観光客を呼ぼうと伝説・伝承を史実の如く宣伝してますな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ 騙されたのか、
深草少将を実在の人物と思い込んでる人なんか熱海の像から貫一&お宮も史実と信じちゃいそう(^_^;)

【読んだ本(バカチン)】

星野之宣『宗像教授伝奇考 第六集』(潮出版社希望コミックス,1999)所蔵本

小林保治『平安京の仰天逸話[エピソード]』(小学館,2003)の「Ⅳ 裸のセレブリティー」の中の
「小野小町のされこうべ」の次の件(同書168頁)を読み、そんな馬鹿いるかよ、と( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    /「小野小町の歌は、むかしの衣通姫[そとおりひめ]の流れをくむものである。
    優美な情趣があってなよやか、いわば、高貴な女が病んでいる風情とでも
    形容すべきか」というのが、『古今集』に見える紀貫之の小町評である。
    後世のわれわれは、歌風というより、むしろそのあまりの麗色が
    衣を通して輝くばかりであったという衣通姫の美貌と艶麗な容姿のほうを、
    小町と重ねてしまう。・・・

ところが、本書所収の「file.32 夢と知りせば」で次の会話シーンがヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

    高群真智 ま 小野小町が絶世の美女ってのもただの伝説だからね
         案外 私くらいの顔だったのかもね ハッハ

    宗像教授 美女の伝説ですか しかし確か……
         美しさが衣を通して輝いたという古代の〝衣通姫〟の再来と絶賛したのは
         『古今和歌集』の撰者紀貫之だったはず

    高群真智 『古今集』が成立したのは小町の時代から何十年も後だよ
         貫之は小町を直接見てないね

宗像教授は民俗学者、高群真智は宗像が学生の頃に国文学の助手をしてて「小野小町伝説考」という
論稿も雑誌に発表してる設定なのに『古今和歌集』の仮名序ぐらい注釈書で調べる労を惜しむな(-"-)
宗像教授シリーズは「日本の漫画原画としては初めて大英博物館(「Asahi Shimbun Displays」コー
ナー)に翻訳展示された」(wiki)由、デタラメを発信し、これこそ「国辱漫画」(Ⓒ星野之宣)^_^;