部屋の中を飛んでいる蚊を一撃必殺で叩き潰したヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪ ドヤ顔で両手を開いたら
ベッタリと大量の血がヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 既にこんなに吸われていたとは(ノ_-;)トホホ… 敗者の気分(-ω-、)
昨日の一瞬だけポツポツ降ったのとは違って、今日は午前中と午後に本格的な雨が降ったけど、止んだ
後は再び猛暑になったので、湿度が高くなっただけ(´ヘ`;) そのせいか、頭まで痛くなったよ(+_+)

【読んだ本】

図書454号(1987)所蔵誌

【読んだ本】はテンプレゆえツッコミ禁止(^_^;) 昨日に続いて、和泉式部の話になるのかな(@_@;)

本誌は岩波文庫創刊60年記念の臨時増刊で「私の三冊」というアンケ回答号(^^) 寺田透(評論家)が
清水文雄(校注)『和泉式部集・和泉式部続集』(1983年)を挙げ(他には『万葉集』『こころ』)、
次のコメント(⌒~⌒)

    浮れ女よなといふ道長の和泉評を出てゐない後代の通念を打砕く、
    死について、深く感じ考へた女性の雑然たる家集。和泉は単複数の他に
    双数の観念もあることを知ってゐた。

和泉式部を「浮れ女」と藤原道長が評したのは有名だが、道長が和泉式部の扇に「うかれ女の扇」と
書きつけた云々と家集『和泉式部集』の歌の詞書に記されていることに由来するからチト皮肉(^_^;)
なお、和泉式部の歌は全くと言っていいほど知らないので、このコメも、へぇ~と読んだんだけど、
最後の一文は小生にはイミフ(^_^;)

岩波文庫創刊70年記念臨時増刊として図書571号(1996)も「私の三冊」を再企画し、高野公彦(歌人
・青山学院女子短大教授)が、清水文雄(校注)『和泉式部集・和泉式部続集』(1983年)を挙げて
(他には『仰臥漫録』と『オー・ヘンリー傑作選』)、次のコメント(⌒~⌒)

    人間の存在を実存的なまなざしで見つめたその歌は、時代のへだたりを超えて
    私たちの心を揺すぶる。和泉式部は、野球でいへば重い速球を投げる本格派投手だ。

和泉式部の歌は全くと言っていいほど知らないので(単に数がメチャ多いからで何首かは知ってる)、
へぇ~と読んだけど、この喩え、それなら軟投派・技巧派は誰なのかぐらい例示してほしいな(^_^;)
例によって、「津の国の昆陽とも人をいふべきにひまこそなけれ葦の八重ぶき」のような技巧的な歌
の存在を忘れて、和泉式部の一面だけ強調して「重い速球を投げる本格派投手」と評してたり(^_^;)
ただ、寺田透の上記コメとも通じるところあるし、そーゆー歌が和泉式部にあるんだろうね(⌒~⌒)

安原顯編集『リテレール別冊⑦ 私の好きな文庫本ベスト5』(メタローグ,1994)でも宇波彰(哲学)
が清水文雄(校注)『和泉式部集・和泉式部続集』(岩波文庫,1983)を挙げてて、次のコメント(^^)

    私は時々この歌集に目を通す。私が好きな歌がいくつかあるからであり、
    また、新しく好きになる歌を発見することがあるからである。

タームの誤りはともかく、このコメはいいなぁ(〃'∇'〃) テンプレとして他書にも使えそうだし(^_^;)