「アラート:あなたのアカウントは閉鎖されます。」という「Amazon」を名乗るメールが今日4通も(^_^;)
せめて1通だけなら、誤信して開いたかもしれないけど(^_^;) 昨夜は熱帯夜っぽかったし、ついに比較的
涼しい1階書斎のデスク上のチョコが暑さで柔らかくなってきたよヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ ヤバいかも(´ヘ`;)

【読んだ本】

紀田順一郎『にっぽん快人物烈伝』(旺文社文庫,1985)所蔵本

「作家・評論家・ジャーナリスト」の13人目は、「ヘソ曲がりの庶民作家」として、山本周五郎(^_^;)

    周五郎は[正則]英語学校の出身のせいか、日常会話によく英語をまじえた。/「人間は
    シャイネス(はにかみ)なのが好きだ」/「そうパージャリー(うそ)を並べるな」/
    「このワイン、ちょっとテースト(味わう)してごらん。酒をよくチョイス(選ぶ)し
    なければいけませんよ」/正確な英語を使いたがり、コップなどもタンブラーと称した。
    あるとき待合にあがって「タンブラーをくれ」といったら、なかなか持ってこない。
    仲居に「どうした」と催促すると、「いま下で切っております」

仲居さんは何と受け取ったのかしら(@_@) 当時、山本周五郎もルー大柴と同じ扱いだったりして(^_^;)

    ある編集者が原稿料をもって彼のもとを訪れ、「今度の作品はつまりませんでしたね」と
    いった。周五郎は大いに怒り、「つまらなかったら原稿料は返す」と叫んだ。編集者が
    「載せちゃったから」と押し戻すと、「それでは燃しちゃおう」といってマッチで火をつけ、
    灰にしてしまった。かたわらにいたもう一人の編集者が「それは日本銀行にもっていけば、
    新しい札に交換してくれる」といったところ、周五郎はまたもや腹をたてて、灰を火箸で
    かきまわしてしまった。

笑える話だけど、天下の山本周五郎に対し、その作品がつまんないと言った編集者が凄いヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

といっても、山本周五郎作品は、一つも読んだことないはずだし、一冊も持ってないはずだけどね(^_^;)
断言できないところが情けないけど、とりあえず『樅ノ木は残った』ぐらいは読むべきなのかしら(@_@)

福田千鶴『御家騒動~大名家を揺るがした権力闘争』(中公新書,2005)でも引きますか C= (-。- ) フゥー

    伊達騒動は三大御家騒動の一つとして有名だが、内容的には三段階がある。第一は、
    万治三年(一六六〇)に主君綱宗が強制隠居されられた事件。第二は寛文十一年
    (一六七一)の酒井忠清邸における原田甲斐の刃傷事件。これは別名、寛文事件とも
    いわれ、一般に伊達騒動といえばこの事件をさし、山本周五郎の長編『樅ノ木は残った』
    (一九五八年)など、小説や映画、劇画などの題材となっている。第三は、元禄十年
    (一六九七)の主君綱村の隠居事件である。

海音寺潮五郎ファンなので、同『列藩騒動録(上)』(講談社文庫,1976→2007新装版→2016レジェンド
歴史時代小説)からも、引いときましょうかね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    昭和四十五年度のNHKの連続テレビ劇「樅ノ木は残った」によって、新しく伊達騒動が、
    人々の心理にクローズアップされた。劇は、この事件を江戸幕府の伝統的方針であった
    外様大名取潰し策によって解釈しているが、幕府のこの政策はこの一時代前までのことで、
    この時代にはもう考えられないことである。

この時期恒例の官報のコピーに図書館へ行ってきたけど珍しくブックオフには寄らず、電車で往復(^_^;)