明日は雪の予報だけど何か準備すべきことはあるかな(@_@;) 「180123読んだ本」には「昨日の大雪に
よる被害は玄関前に置いてるハナイカダの鉢の一部が根元からポキっ(;_;)」とあるが(´;ω;`)ウッ…
今年はハナイカダの開花を見逃さないようにしたいが「咲いたよ!」と喋ってくれればいいのに(^_^;)

【買った本】

清水好子『王朝の歌人6 和泉式部』(集英社,1985)

アマゾンに出品している「伯州堂書林【古物商許可取得済】【画像が添付されている場合はクリックで
拡大します】」から、257円+配送料等257円-ギフト券201円の313円で購入(^^) 発送が昨日書いた通り
メチャメチャ速かったけど、コンディションにも驚かされたぞ( ̄◇ ̄;) 「可」は注文しない主義だが、
添付されている画像(7,8枚ぐらいあったか)を何度見ても「可」とは思えなくて冒険してみたところ、
届いたのは「良い」と「非常に良い」の間ぐらいの状態だった∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!? 同ショップの
コンディション説明は次の通り(^^) 「コンディション: 中古品 - 可 - 1985年1刷。■古い本につき、
経年なりの使用感があります。読むには問題ない印象です。■本文:薄ヤケ・1個所の縁小折れ・一部
軽い開きグセなどあり。一通り確認した限りでは書き込みは見当たりません(わずかな見落としに
ついてはご容赦下さい)。また、ごく一部のページに微汚れがある場合があります。■カバー:薄ヤケ
・全体的な薄汚れ・上下縁と角の小スレなどあり。■表紙:薄ヤケなどあり。■天地小口:地に小書き
込みあり。他、ヤケ・小汚れなどあり。【商品は防水梱包後、ゆうメールまたはメール便にて48時間
以内に発送致します】【あくまでも中古品のため、amazonのコンディションガイドラインに基づく、
【可】【良】などのコンディションに応じた多少の使用感についてはご容赦下さい】【希少本の場合、
定価以上の価格になっている場合がございますが、ご理解のうえお買い求め下さい】【帯は、特に記述
が無い場合、原則付属していません】」、以上だけど、「地に小書き込みあり」はよく気付いたな(゚ロ゚;)

【読んだ本】

佐伯梅友&村上治&小松登美『和泉式部集全釈 正集篇』(笠間書院,2012)

読まれなくても、『和泉式部日記』冒頭の話C= (-。- ) フゥー 和泉式部タンが愛した為尊親王(弾正宮)
が亡くなって一年近くが経ち、亡くなった時と同じ夏を迎えると、亡き宮に仕えてた小舎人童が現れて、
弟の敦道親王(帥宮)に今は仕えており、敦道親王からとして橘の枝を渡される和泉式部タン( ̄◇ ̄;)

モチ「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(久曾神昇[全訳注]『古今和歌集(一)』
[講談社学術文庫,1979]による歌意は、「五月をまって咲いた橘の花の香をかぐと、昔したしくした
あの人の袖の香がして、なつかしく思われることであるよ。」)を踏まえて、「昔の人」=亡くなった
為尊親王のことを一緒に偲びましょう、という敦道親王のメッセージが込められた、橘の枝である(^^)

和泉式部タンも理解できたから、「昔の人の」と呟いて、『千載和歌集』や『定家八代抄』に選ばれた
「薫る香によそふるよりはほととぎす聞かばや同じ声やしたると」を詠み、小舎人童に託した(〃'∇'〃)

もし、その場に居たのが性格の悪~いブラック和泉式部タンだったら、次の歌を詠んだかもv( ̄∇ ̄)ニヤッ

    薫る香は そながらそれに あらぬかな 花橘は 名のみなりけり

この『和泉式部集』正集に入っている歌を、本書704頁は次のように訳しているψ(*`ー´)ψヶヶヶ...

    薫って来るこのにほひは確かに「昔の人の袖の香ぞする」といはれた花橘の香なのに、
    ちっともわたしの昔の恋人の袖の香に似てはゐないわ。こんな花橘、花橘といっても
    評判だふれだっていふことが、今、わかりましたわ。

もしも、この歌だったら、敦道親王との恋が始まることは無かっただろうねオホホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)