文章の力は凄いわ(゚o゚;) マオちゃんへの愛に溢れた文章を毎回読んでいる内に可愛く思えてきたよ、
カピバラが^_^; 可愛くねぇ~と思ってたのに、いつのまにか愛おしく眺めてる自分に気付く(´・_・`)

【読んだ本】

芥川龍之介『羅生門・鼻』(新潮文庫,1968)所蔵本

承前m(__)m 杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)所収の「五位の休日」を昨日
読んだわけだが、元ネタを共通とする本書の「芋粥」を読んでみた^_^; なお、本書巻末の「解説」で
吉田精一は今昔物語の他に宇治拾遺物語にも元ネタが載っていることを指摘(^^) 『羅生門・鼻・芋粥
・偸盗』(岩波文庫,1960)の中村真一郎による「解説」も同旨で、「芋粥」の主人公「無名の五位」
の性格&環境がゴーゴリ『外套』の主人公とそっくりであることも、両「解説」は指摘している(^^)
藤原利仁を杉本は主人公に据えるも、芥川は嫌~な人物に描いてるし、「日本の自然派の作家」への
批判を冒頭に記してて時代を感じさせるけど物語を壊してるね(@_@) 使者にされた狐は可愛いな(^^)
続いて、杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)の「あともどり谷」も読む(^^)
青銅製の巨大な蟇蛙がご神体の比企明神の社で、塩女は2人の女に出遭うが、召使と見える年かさの
女が、女主人らしい若い女の身体を支えてて、お方様は急に腹痛をおこされたのです、と言うのだが、
塩女は懐妊と見抜き、自らを都で鳴らした取りあげ婆と自己紹介する(@_@) ところが、その懐胎には
異常が見られ、他方で、お方さまの懐妊には秘密にしなければならぬ事情が・・・悪女を描かせたら、
杉本苑子の右に出る者はいない^_^; 可もなく不可もなくもあれど、面白い作品が多い同書も読了(^^)

10倍の店、朝はあったのに昼の注文時に在庫切れ( ̄□ ̄;)づがーん!! 95p損した(´;ω;`)ウッ…