外国からの執拗なスパムコメ攻撃を押さえ込み国際バカチン組織の陰謀を打破オホホホ!!♪(￣▽+￣*)
特定の1記事にだけ英文の長～い長～いスパムコメが次々書き込まれ、削除した直後にも書き込まれて
しまう連続攻撃も始まったが、スパムコメに共通する6文字の英単語を禁止WORDとしてスパムフィルタ
に設定したところ攻撃は依然続くも書き込みの阻止には成功ﾔｯﾀﾈ!!(vﾟｰﾟ)ﾊ(ﾟ▽ﾟv)ｨｪｰｨ♪ 更に特定の
3記事に書き込まれる翻訳調スパムコメも共通の3文字の英単語を設定して撃退ｵﾎﾎﾎ( ^^)/~~~~ ﾋﾟｼｯ！
【読んだ本】
呉座勇一『陰謀の日本中世史』（角川新書,2018）
本書の「まえがき」には、「・・・／極端に言えば、学界の研究者の多くは、陰謀の研究を低級だと
見下している。陰謀についてあれこれ考えるなどというのは、素人のやることであって、プロの研究
者はもっと高尚な研究をやるべきだと思っているのだ。・・・」（4頁）、〈・・・／しかしながら、
人々が日本史の陰謀に心を惹かれている以上、学界の人間も研究対象として正面から取り上げる必要
があるのではないだろうか。前述のように。優れた在野の研究者は確かに存在するが、悪貨が良貨を
駆逐するというか、自称「歴史研究家」が妄想を綴ったものが大半を占めていることも、また事実で
ある。それらの愚劣な本を読んで「歴史の真実」を知ったと勘違いしてしまう読者が生まれてしまう
のは、憂慮すべき事態である。／・・・〉（5頁）、「・・・陰謀論に引っかからないためにも、何が
陰謀で何が陰謀でないかを見極める論理的思考力を身につける必要がある。／そこで本書では、先行
研究を押さえつつ、日本中世史における数々の陰謀・謀略を歴史学の手法に則って客観的・実証的に
分析していきたい。・・・なるべく多くの陰謀を俎上に載せることで、陰謀の法則性を導き出したい
・・・／・・・陰謀渦巻く中世日本に皆様をご案内しよう──／・・・」（5～6頁）とある(⌒～⌒)
「第一章 貴族の陰謀に武力が加わり中世が生まれた」「第一節 保元の乱」を読んだ(￣ヘ￣）y-ﾟﾟﾟ
本節のポイントである20～22頁の記述を要約する〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
・・・／昔の研究は、概ね『兵範記』や『保元物語』の記述に基づいて、保元の乱勃発に
至る経緯を論じた。すなわち、政治的圧迫を受けていた崇徳上皇と藤原頼長が、武力発動
による勢力挽回を企て、彼らの反乱を事前に察知した後白河天皇方が防衛態勢を整えた、
というのである。／しかし、右の記述が事実だとすると、崇徳上皇方のクーデター計画は
あまりに杜撰である。・・・／実のところ、崇徳にはあわてて挙兵する動機がない。・・・
／・・・鳥羽［法皇］の死によって、後白河─美福門院［得子］─藤原忠通ら朝廷の主流派
は一転して窮地に陥ったのである。／・・・鳥羽という後ろ盾を失った後白河らの権力が
漸次衰えていくのは明白であり、崇徳や頼長が事を急ぐ必要はない。後白河の失政を待って
返り咲けば良いのである。元木泰雄氏が指摘したように、正統な皇位継承者である守仁親王
［後白河の子で後の二条天皇］に万一のことがあれば、重仁親王が即位し、重仁の父である
崇徳上皇による院政が開始されることもあり得たのであるる／したがって、政変を仕掛ける
動機は崇徳側よりも、むしろ後白河側にある。橋本義彦氏は、後白河陣営が武士たちを動員
した上で崇徳・頼長に謀反の嫌疑をかけ、彼らを挙兵へと追い込んだと論じた。現在の学界
では、基本的に橋本説に沿って保元の乱を把握している。要するに、保元の乱を起こした
のは崇徳側ではなく、国家権力を掌握していた後白河側であると考えられているのだ。／
・・・
ここまでは頭にスッと入ったんだけど、直後に続く次の記述（22頁）には戸惑ってしまった(＠_＠;)
・・・／この「加害者（攻撃側）と被害者（防御側）の立場が実際には逆である可能性
を探る」という手法は、陰謀研究の基本である。だが単純なテクニックであるだけに、
濫用すると説得力がなくなる。逮捕・起訴された人が「私は検察・警察に嵌められた
被害者だ」「国家権力の陰謀だ」と訴える光景がしばしば見られるが、そうした主張の
大多数がウソであるのと同じである。何でもかんでも陰謀と叫べば良いわけではないのだ。
／・・・
この書き方だと、「橋本説」こそ典型的な陰謀論である、と評していることになるかと(＠_＠;) 章の
タイトルにもあるように、26頁には〈・・・戦闘が始まる前に勝敗はほぼ決まっており、その意味で
保元の乱は合戦というより「陰謀」であろう。／・・・〉としているよ〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
特定の1記事にだけ英文の長～い長～いスパムコメが次々書き込まれ、削除した直後にも書き込まれて
しまう連続攻撃も始まったが、スパムコメに共通する6文字の英単語を禁止WORDとしてスパムフィルタ
に設定したところ攻撃は依然続くも書き込みの阻止には成功ﾔｯﾀﾈ!!(vﾟｰﾟ)ﾊ(ﾟ▽ﾟv)ｨｪｰｨ♪ 更に特定の
3記事に書き込まれる翻訳調スパムコメも共通の3文字の英単語を設定して撃退ｵﾎﾎﾎ( ^^)/~~~~ ﾋﾟｼｯ！
【読んだ本】
呉座勇一『陰謀の日本中世史』（角川新書,2018）
本書の「まえがき」には、「・・・／極端に言えば、学界の研究者の多くは、陰謀の研究を低級だと
見下している。陰謀についてあれこれ考えるなどというのは、素人のやることであって、プロの研究
者はもっと高尚な研究をやるべきだと思っているのだ。・・・」（4頁）、〈・・・／しかしながら、
人々が日本史の陰謀に心を惹かれている以上、学界の人間も研究対象として正面から取り上げる必要
があるのではないだろうか。前述のように。優れた在野の研究者は確かに存在するが、悪貨が良貨を
駆逐するというか、自称「歴史研究家」が妄想を綴ったものが大半を占めていることも、また事実で
ある。それらの愚劣な本を読んで「歴史の真実」を知ったと勘違いしてしまう読者が生まれてしまう
のは、憂慮すべき事態である。／・・・〉（5頁）、「・・・陰謀論に引っかからないためにも、何が
陰謀で何が陰謀でないかを見極める論理的思考力を身につける必要がある。／そこで本書では、先行
研究を押さえつつ、日本中世史における数々の陰謀・謀略を歴史学の手法に則って客観的・実証的に
分析していきたい。・・・なるべく多くの陰謀を俎上に載せることで、陰謀の法則性を導き出したい
・・・／・・・陰謀渦巻く中世日本に皆様をご案内しよう──／・・・」（5～6頁）とある(⌒～⌒)
「第一章 貴族の陰謀に武力が加わり中世が生まれた」「第一節 保元の乱」を読んだ(￣ヘ￣）y-ﾟﾟﾟ
本節のポイントである20～22頁の記述を要約する〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
・・・／昔の研究は、概ね『兵範記』や『保元物語』の記述に基づいて、保元の乱勃発に
至る経緯を論じた。すなわち、政治的圧迫を受けていた崇徳上皇と藤原頼長が、武力発動
による勢力挽回を企て、彼らの反乱を事前に察知した後白河天皇方が防衛態勢を整えた、
というのである。／しかし、右の記述が事実だとすると、崇徳上皇方のクーデター計画は
あまりに杜撰である。・・・／実のところ、崇徳にはあわてて挙兵する動機がない。・・・
／・・・鳥羽［法皇］の死によって、後白河─美福門院［得子］─藤原忠通ら朝廷の主流派
は一転して窮地に陥ったのである。／・・・鳥羽という後ろ盾を失った後白河らの権力が
漸次衰えていくのは明白であり、崇徳や頼長が事を急ぐ必要はない。後白河の失政を待って
返り咲けば良いのである。元木泰雄氏が指摘したように、正統な皇位継承者である守仁親王
［後白河の子で後の二条天皇］に万一のことがあれば、重仁親王が即位し、重仁の父である
崇徳上皇による院政が開始されることもあり得たのであるる／したがって、政変を仕掛ける
動機は崇徳側よりも、むしろ後白河側にある。橋本義彦氏は、後白河陣営が武士たちを動員
した上で崇徳・頼長に謀反の嫌疑をかけ、彼らを挙兵へと追い込んだと論じた。現在の学界
では、基本的に橋本説に沿って保元の乱を把握している。要するに、保元の乱を起こした
のは崇徳側ではなく、国家権力を掌握していた後白河側であると考えられているのだ。／
・・・
ここまでは頭にスッと入ったんだけど、直後に続く次の記述（22頁）には戸惑ってしまった(＠_＠;)
・・・／この「加害者（攻撃側）と被害者（防御側）の立場が実際には逆である可能性
を探る」という手法は、陰謀研究の基本である。だが単純なテクニックであるだけに、
濫用すると説得力がなくなる。逮捕・起訴された人が「私は検察・警察に嵌められた
被害者だ」「国家権力の陰謀だ」と訴える光景がしばしば見られるが、そうした主張の
大多数がウソであるのと同じである。何でもかんでも陰謀と叫べば良いわけではないのだ。
／・・・
この書き方だと、「橋本説」こそ典型的な陰謀論である、と評していることになるかと(＠_＠;) 章の
タイトルにもあるように、26頁には〈・・・戦闘が始まる前に勝敗はほぼ決まっており、その意味で
保元の乱は合戦というより「陰謀」であろう。／・・・〉としているよ〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ