朝日朝刊の全面広告「来ました、ふくしま。中田英寿 福島を旅する #04」は、いわゆる会津さざえ堂
の堂内を上っている中田英寿を前から撮ったドデカ~い写真が使われていて、「・・・西国三十三観音
※2を祀る観音堂として建立したもの。お堂を一巡すれば、西国巡礼に等しいご利益があると信じられ
ていたという。」云々という説明文には、「※2 ・・・西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、
現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされる。」と注記が(@_@;) 気になったのは、
中田英寿がデニム(?)のパンツの前ポケットに両手を突っ込んでることヒィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ そのポーズが
カッコいいと判断したカメラマンの要求かもしれないし、同広告の関係者もOK出したんだろうけど、
こんな不敬な態度でも中田英寿の「現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できる」のかな(@_@)

つい昨夜は「芸能生活35周年特別企画 船越英一郎殺人事件」、ながら視聴しちゃった(-ω-、) 漫画の
『ONE PIECE』は興味ないけど、今夜のアニメ「ワンピース エピソードオブ空島」の話は好き(´ヘ`;)

【読んだ本】

小山慶太『道楽科学者列伝~近代西欧科学の原風景』(中公新書,1997)所蔵本

25日は芸術新潮の発売日も本屋が休みで期待を裏切・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;んな、奇特な人いねーだろ!
この暑さに付箋を貼り貼り本を読むことは出来ず、既に貼りまくってある本書を再読することに^_^;

So-netブログ「学問」ランキング4位(数学とアニソンのブログ)が同2位の最新記事を名指しで批判
してて、ソレは日本史を解説したブログなんだけど、他の記事も覗いたら・・・∑( ̄ロ ̄|||)ナニコレ!?

本書の「序章 道楽としての学問」は、「職業としての学問」となる以前のディレッタントの時代を
チョー解り易く書いてて、村上陽一郎『文明のなかの科学』(青土社,1994)、同『科学者とは何か』
(新潮選書,1994)、成定薫『科学と社会のインターフェイス』(平凡社自然叢書,1994)を本棚の奥
から出しちゃったよ(^_^;) なーんて、お堅~い書評ブログじゃねーし、本書から愉しい話をね(^_^;)

「6章 動物学者になった銀行家の跡取り~ウォルター・ロスチャイルド(一八六八~一九三七)」、
ロンドン・ロスチャイルド家のウォルターは動物の魅力に取り憑かれたばかりに廃嫡となるけど、

    ・・・ウォルターには動物にまつわる奇行がいくつも知られている。その最たるものは、
    野生のシマウマの調教であろう。/博物館の標本だけでなく、生きた動物もウォルターは
    世界各地から取り寄せ、トリング・パークで飼育していた。その中に、一八九四年に
    送られてきたシマウマがいたのであるが、彼は人に決してなつかないことで知られる
    この野生動物を訓練し、馬車を引かせるまでにしたのである。そしてある日、
    三頭のシマウマと一頭のポニーから成る馬車を自ら御して、バッキンガム宮殿の前庭に
    乗り着けるという芸当をやってのけた。それは、どこのサーカス団も思いつかなかった
    ような離れ業である。/シマウマは〝御主人様〟以外の人間の言うことは絶対に
    きかなかったというから、ウォルターには動物の心を読み取り、意思の疎通をはかれる
    特殊な才能があったのかもしれない。彼の体型からしても、「ドリトル先生」を彷彿と
    させるような逸話である。

駅前は35度あったし日中2階は34度もあったから、就寝時間までには28度ぐらいには下げたい(-ω-、)

[追記180826]

wikiの「栄螺堂」の項に、「堂内は螺旋構造の回廊となっており、順路に沿って三十三観音や百観音
などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっている。」とあるように、中田英寿は
まさに「巡礼」中なわけなのだよ(-"-) ただ、写真の中田英寿の右手側の堂の中心部に観音像が順に
「配置」されていたはずだけど、同項の「会津さざえ堂」の説明にも「[建立]当時は阿弥陀如来を
本尊とし、斜路には三十三観音像が安置されていたという。」とあるように現在は観音像は無いから
(修論の参考に見学した際も各観音像の説明板しかなかった気が)不敬じゃないということか(-ω-、)