途中から読み出したら興味深い内容なので毎回の更新を愉しみにしてた某So-netブログ、ブログ主が
転職して終了したけど、新しく立ち上げたソネブロを引き続き愛読(^^) 記事末尾に「頑張りますので
応援よろしくお願いいたします。」と毎回あるが、nice!もコメも受け付けてないし、「読者になる
(RSSに登録)」や「ブログを紹介する」も無いので、どうやって「応援」すればいいのかな(@_@;)
台風接近で朝からシトシト降っていて網戸全開にしておくとエアコンをガンガンかけてる感(⌒~⌒)
いつも通り水分補給してたら汗ダラダラの代りにトイレ回数増ということは・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;汚い!

【読んだ本】

滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語~ナマズの意地』(プレジデント社,2008)

えくりぷす様が「180727読んだ本&買った本」のコメ欄で教えて下さった本(〃'∇'〃) 2012年に出た
祥伝社黄金文庫版をブックオフで探したんだけど無かったので、図書館で借りて、へぇ~!へぇ~!
と思いながら読んでるとこ(⌒~⌒) 3日もあれば読めそうなのに、この猛暑で、まだ半分ほど(^_^;)

個人的には面白い本なんだけど、132頁に気になる記述があったので、取り上げておくC= (-。- ) フゥー

    日暮修一のイラストが『ビッグコミック』の表紙を飾るようになるのは創刊から
    2年半後の1970年10月25日号から。記念すべき表紙のモデル第1号は
    佐藤栄作元総理大臣だった。月桂冠を頭にいただき、古代ギリシャの賢人のような
    白装束に身を包んだ佐藤栄作と、白装束の裾を引っぱる何者かの手が描かれている。

佐藤栄作(「佐藤栄作総理大臣」「当時の佐藤栄作総理大臣」の方が正確)の顔を知らずとも、この
文章を読めば、ビッグコミック1970年10月25日号の表紙イラストがどんなものか大体イメージできる
だろう(@_@) だが、この説明では、この表紙イラストが何を意味してるのか、日暮修一が何を描こう
としたのかが伝わらないだろうね(ノ_-;)ハア… てゆーか、そもそも滝田誠一郎は、この表紙イラストの
主題が理解できてない可能性が高いかと(-ω-、) 本書巻頭のカラー口絵には、当該号の表紙の写真も
載ってるけど、小さすぎて、この表紙イラストを読み解く上で重要なディテールが分かりづらいので、
もし興味がある方は「ビッグコミック 表紙 佐藤栄作」で画像検索して閲覧できる画像で確認しつつ、
以下をお読み頂ければ幸甚(^o^)丿 この表紙イラストを小生なら次のように説明する( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    ・・・記念すべき表紙のモデル第1号は佐藤栄作総理大臣だった。10月29日の
    自民党総裁選での4選も確実視されていたため(現に三木武夫に圧勝して4選)、
    古代ローマで着用された1枚布の上着トガに身を包み、ローマ皇帝の象徴である
    月桂冠を頭に被り、左手を前に突き出し親指だけ曲げ4本の指を立てているのは、
    4選の勝利宣言か。佐藤の着ているトガを引っ張ろうとする腕も描かれているが、
    既に3期6年の長期政権に厭きていた国民の声を表わしているのかもしれない。

「古代ギリシャの賢人」じゃなくローマ帝国の皇帝として描いたんだよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!

滝田誠一郎の説明では表紙イラストがどんな感じかは伝わるだろうが、肝心な主題が伝わらない上に、
むしろ間違った理解を撒き散らしてる(+_+) この種の無知・不勉強は名画の説明でも見掛けるぞ(-"-)

午後には止んで曇ってるけど少しだけ蒸し暑い感が再び(ノ_-;)ハア… 先月分の新聞も整理せにゃ(+_+)