結局何度まで上がったか知らんけど20度近かったのはたしかで、これで明日もし冷え込んだら死ぬ(+_+)
既に頭が痛いんですけど(´ヘ`;) シモヤケで指が膨れてしまい手袋を脱ぐのに一苦労である(ノ_-;)ハア…

【読んだ本】

佐藤進一『日本の歴史9 南北朝の動乱』(中公文庫,2005改版)所蔵本

単行本は1965年に出た名著の中の名著だが、前からヘンに思っていたことを指摘しておくC= (-。- ) フゥー

    尊氏の挙兵の動機を説明するばあいによく引用されるのはつぎのような話である。
    足利氏の先祖源義家の置文(一種の遺書)に「われ七代の孫に生まれ代わりて
    天下を取るべし」とあって、義家から七代めは足利家時に当たるが、家時は
    とうてい天下を取れる時期でないことを知って、「わが命を縮めて、三代のうちに
    天下をとらしめ給え」と八幡大菩薩に祈願し、置文を書きのこして自害した、
    というのである。家時は尊氏の祖父、つまり家時から三代めは尊氏である。

この源義家から足利尊氏までは次のような系図となり、それぞれは全て親子関係である( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    源義家─義国─足利義康─義兼─義氏─泰氏─頼氏─家時─貞氏─尊氏

本書が言う「義家から七代めは足利家時に当たる」とは、源義家をカウントせずに義国を一代めとして
②義康→③義兼→④義氏→⑤泰氏→⑥頼氏→⑦家時と数えていくやり方であって、全く問題は無い(^^)

だけど、「家時から三代めは尊氏である」は、同じ数え方で家時を数に入れずに貞氏を一代めとすると、
①貞氏→②尊氏となるはずでヘン(@_@;) 「家時から三代めは」尊氏ではなく尊氏の子の義詮だろ^_^;

・本書を読んで初めて亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』
 (中公新書,2017)の良さも欠点も解るわけで本書を読まずに『観応の擾乱』絶賛する輩はアホ(-"-)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-11-22

【買った本】

秋山虔『王朝の歌人5 伊勢』(集英社,1985)

駿河屋で200円だったが、「送料」とは別に「通販手数料」を取るようになったし(216円)、また発送
は早くなったけど、Amazonや楽天市場に「良い」で出品してるくせにヤケが酷くてほとんど「可」(-"-)

・ウダダが譲位した際に伊勢タンが弘徽殿に書きつけた歌とソレに対するウダダの返歌について(⌒~⌒)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-07
 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-08
 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-09

昔は凄かったが・・・でも、井川慶よりはマシ(^_^;) 成瀬獲得はともかく、今季のオリは期待できる(^^)