大安ゆえ満を持して2020年お年玉付年賀はがきの当せん番号チェックしたら、3等お年玉切手シートが
1枚当たってただけ(ノ_-;)トホホ… 郵便局の窓口では「おめでとうございます」と2回言われた(-ω-、)

【読んだ本(バカチン)】

後藤昭雄&池上洵一&山根對助(校注)『新日本古典文学大系32 江談抄 中外抄 富家語』(岩波書店,1997)

「『江談抄』は大江匡房の言談を藤原実兼が筆録したものである。」(本書2頁)(⌒~⌒) 山根對助
&後藤昭雄の校注による『江談抄』第三の一五「入道中納言顕基談[かた]らるる事」(本書77頁)
の全文を引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    また命[おほ]せられて云はく、「入道中納言顕基、常に談られて云はく、
    「咎[とが]なくて流罪とせられて、配所に月を見ばや」」と云々。

メチャ久しぶりにwikiの「源顕基」の項を見てみたけど、依然として間違った記述のままなんだねぇ
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-05-10 )ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ この源顕基の
〈罪無くして流され、配所で月を見たい〉という有名な台詞、小沢正夫&後藤重郎&島津忠夫&樋口
芳麻呂『袋草紙注釈 上』(塙書房,1974)の補説によると、『江談抄』の上記件が「もっとも古く、
『源氏物語』の須磨巻が意識の底にあるかと思われる。」由(^^) さて、本書77頁の脚注で後藤昭雄は
次のように解説していた( ̄◇ ̄;)エッ!?

    顕基のこの口実[=いいぐさ、よく口にする言葉]は一つの美意識として
    後代の人々の共感を得、袋草紙、宝物集、古本説話集、古事談、発心集、
    撰集抄、十訓抄、古今著聞集、徒然草などに見える。

「顕基のこの口実」は『古本説話集』には「見え」ねーよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!! ちなみに、
源顕基の名は挙げられてないけど、『平家物語』巻第三「大臣流罪」にも「見える」C= (-。- ) フゥー