広瀬光治みたいな容姿・ファッションだったら同じように「ニット界の貴公子」と呼ばれたかな(@_@;)

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2019年5月号

発売日の今日、一割引きでゲット(^^) 特集は「オールアバウト東寺」で、勉強になるにゃあ(⌒~⌒)
「真言八祖」の六祖一行を拝顔も、『平家物語』巻第二、岩波の新日本古典文学大系と講談社学術文庫、
結局どちらの説明が正しいのかしら(@_@;) 東寺講堂の立体曼荼羅については、「仏教学・仏教美術の
高田修先生の説」が今も正しい由(^^) 高田修『仏像の誕生』(岩波新書,1987)は所蔵も未読(´・_・`)

第2特集は「追悼 橋本治はなにを見たか」なんだけど、橋本治と言えば、編み物・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;アホ!
大島弓子による「橋本さんが我が家に!?」の頁に、「橋本さんのセーターの型紙」の写真が載ってて、
「『綿の国星』の主人公のチビ猫のデザイン」でメチャ可愛いんだけど、誰か編んでほしいなぁ(^_^;)
他の追悼文の中では東大時代についての馬渕明子「五十年来の遊び友達」も興味深い内容だったけど、
やはり山岸涼子による「感性の鋭さと優しさと」からメモっておきたいv( ̄∇ ̄)ニヤッ

    その[初対面の]席でだと思うのですが、彼が「厩戸王子の指が気になるんだよね」
    と言ったのが印象的でした。自分でも指には思い入れがあって描いていたので、
    〝そこに気がつくんだ、美意識が高い〟と嬉しかったのです。/その後は
    お互いのパーティに顔を出したりするようになったのですが、ある時彼が
    「山岸さんも、もう講談社漫画賞を取ったのだから、ゆっくり好きなものだけ
    描けばいいじゃない」と言ってくれたのです。その時私は心の中で〝いやいや、
    作家と違ってマンガ家は今日ヒット作を出しても明日駄作を描けば消えていく存在なのよ〟
    と思ってろくな返事もしませんでした。私がピリピリと仕事をしているのを感じ、
    心配してくれたのでしょうが、それに気づくゆとりもありませんでした。

ここで『日出処の天子』を本棚から取り出してきた人は「美意識が高い」わよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
持ってない人は今すぐ注文よオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ! 白泉社文庫版の第二巻(1994年)収録の山岸涼子
ロング・インタビュー「歴史はホームドラマの積み重ねです」で、橋本治から「指の使い方」について
指摘を受けた話も既に紹介されてたけど(⌒~⌒) この氷室冴子によるインタヴューはメチャ凄い(゚ロ゚;)

    山岸▽同性愛という形をとりながら、実は────を描いてるわけですね。それが
    対外的には、自分の内なるブレーキになっているんです。今日、初めていったんですよ。
    これを聞いてきたのは、氷室さんが初めて(笑)。

    氷室▽すいません、無遠慮で(笑)。これで今回、伺いたいと思っていたこと、すべて
    伺ってしまいました。でも、それは『アラベスク』のときから、すでに出てるものですよ。

    山岸▽そうなのね(笑)。

大昔に某施設長に「何で(本省の)課長にならなかったんですか?」と失礼な質問したことが(ノ_-;)ハア…
本誌に話を戻すと、橋本治からは「僕、厩戸王子の絵のセーター編もうかな」とも言われたとか(^_^;)

あとは「仁和寺観音堂&金堂壁画群の知られざる壮麗」その他、色々あったけど、省略する(^_^;) 連載
「中野京子が読み解く画家とモデル」の第13回は〈ワイエスと「ヘルガ・シリーズ」〉_φ( ̄^ ̄ )メモメモ