昨夜メチャ強風で朝ベランダには桜の花弁が敷き詰められてた( ̄◇ ̄;) もう散っちゃったね(-ω-、)
図書館で借りた本がチョー欲しくなっちゃってさ、ネットで相場を調べたらメチャ高値ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
ところが、破格の安値で出品されているのを発見∑( ̄ロ ̄|||)なんですと!? でも、競り合ってたら、
メチャ高値になっちゃったよ(´;ω;`)ウッ… カード引き落とし、再来月分にならないかな(ノ_-;)ハア…

【読んだ本】

後藤重郎(校注)『新潮日本古典集成〈新装版〉 山家集』(新潮社,2015)所蔵本

これ以上、桜が散っちゃわないよう、西行の歌(歌番号106)を(頭注にある訳も)引くよん(⌒~⌒)

    勅とかや 下す帝の いませかし さらばおそれて 花や散らぬと

     桜の花に対して散ってはならぬと勅を下される帝がおいでになってほしい。
     そうしたら桜も勅に背くことをおそれて散らないかと思われるから。   

頭注には「白河院が仏事の折雨の降ったのを罪し、雨を器に入れ獄に下された故事(『古事談』)を
踏まえて詠じた歌。」と解説されてたよ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!? 白河院はトンデモ専制君主(^_^;)

小町谷照彦(校注)『新日本古典文学大系7 拾遺和歌集』(岩波書店,1990)所蔵本

「綸言汗の如し」である天皇の勅を撤回させた歌(歌番号531)を詞書&左注も含め引くよ(⌒~⌒)

      内より人の家に侍ける紅梅を掘らせ給けるに、鶯の巣くひて侍ければ、
      家主の女まづかく奏せさせ侍ける

    勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問はば いかゞ答へむ

       かく奏せさせければ、掘らずなりにけり

以下は順に詞書、歌、左注のそれぞれの訳を脚注から引くよ~んv( ̄∇ ̄)

        宮中からある人の家にあった紅梅を掘り取って献上させようとしたところ、
        鶯が巣を作っていたので、家の女主人がまずこのように奏上させた歌。

      勅命だから、この紅梅を献上することを断るのは、まったく畏れ多いことだが、
      もし鶯がやって来て、いったい私の宿はどこに行ってしまったのだろうか、
      と問うたならば、どのように答えようか。

         この歌を献上したら、移し植えることが沙汰やみになった。

「鶯宿梅」の故事で好きな話だぉ(〃'∇'〃) なお、拾遺集の作者名が紀貫之女でないことも特記(´・_・`)
               
吉田秋生『BANANA FISH』⑥(小学館別コミフラワーコミックス,1988)所蔵本
吉田秋生『BANANA FISH』⑦(小学館別コミフラワーコミックス,1989)所蔵本

お蔭で寝不足(+_+) 障害で朝8時前からソネブロ閲覧すら出来なくなり夕方やっと閲覧のみ可能に(´・_・`)