ネット掲示板には正月に過疎るのもあれば書き込みが急増するのもあり、何故なのか気になる(^_^;)
大掃除が大晦日に終わらず救いの神でも求めてるのか、「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」の
宙花こより『マンガでわかる!片づけ+収納術』(学研パブリッシング,2013)へのアクセス数が元日
に急増してた^_^; でもさ、大掃除・片付けしても既にゴミ収集が正月休みじゃないのかしら(@_@;)

【読んだ本】

海音寺潮五郎、杉本苑子ほか(細谷正充編)『傑作時代小説 九州戦国志』(PHP文庫,2008)所蔵本

杉本苑子の文庫本は119冊所蔵と先日書いたけど、本書を数え忘れた(+_+) どーでもいいことだけど、
海音寺潮五郎の文庫本は183冊所蔵(^_^;) 本書所収の杉本苑子「ピント日本見聞記」を読んだよ(^^)
読んで笑ってしまった箇所があった^_^; 「松明が行きかい、五十騎ほどの手兵が、いそがしく隊列を
組もうとしていた。」という一文で「松明」に「たいまつ」とルビが振ってあるんだもん(゚ロ゚;)エェッ!?
何が可笑しいのかと言うと、 「160801読んだ本」で安西篤子ほか(細谷正充編)『時代小説傑作選
姫君たちの戦国』(PHP文芸文庫,2011)の海音寺潮五郎「岐阜城のお茶々様」を読んだ際に指摘した
ことだけど、同書の同作品には「たい松」とあるんだよヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 同作品は「ただいま十六歳」
という題で海音寺潮五郎の『歴史随談』(文春文庫,1996)や『執念谷の物語』(新人物文庫,2009)
に収録されてて両書ではちゃんと「松明」となってるのにさ^_^; 他にも表現が改変され(変になっ)
てる点が随所にあるからね(-"-) 加えて、PHP文庫の海音寺潮五郎『日本歴史を散歩する』(1988年)
収録の「鉄砲談義」に「広漠の海上で、二つの海賊団隊は終日はげしく戦ったが、王直の方利あらず、
わずかに王直の乗った船一隻が地路をひらいて脱出することができた。」というトンデモ誤植がある
ことは、「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」に書いた^_^; 原文にある「血路」を「ちろ」と
間違って読み、更にそれを「地路」と打ち間違えたんだろうけど、水陸両用の船かよ((;゚Д゚)ヒィィィ!
これらに気付かぬ編者、編集者、そして読者のことはともかく、この杉本苑子「ピント日本見聞記」
は面白かった(^^) 編者・細谷正充の巻末「解説」が〈天文十九年(一五五〇)、豊後の有力大名・
大友家で、「大友二階崩れ」「二階崩れの変」などと呼ばれることになる、血生臭い内紛劇が起きた。
後継者問題で、当主の大友宗玄(義鑑)と嫡男の七郎義晴(後の宗麟)が対立。・・・この内紛劇を、
大友家に弾薬を売りつけようとする南蛮商人ピントの視線で活写した、ユニークな作品だ。〉と記す
通りの歴史小説で、魅力的な登場人物もいた(^^) ちょっと期待できそうなアンソロジーかもね(^^)

ラスト30分視聴(;_;) 現地には聖地巡礼日本人向け土産フランダースの犬饅頭があるとかないとか(゚ロ゚;)