「160329昨日読んだ本」に、同歌が中西進『辞世のことば』(中公新書,1986)に出てないこと、wikiの
「山崎宗鑑」に「宗鑑はいづくへと人の問うならばちとようがありてあの世へといへ」が辞世とあって、
室町時代の人物が現代仮名遣いで変であることなど記してたけど、上記の最後の一文を見落としてた^_^;