SSブログIDへの移行、何処から入るのか分からなくて5分ほど探しまくったのは小生だけなのかな(^_^;)
So-netブログからSSブログへの名称&ドメイン変更のためのメンテ、10時~18時という話だったけど、
アクセス解析では17時台に訪問者が結構いらっしゃったから早く完了か(@_@;) 「What's new?」が
管理ページに表示されなくなったぞ(´ヘ`;) 昨日の某駅ビルの金券ショップで帰りの乗車券として
30円安い時差回数券を購入したら店員から「一枚ですかぁ?」と驚かれたのは、やはり今日から消費税
が8%から10%に上がるんで大量に購入する人が多かったからかしら(@_@;) 「お宅の屋根が・・・」
と詐欺っぽい人がピンポン鳴らすので、人を介して××建設に昨日直してもらったけど(2万円とか)、
頼んでおいたのに最初と最後しか立ち会わなかった由(-ω-、) 去年より10日遅く寝床を風の通り道から
通常の位置へと戻すことにしたけど、まだまだ暑いので障子は外したまま風が入るようにする(´・_・`)

【昨日買った本&読んだ本】

井上宗雄(全訳注)『増鏡(下)』(講談社学術文庫,1983)

Amazon出品者の「古本倶楽部【午前9時までのご注文は当日発送】【通常24時間以内発送】」に868円
(822円+配送料・手数料350円-ギフト券304円)で27日に注文したのが昨日30日に届いた(⌒~⌒)
コンディション説明文は、「中古品 - 良い - 【商品説明】この商品はコンディション3(良い)の商品
です。状態は良好ですが、万が一不備があった場合は、迅速にご返金させて頂きます。※全品クリー
ニングの後、防水梱包にて、ご発送させて頂きます。Amazon専用商品。」で、プチプチ等は施されて
なかったゆうメールも、「非常に良い」と「良い」の中間だったから満足(⌒~⌒) 最安値の「良い」
で出品されて即注文したが、チト高い(^_^;) でも、もう1年以上も毎日チェックしてたから(-ω-、)

「だいこんみずまし」とセットで憶えた『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』の四鏡だけど、本書巻末
「解説」にも「『増鏡』には和歌に関する記事の多い点や・・・」云々と記されているし、訳注者は
中世和歌史の研究者として信頼できるので、この全三巻を買い集めた次第(^^)

丸谷才一『後鳥羽院 第二版』(ちくま学芸文庫,2013年)巻末の湯川豊「解説 モダニズム文学という
視点」の冒頭を引くC= (-。- ) フゥー

    『後鳥羽院 第二版』が二〇〇四年九月に単行本として刊行されたとき、改めて通読
    してみた。ⅠとⅡに大別され、Ⅰは『日本詩人選10 後鳥羽院』そのまま。そのⅠの
    最後に置かれた「宮廷文化と政治と文学」を読み直したとき、ちょっと奇妙な感覚を
    もったのだった。/冒頭に、近代日本文学では後鳥羽院の評価はきわめて低い、
    低いどころかほとんど無視されているようなものだ、という意味の記述がある。
    え、そうだろうか、と私は心の中でつぶやいた。後鳥羽院は『新古今和歌集』の
    実質上の撰者としてあまねく知られている。さらに「我こそは新じま守よ沖の海の
    あらき浪かぜ心してふけ」の帝王ぶりの詠者として、歌人天皇では随一の評価を
    得ているではないか、と思ったのである。/しかし丸谷才一氏は冒頭で後鳥羽院への
    低い評価を指摘した後、それは明治維新以後の藤原定家否定の流れと連動していて、
    正岡子規が定家に替って批評家の第一人者になり、その子規の理想の歌人は
    実朝であったとていねいに説明している。そこまで読んで、私は自分の馬鹿げた錯覚に
    気づいた。/後鳥羽院と、院が精魂こめてつくりあげた『新古今』への評価は、
    丸谷氏が一九七三年に「第一版」にあたる『日本詩人選10 後鳥羽院』を書いたのを
    契機として、ようやく見直される流れに乗るのである。そして「第二版」が刊行
    されたのは二〇〇四年九月、三十余の歳月が後鳥羽院への見方を大きく転換させた
    わけだが、転換を推進したのは他ならぬ丸谷氏の本だった。私はそのことを
    忘れていた。・・・

〈「我こそは新じま守よ沖の海のあらき浪かぜ心してふけ」の帝王ぶりの詠者として、歌人天皇では
随一の評価を得ている〉とあるが、文藝春秋社の編集者上がりで丸谷才一の提灯持ちをする評論家は
御存じないようだけど、後鳥羽院の「我こそは」を「帝王ぶりの詠」歌とした丸谷才一の解釈が実は
成り立たないことは本書の上巻で井上宗雄が論証している通りで、他にも丸谷説に対する反論が存在
することは樋口芳麻呂『王朝の歌人10 後鳥羽院』(集英社,1985)すら指摘している( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

・『増鏡(上)』を買ったので、坂本太郎『史書を読む』(中公文庫,1987→1992三版)を引く(^o^)丿

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-05-19

・『増鏡(中)』「後深草天皇譲位」の章段からAmazonレヴュアーが如何に見当違いかを再指摘(^o^)丿

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-12-06