心配性だから、元日のセールまで売れ残ってるか確認しにブックオフへ行ってしまったよ(´・_・`)
この調子じゃ元日まで毎日通いそうとニヤニヤしてたら、無くなってたヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 先週金曜は
あった、てゆーか、GWから売れ残ってたのに(T_T) 「170505読んだ本&買った本」に「・・・
講談社学術文庫に新品みたいな『古本説話集』の上下巻があり、思わず手に取ってしまった^_^;
上巻が歌人に関する説話でメチャ読みたいし欲しいと思ったけど、仏教説話を収めた下巻は全く
興味がないのに、その巻末に索引と解説が(+_+) ともに860円の値が付いてる(*_*) でも、上巻の
目次と下巻巻末の索引をざっと見たら、小生の好きな新古今時代の歌人は出てないから、スルー
することにした^_^; 帰宅してアマゾンで値を調べたら、上巻なんか2000円代じゃん(゚ロ゚;)」とある
のがソレ(+_+) 全ては楽天初夢おみくじの「凶」の所為だ(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) ミドリンヤメテー!!

【読んだ本】

杉本苑子『西国巡拝記』(中公文庫,1980)所蔵本

また杉本苑子かと呆れられても、文庫本だけで119冊所蔵し(同一作品でも他社から出てれば購入)、
未読なのは(被ってるのを除いても)本書も含めて39作品48冊ある^_^; 「はじめに」を読んだ(^^)
冒頭に「西国三十三ヵ所の巡拝記を書かないか、との話が持ち込まれたとき、正直、私は当惑した。
この種の仕事を支えきるだけの信仰心が、自分の中に欠除[ママ]しているのを知っていたからで
あった。」とある^_^; というのは、「霊場巡礼には、かならず利生記や奇蹟談がともなう。」が、
「私は『仏法に不思議なし』ということばが好きである。・・・迷妄から出発したふしぎばなし、
そういうものをまことしやかに信じる晦[くら]んだ心を、打破するのが仏法だと思っている。」
とあり、「ご利生ばなしに疑問を持ちながらも、だから私には、ご利生体験者の〝満足心〟までを
とやかく言う資格などない。どころか、どのような安心でも、ともあれ〝安心[あんじん]〟を
得ている人がうらやましいと思うことさえある。なんとか自分も、信仰というものを持ちたいとも
望んでいる。ただ、現在の段階で、それができないだけの話なのである。」と(^^) 超端折ったし、
はっきり言って上手い要約ではないのだが、こんなところが杉本苑子の本書のスタンスかしら(^^)
「私の『西国三十三ヵ所巡拝記』は、根底に信心がないのだから、あるときはお寺さまを疎外して、
周辺の史蹟に興味を持ってしまうかもしれないし、あるときは風光に気をとられて、巡拝記よりは
紀行文に近くなってしまうかもしれない。」由(^_^;) 今まで読んできた今昔物語などの説話を素材
とした杉本苑子の短篇集も、原典の怪奇話をストーリーテラーらしく巧く物語に活かしてはいても、
それらを信じているという感じがあまりしなかった所以も、この辺にあるのかな(@_@) 実証史学の
洗礼を受けた歴史小説家だから、当たり前のことかもね^_^; スタンスは同じなので読んでみる(^^)

【買った本】

和歌森太郎考証・解説&宮坂栄一作画『学習漫画日本の歴史⑭ 文明開化の波』(集英社,1968→2版1975)

先週200円で出てたのを見付けたけど、今週は別の店舗に超美品が出ていて、しかも108円だった(^^)

書き損じ年賀状は5円で同じのに(゚o゚;) 今日迄ゆえ図書館へ行くもH30年版は未発売未収蔵で無駄足(+_+)