時間の経つのが速く感じるのは、年を取った証拠なんだろうけどさ、時間が足りなすぎるよ(ノ_-;)ハア…
連日6時間も寝てないし別に遊んでるわけでもないのに、部屋の片付けに取り掛かる時間がない(-ω-、)
今日済んだ用事は、年賀状の当せん番号をチェックしたことと、爪を切ったことぐらい(´;ω;`)ウッ…

【読んだ本】

杉本苑子『西国巡拝記』(中公文庫,1980)所蔵本

最近このブログは色々な本を取り上げてはいるけど、和歌に関する記述の誤りを指摘しては著者に対し
「ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!」を浴びせるワンパターンで、「けふもバカチン あすもバカチン」
状態だね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ つい先日まで「けふもすぎもと あすもすぎもと」だったのにC= (-。- ) フゥー
年賀状の当せん番号チェックの結果を踏まえ、少しは運気を呼ぼうと、2/12以来の西国三十三ヵ所巡り
を再開することにしたよ(-ω-、) ちなみに、「第十三番 石山寺」には、

    石段を登りつめたとっつきの小祠は、西国札所の観音像の、小型の模刻を一字の内に
    あつめたお堂で、ここにさえ参れば、三十三ヵ所歩かなくても同様の利益を得られる
    という忙しい人間にはすこぶる重宝な存在である。

とあったけど、それよりも、西国三十三ヵ所を巡礼した杉本苑子の本書を読了しさえすれば、同様に
三十三ヵ所全てを巡拝したつもりになれるという裏技なのである(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )んな、アホな!

とまれ、「第二十四番 中山寺」を読んだ(^^) 「安産、子育てを標榜」し、「にぎやかな寺」の由(^^)
寺伝によれば「聖徳太子が草創した古刹」だが、「多田源氏との結びつきが深い。」ということで、

    [多田蔵人]行綱の妻の不信心を、本尊の十一面観世音が戒めたと伝説にある
    〝鐘の緒〟も、いまなお保存されてい、安産の腹帯として女人の信仰があつい。/
    中山寺と、安産子育ての信仰につながりが生まれたのは、どうもこの、行綱の妻の話
    あたりかららしく、豊臣秀吉は当山に祈誓し、淀君の腹に秀頼をもうけたと言われて
    いるし、孝明天皇の妃中山一位ノ局も懐妊中、中山寺の腹帯をうけて明治帝を安産した
    と伝えられている。

ちなみに、御本尊の「十一面観音は秘仏だが、古代インドのアユジャ国王妃、シュリーマーラー夫人
(勝鬘夫人)をモデルにしたといわれているだけあって、異国的な、ひじょうに特異な立像である。
だいいちに御相好が変っている。観音さまというより不動さまに近い。」由、気になるね( ̄◇ ̄;)

この一篇、非常に長くて、「こぼれ梅」「石の唐戸」「聖徳太子の、木像」「卜部左近の墓」などの
キーワードをメモっておきますかね_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 苑子タンが「特筆に値する見ものが一つある。」
として紹介しているのが「石の唐戸」で、「仲哀天皇の妃、大仲津媛のおくつきと言われ」ている由、

    天皇と大仲津媛はいとこ同士のあいだがらで、香坂王子、忍熊王子をもうけていたが、
    のち、天皇は丹波ノ主[おみ]家から息長足娘(神功皇后)を迎えてきさきとした。/
    丹波ノ主家というのは、新羅人の血を濃く享けている大族である。当時、朝廷の内部には、
    朝鮮半島の動乱に乗じて新羅をかすめ、武器や人的資源を掠奪しようとの計画が
    すすめられていた。

常時SSL化のお知らせ、「修正」されたけど、結局、画像のリンクのみ「https」に修正しろ、と(^_^;)