ノートPCのモニター画面を見つめて汗ダラダラ流してる姿はヒキガエルに見えることだろう(-ω-、)
といっても、「蝦蟇の油」を知らない人が多そう(ノ_-;)トホホ… 毎年、某漫画の一部を教材に使ってて、
「このコマで描かれてるのは、蠅取り紙(正確には「蠅取りリボン」だけど)と言って・・・」云々と
おそらく知らないであろう若者達に説明してるんだけど、実はみどりん自身も実物は見たことが無く、
その形状は佐々木倫子『動物のお医者さん』(白泉社花とゆめCOMICS)で知ったという漫画脳だ(^_^;)
昨日「ユリス・ナルダン クラシック ボワヤー」で検索・訪問された人いたけどお金持ちかな(〃'∇'〃)

【読んだ本】

紀田順一郎『にっぽん快人物烈伝』(旺文社文庫,1985)所蔵本

「学者・教育家」の3人目は「物理学界の奇人」なる副題で、田中館愛橘(^^) 「たなかだて あいきつ」
と読むけど、当然のことながら、一発変換されたよヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪ 重力や地磁気の測定、
地震や航空など幅広く研究した物理学者で、ローマ字運動の推進者としても有名なんだよねん(⌒~⌒)

    初めて洋行したとき、横浜で見送りの人々とあいさつをかわしているうちに、
    船が荷物だけ乗[ママ]せて出航してしまった。あわてて次の便にとび乗ったが、
    さて香港について散歩に出たところ、今度は乗船のとき日本行きの船に乗ってしまい、
    翌々日、長崎港へかえされてしまった。

漫画的というか、あまりにベタすぎるだろ(^_^;) 後掲書によると、「失策博士」と言われていた由^_^;

    イギリスへ留学していたころ、ロンドンから郊外に出かけるたびに、乗越しをしたり、
    切符をなくしたりという失敗ばかりしていた。しまいには、駅員のほうでも
    覚えてしまい、彼が「また切符が見えません」というと、「あなたならよろしい。
    切符が出て来たら持ってきてください」というようになった。

青春18キップを忘れてしまった某ブログ主も、顔パスになるぐらいの鉄にならないとねv( ̄∇ ̄)ニヤッ

『科学朝日』編『スキャンダルの科学史』(朝日選書,1997)所収の下坂英「辞職表明事件と定年制
――田中館愛橘」が紹介する話も有名なんだけど、自らの東京帝国大学教授在職25周年祝賀会の席上、
本日辞表を提出したとスピーチし始めて列席者を仰天させ、新聞にも載ったというヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
退職後も活動的で国際会議出席のために世界を飛び回り(最後の外遊は81歳!)、「外国の学者から、
田中館は一年で地球を一周する第二の月であるとまでいわれた。」ほどだから、体力的な問題が理由
ではなく優秀な後進に道を開くという理由からで、大学教員の定年制の議論にも一石を投じたよ(^^)

    有名な動物学者の石川千代松は「ハゲ」についてのエッセイを書いている。その中で、
    「頭を使う人はハゲになる」という俗説を否定しているが、その反証例としてなんと
    田中館とアインシュタインをあげている。

コレも同書が紹介してる話で、それだけ田中館愛橘は世間にも知られた存在だったということね(^_^;)

視てないのか誰も話に乗って来てくれないけど、今シリーズの不二子、メチャ可愛くないかしら(^_^;)