もっと解り易い喩えで言うと、nice!の数が多い方が良いブログとは限・・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;キラワレルゾ

【読んだ本】

目崎徳衛『百人一首の作者たち』(角川ソフィア文庫,2005)所蔵本

「二章 敗北の帝王――陽成院・三条院・崇徳院」を読んでる最中だが、相変わらず勉強になる(^^)
だけど、気になる点が(..) 〈このうち崇徳院は一時期の歌壇の指導者で作品も多いから、その名は
百人一首に逸すべからずといえようが、三条院の方は『後拾遺集』に「心にもあらで」の作を含めて
三首、『詞花集』以下に五首、あわせて勅撰入集わずかに八首で、とても歌人などとは申しかねる。〉
だと(゚ロ゚;)マジ!? 目崎徳衞よ、死後に冥府へ送られたら、閻魔王宮で冥官をしているという小野篁に
面と向かって「勅撰入集わずかに六首で、とても歌人などとは申しかねる」と言えやゴルァヽ(`д´ ヽ)
百人一首に撰ばれた作者の中には、小野篁の他にも「勅撰入集わずか八首」以下が結構いて、中でも
六歌仙の一人・文屋康秀は六首(四首説も)、文屋朝康は三首、小式部内侍は四首だけど(これらは
本書が参考にする島津忠夫[訳注]『百人一首』[角川文庫,1984改版22版]に拠った)、その勅撰
入集歌数の少なさを理由に「とても歌人などとは申しかねる」だなんて、とてもとてもヒィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
仲間内の馴れ合いレヴューで採用された論文数の多さ=優れた研究者と見做す風潮を思い出した^_^;

【買った本】

角田喜久雄『海風山風』上(春陽文庫,1979)
角田喜久雄『影丸極道帖』下(春陽文庫,1979)

クーポンと少々のポイントを使ったが計1957円と高い上に両方とも「改装版」じゃなかったぞ(゚ロ゚;)
『海風山風』は「改装版」と楽天のページに表記され届いたメールにもそう記載されてたのに(-"-)
ただ、アマゾンへの出品は「改装版」の方のページなのに「1979年」と注意書きされていることに
注文後に気付いたから、発送される前に問い合わせしたけど、確認できないから到着後に連絡くれ、
という不思議なレス(@_@;) また『影丸極道帖』は、楽天のページにもメールにも「改装版」との
表記・記載が無かったけど、アマゾンの「1989/10」と表記されている同書のページに出品されてて
発行年等に関する注意書きも無かったから、当然のことながら1989年発行の「改装版」が届くものと
信じてたよ(;_;) それでもメチャ良心的な対応をしてもらったから、ショップには感謝してるけど、
角田喜久雄の春陽文庫の時代伝奇小説は新装・改装版で集めてるから両書とも買い換えなきゃ(+_+)

日系英国人としては、F1世界チャンピオンに輝いたケン・アカバ以来の快挙・・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;