ビミョーなお年頃なので、肌のむくみを、これはハリなのよ、と強弁している、みどりんです(^_^;)
ポイントサイトを経由して楽天で買い物しようとするとエラーになることが多くて今回は断念(+_+)
買う予定なかったのに、買い忘れてた単行本を見付けたり、集めてる文庫本が大量に出たからね(..)

【読んだ本】

杉本苑子『続々今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1980)所蔵本

「浄願坊の一日」を読んだよ(^^) 清水寺の浄願という坊主は、八歳で頭をまるめて以来、二十五年、
来る日も来る日も朝から夜まで、判で押したように同じことを繰り返す生活(..) 夜中に交替で勤める
御籠り堂の見廻り、昼間はお札作りに迷子の親探し、掏られたとか足を踏んだの踏まれたのといった
紋切型の悶着を裁き、本坊へ戻れば井戸の水汲み、薪割り、庭掃き、五十人を越す同宿の飯の仕度等、
いいかげん嫌気がさしてきて、俗体に戻ることを考え始めた^_^; しかし、何をするにしても金を工面
せねばならぬと悩んでると、耳よりな呟きが聞こえてきた(@_@) 本尊の宝前近くで老女が一心不乱に
念じてて、「南無、大慈大慈の観世音菩薩、何卒、我が子に会わせ給え。我が子隼太が家出してから、
七年もの歳月。都で見かけたとの噂を頼りに信濃から出てまいったものの、どこをどう捜してよいか
見当もつきませぬ。どうぞ居所をお教え下さいませ。せめて生き死だけでも確かめとうございます」
と(;_;) その内に、老女は宝前に伏して、うたた寝をし始めたので、〈浄願はそっとそばへ近づき、
耳もとへ口を寄せて、おごそかにささやいた。/「哀れや老母、そなたのせがれは瘡を病んで三年前に
命を落とし、いま牡馬に転生して、轆轤町の福足と申す紺搔きの家に飼われておるぞよ。ゆめゆめ疑う
ことなかれ」/はっと老女は顔をあげた。すばやく身をいざって浄願は物かげにひそむ。〉・・・^_^;
この後、主人公・浄願のドタバタした「一日」を描くわけだが、ユーモア時代小説で面白く、好き(^^)

「何見てんのよぉ~♪共立美容外科~」は全国CМ=共通言語じゃないんだ(゚ロ゚;)マジ!?