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241111読んだ本

逆パワハラとは部下から上司に対して行なわれるパワーハラスメント〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【読んだ本】

保坂弘司『大鏡全評釈 上巻』(學燈社,1979)所蔵本

    ・・・また宇多法皇に次の歌をさし上げなさいました。

      流れゆくわれはみくづとなりはてぬ君しがらみとなりてとどめよ

      ──太宰権帥に落とされ、筑紫の配所へ流れていく私は、水屑と同様になって
      しまいました。わが君よ、柵[しがらみ]となってこの水屑をおとめください。

    ・・・

左遷された菅原道真が詠んでウタダに送ったものとして『大鏡』が紹介するこの歌、本書は和らげて
訳しているけど、臣下が法皇に対して命令形を用いても良いのかね(@_@;) 石川徹(校注)『新潮
日本古典集成 大鏡』(新潮社,1989)の頭注には「この歌、出典不明。」という指摘がある(@_@;)
タグ:古典 和歌 歴史
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

部下から上司に対して行なわれるのはサボタージュですね(怒)。
菅原道真にとって宇多法皇はすでに(島流しを止めてくれなかったので)
上司じゃなくなったのかも。
by tai-yama (2024-11-11 23:08) 

middrinn

本当にウダダ宛ての道真作としたら、既に退位・出家してたからですかねぇ(@_@;)
by middrinn (2024-11-12 05:19) 

df233285

道真が雷に変身してからの作じゃないんですか?
by df233285 (2024-11-12 06:02) 

middrinn

それは手遅れでは(^_^;)
by middrinn (2024-11-12 14:24) 

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