味の素AGFの社員に萩原重秀の霊が憑依したか(-"-) 幕府の勘定吟味役として質を落とした金銀を
発行した「元禄の改鋳」によって、物価を騰貴させ、通貨制度の混乱を惹き起した悪人が、現代の
食品メーカーにも居るようだな(-"-) 「ブレンディ カフェラトリー スティック 濃厚キャラメル
マキアート 7本入」のパッケージ(箱)が小型化し、同社の商品サイトには「新パッケージ」としか
記されてなく、スティック1本(1杯分)当たり11gとあるが、従来品では12gだったという事実は
サイトのどこにも出てない(゚ロ゚;) 問題なのは、パッケージに記載されてる「おいしい飲み方」で、
ホットは「お湯(160ml)」、アイスは「お湯をいつもの半分(80ml)」+「氷を4~5個」とあり、
お湯(+氷)の分量が従来品のパッケージと全く同じ点∑( ̄ロ ̄|||)ナンデスト!? この飲み方だと、
従来品より味が薄くなるはずで、消費者の舌&目を見縊ってんだろヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!
・・・と「171101読んだ本&買った本」に書いた(-"-) 「ブレンディ カフェラトリー スティック
濃厚ビターカフェラテ 18本」を今日スーパーで買おうとしたら、パッケージが2種類あって、同じ
値段が付いてたけど、一方は1杯分が9gなのに、もう一方は8gだったヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!

「日記・雑感」「本」「趣味・カルチャー」「アート」「コミック」「学問」「アニメ」「グルメ・
料理」「blog」に続き、今日は「ショッピング」にアップ(〃'∇'〃) 全テーマ制覇も近し(⌒~⌒)v

【読んだ本】

江崎俊平『名城伝説』(社会思想社教養文庫,1983)所蔵本

hanamura様のブログ「恐怖!縞猫の襲撃2」の「発掘!駿府城址」という記事に、次のような記述が
あったんだよね( ⇒ http://hanamura-t.blog.so-net.ne.jp/2018-01-12 )(⌒~⌒)ニヤニヤ

    静岡市の民話(昔話)に、お城の屋根が、あまりにもピカピカで、
    駿河湾の魚が迷惑した・・・。という話がありますが、あの昔話って、
    本当の話だったのですね!

どこか既視感あったので、本棚を探すと、海音寺潮五郎『加藤清正(下)』(文春文庫,1986)に(^^)

    数日後、不思議なことを、家臣の一人が聞きこんで来た。[江戸の]肥後邸の
    長屋門の矢倉にのせた五匹の黄金の犀[さい]に朝日が反射し、その照りかえしが
    品川の海に映じ、魚類が恐れて寄りつかなくなったため、漁民らが困っているという
    噂である。徳川家に願い出て撤去してもらおうと相談し合っているともいう。

勿論、この作品は歴史小説だから、フィクションの可能性はあるけど、実際に存在した伝承に基づいた
叙述である可能性、あるいは加藤清正とは全く関係の無い他の伝承を加藤清正の江戸の屋敷の話に転用
して叙述した可能性もある(@_@) なにしろ歴史小説の大家だった海音寺潮五郎の作品だからねぇ(^_^;)

たまたま本書の「名古屋城と金の鯱」を読んでたら、次の一節があったよ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?

    築城当時の金鯱は、慶長金が用いられたので、相当に純度の高いもので、
    南方一里を通る東海道や、七里の渡しの舟人たちにも碧空にさんぜんたる
    輝きをみせる金鯱が望まれた。熱田の浜に魚が寄らなくなったのは、
    北方の金鯱が光っているからだという伝説さえ生まれたほどであった。
    黄金へのあこがれが生んだ伝説である。

どうやら、どこが起源か不明だけど、原話となる伝説・伝承がテンプレートとしてあったみたい(^_^;)

手元のお城関係の本3冊ほどで、駿府城と名古屋城の項を読んでみたけど、この話は載ってなかったし、
井上章一『名古屋と金シャチ』(NTT出版,2005)も、一応ざっと読んでみたけど、出てなかったね^_^;
海の近くと黄金ということから、アノ男のアノ城のことを思い付き、山室恭子『黄金太閤~夢を演じた
天下びと』(中公新書,1992)や岡本良一『大坂城』(岩波新書,1970)もチェックしたけど無駄骨^_^;

さて、引用した本書の記述は続けて、「しかし、江戸中期以降三度の改鋳によって、金の質は低下し、
黄金色はにぶり、そのうえ鳥よけの金網がさびていたから、想像するような黄金の輝きはなかった。」
と記しているんだけどさ、今回の記事の冒頭の枕話と巧~く繋がってしまいましたよ\(^o^)/

山1つ越えたとこの本屋にお目当ての雑誌があったから更に山を越えて街まで出ずに済んだ(ノ_-;)フゥ…