この寒さでT-fal電気ケトルで淹れたカフェオレが間を置かずに飲めてしまうことよ((;゚Д゚)ヒィィィィィ!
都心では既に初雪が観測された由、我が東京都シガンシナ区も今夜は雪の予報なりよヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

【読んだ本】

戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』(文春文庫,1994)所蔵本

    倉本聰の北海道富良野でのシナリオ塾の若者が、廃坑になって人のもういない町にゆき、
    長屋にはいってみたら、一枚のメモが落ちている。女の子の手蹟で、
    「お父さん、お疲れ様。冷蔵庫にチャーハンが入っています」と書いてあった。

自作自演じゃない?という声が上がるのが最近の風潮だが、余情があって、しんみりとさせる(-ω-、)

読了前だけど、現時点での小生が選ぶ本書の〈ちょっといい話〉ベスト3は次の3つに決定v( ̄∇ ̄)ニヤッ

    水木洋子がNHKのテレビドラマ脚本賞を受けた時、好きな時計をえらべといわれ、・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13

    ・・・新派の大矢市次郎は、大正三年から六年まで陸軍の輜重隊に入隊していた。/・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-24

    東千代之介は、長唄の演奏家の子なので、三味線は達者である。ある時、三味線を持って・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-11-25

小生が本書から選ぶ〈ちょっといい話〉の第4位と第5位は次の二つだけど、あくまで順位は暫定(^_^;)

    西條八十の「かなりや」が碑になって上野の不忍池のほとりにある。これは大正十二年・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-26

    江戸家猫八は、むかし松竹映画のスターだった細川俊夫から競歩を教わって、毎日かなり・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-01-02

ところで、『ちょっといい話』(文春文庫,1982)からは挙げてない理由は、小生がジーンと来るような
〈ちょっといい話〉が無いからにすぎない(-ω-、) 戸板康二と小生とは感性が違うからねぇ(´ヘ`;)
紀田順一郎『にっぽん快人物烈伝』(旺文社文庫,1985)が紹介してた「近代落語の祖」の三遊亭円朝の
次の逸話(180923読んだ本)は、戸板康二も同書で紹介してたけど、興味・関心が小生と違う(´・_・`)

    彼の『塩原多助』を五代目菊五郎が演ずることになったとき、初日を見に行った彼は
    黒馬[あお]の別れを見て、「いま一息だな」とつぶやいた。五代目がその理由を訊ねると、
    「私だったら『これ、あおよ』と顔を見たのち、動物だから話してもわかるまいと、
    馬の顔から目をはなして、あとのセリフを独りごとのようにいう。そのうち手綱を
    もった手に、温かいしずくが落ちるのに気がついて、両手で手綱をもってしっかりと
    馬と向きあい、『あおよ、われ泣いているだな』と、人間にものをいうようにする」/
    五代目は、翌日からそのように演技を改めた。

    三遊亭円朝が、五代目菊五郎の塩原多助を見ていると、馬の別れで、はじめから
    青という愛馬を見ながら、セリフをいっているので、「余計なことですが、
    馬に話しかけてもわからないというつもりで、正面を向いて、独り言のように、
    しゃべっているうち、ふと馬の涙に気がつき、それから、馬の顔を見たほうが、
    よくはありませんか」といった。/菊五郎が喜んで、助言通りにした。/
    菊五郎がその時、円朝にいった。「師匠は、みんな一人でできるからいいね」

【買った本】

有吉保『王朝の歌人8 西行』(集英社,1985)

もったいない本舗楽天市場店で299円「良い」を3p使って296円で(^_^;) 相応にヤケてるけどOK(^_^;)

新しいDVDプレイヤーを買えということなのか(´ヘ`;) 滅入ることばかりでテンション低いよ(-ω-、)