確定申告の書類を貰って来たv( ̄∇ ̄)ニヤッ その面倒臭いことを思い出したのか胃が痛くなったよ(+_+)

【買った本】

中野京子『運命の絵』(文春文庫,2020)

今月の新刊として平積みで一冊だけ入荷してたので、新品891円を一割引きの801円で購入した(^_^;)
『中野京子と読み解く 運命の絵』(文藝春秋,2017)の改題・文庫化(⌒~⌒) 批判ばかりしてるのに
中野京子の文庫は新品で購入してるのは、掲載されている図版をキレイなので観たいからね(@_@;)

【拾った本&読んだ本】

宮崎市定『世界の歴史6 宋と元』(中央公論社,1961)
小泉信三『小泉信三全集 第十九巻』(文藝春秋,1968)

リサイクル本とも書いてあったけど、図書館の御自由にお持ち下さいのところから貰って来た(^_^;)
汚れは酷いけど、図書館のラベルとか貼られていた痕も無ければ、全く読まれた感じが無い(@_@;)
しかも『小泉信三全集』には帯も付いてるし、図書館の蔵書が除籍されたものではなさそう(@_@;)
『小泉信三全集』は『十日十話』と『一つの岐路』の他に「追録」として「旅中の小閑」「旅行談」
「『日本の民具』序」「尾上菊五郎」「自慢高慢」「吾れかく信ず」〈「発見」のつづき〉「社会主
義は変るか」「時事所感」「ヒポクラテスの誓い」の10篇を収録(^^) 『十日十話』の目次を眺めて、
「和辻哲郎君の講義」に目が留まった(^^)

    ・・・/憶い出されるのは、和辻君が今の皇太子妃殿下、当時の正田美智子嬢へ
    日本古代史を講義するのを陪聴したことである。皇太子殿下の御婚約が公表されたのは、
    三十三年十一月末のことであったが、御婚約に次いで正田嬢の御教育課程というものが
    定められ、憲法、宮中儀式、語学、習字、更にその他、皇太子妃たるべき方の御準備に
    必要と思われる幾つかの項目についての講義が聴かれることになった。その中に
    和辻君の古代史講義があった。私の記憶では、この一課目は特に皇太子殿下の御注意に
    よって加えられたのであったと思う。殿下はすでにこれ以前から和辻君の講義を
    お聴きになり、妃となるべき方が同じ知識を持つことを望まれた結果、この御注意と
    なったのであったと思う。/・・・

かつて提唱した邪馬台国東遷説とか講義してたりして(^_^;) それにしても、哲学や倫理学ではなく、
「日本古代史」とはねぇ(@_@;) 「正田嬢は人も知る勉強家で、用意されたノートブックには随分
細かく、和辻君の言葉をノートされたようであった。」とあるけど、まだお持ちなのかな(〃'∇'〃)