ポイ活でやってるクイズ等の一つ、クロスワードで「運を〇〇に任せる」の「テン」が不正解(゚ロ゚;)
「ン」が間違いというので色々と試したら、「テラ」で正解にΣ( ̄ロ ̄lll)ニャンじゃそりゃ!?

【読んだ本】

駒田信二『艶笑いろはかるた』(文春文庫,1989)所蔵本

前回(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-01-17 )から読み進んで、本書も
「う 牛を馬にする」まで来た(^_^;) 「う」の句、京かるたでは「氏より育ち」、尾張かるたでは
「牛を馬にする」、江戸かるたでは「嘘から出たまこと」の由(^_^;)

    ・・・/むかし、義経が弁慶をつけて摂津国難波の里を通ったときのことである。
    義経は、ある百姓家の厩から馬が首を出しているのを見て、/「おい、あの牛を
    見よ」/と弁慶にいった。いくら見ても馬なので、弁慶が、/「あれは馬でござい
    ます」/というと、義経のいうには、/「うまが首を出せば、牛ではないか」/
    ──『和漢りくつ物語』巻二(寛文七年・一六六七)にある笑話である。/・・・

一ノ谷の戦いでの源義経の「さて鹿のかよはん所を、馬のかよはぬ様やあるべき。・・・」(水原一
[校注]『新潮日本古典集成 平家物語 下』[新潮社,1981])云々という有名な発言もあったし、
秦の趙高が二世皇帝胡亥に馬と称して鹿を献上した話を連想するもイミフ(@_@;) しかも、それを
予期してたかのように、駒田信二が続けて趙高の故事を紹介し始めるので、何かむかついたぞ(^_^;)
んで、その答えは次の通り(ノ ̄皿 ̄)ノワカラネーヨ!┫:・’.::

    ──義経が馬を牛といった話は、一見これに似ているけれども、そうではなくて、
    義経のは単なるなぞなぞである。十二支[えと]の「うま」は「午」と書く。
    その「午」が首を出せば「牛」になる、というだけのことである。/・・・