メールにポイント進呈と記されてると開いちゃうけど最近リボ払いの勧誘ばかりオリャ!!(ノ`△´)ノ ┫:・'
今月カードで本を買いまくったから当然だけど、もしかして支払い能力を疑われてるとか∑( ̄ロ ̄|||)

【買った本&読んだ本】

左近隆『そよかぜ若殿』(春陽文庫,1994)

著者も作品も知らぬ279円「良い」(´・_・`) 表紙の装画が堂昌一ゆえのジャケ買い(〃'∇'〃)テヘペロ

江崎俊平『浪人三国志』(春陽文庫,1996)

作品は知らぬ198円「非常に良い」をポイント払い(^_^;) 堂昌一ゆえジャケ買いもイマイチ(´・_・`)

滝沢貞夫編『新古今集総索引』(明治書院,1970)

コンディション「可」だけど背に腹で注文したら、函は「良い」&本は「非常に良い」でも通用する
状態のが届いたよ(〃'∇'〃) 「浅見書店 毎日発送しています。」で、372円をギフト券払いだけど、
梱包がクッション材などを全く用いない単なるペラペラのビニール封筒なのが唯一の難点かな(^_^;)
それにしても、こんなのまで買い求めるようになるとは、もはや趣味の域を超えてる気が(ノ_-;)ハア…

例えば、深沢眞二&深沢了子編『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 秋冬編』(三弥井古典文庫,2016)に、

    じつは、「枯野」は歌言葉としてはそれほど作例のあった語ではなくて、
    西行が好んで使い始めた語であった。

という記述があることは先日紹介(^^) 新古今集の撰集が始まるずっと前に亡くなった西行だけど、
新古今時代の歌人からの評価が高かったこともあり、その歌は新古今集に一番入集しているよ(^^)v
となるとだよ、同書の記述を信じるなら、新古今集には「枯野」という語句が頻出かもね(〃'∇'〃)

手元にある新古今集の各注釈書で調べると、窪田空穂『完本新古今和歌集評釈』(東京堂出版,1965)
第三巻、久保田淳(校注)『新潮日本古典集成 新古今和歌集』(新潮社,1979)下巻、田中裕&赤瀬
信吾(校注)『新 日本古典文学大系11 新古今和歌集』(岩波書店,1992)、峯村文人(校注・訳)
『新編 日本古典文学全集 43 新古今和歌集』(小学館,1995)、久保田淳(訳注)『新古今和歌集』
(角川ソフィア文庫,2007)下巻、これらに付いている索引は初句索引だから、歌の冒頭に「枯野」
という語句を用いてるのが有るか無いかしか分からず、しかも、引いたけど出てなかった(ノ_-;)ハア…

石田吉貞『新古今和歌集全註解』(有精堂出版,1960)の索引は初句(第一句)&下句(第四句)を、
久保田淳『新古今和歌集全注釈 六』(角川学芸出版,2012)の索引は「各句索引」だから、引くと、

    朽ちもせぬ その名ばかりを とどめ置きて 枯野のすすき 形見とぞ見る

という先日取り上げた西行の歌(歌番号793)が、ともにヒットするんだけどさ、各句の冒頭以外で
「枯野」という言葉が使われている歌が有るか無いかについては全くのお手上げなんだよね(-ω-、)

そこで、本書の出番なのさv( ̄∇ ̄)ニヤッ 本書の「歌語索引」を引いてみると、

               かれの(枯野) 七九三

なーんだ、西行の上記歌しかないんじゃん(^_^;) 違う語句で試せば、本書の有難味も伝わったのに^_^;

ネットで検索すれば判りそうなことかもしらんけど、殻刑に服するみどりんゆえ、本の方が便利(^_^;)

ズキズキじゃないけど頭が痛い(+_+) でも、そんなこと言ってられないからねo(-`д´- o)マケナイヨ!!