241104昨日買った本
「日本の古本屋」というサイトは不便に感じられる点が二つあって、一つは状態(書き込み・線引き
・函・月報等の有無)について全く説明が無い出品者がいる点(老舗と思しき古本屋に多い印象)、
もう一点は送料(の目安)を示してない出品者がいて、注文前に送料を含めた総額が分らぬ(@_@;)
サイトの「よくある質問」に「送料が高いと感じています」というのがあって、然もありなん(^_^;)
【昨日買った本】
江談抄研究会(編)『類聚本系江談抄注解』(武蔵野書院,1983)
「日本の古本屋」の出品者「思文閣出版古書部」に1694円(1100円+送料594円)で2日注文したら
追跡可能な佐川急便で3日に到着ウラー!(^o^)丿 前に楽天市場のブックオフで注文したらブックオフの
鹿児島の店舗から注文翌日に届いてびっくりしたけど(230626買った本&読んだ本)、京都からも
東京都シガンシナ区に翌日届くんだな(^_^;) 最安値だから注文したので問題ナシオン主権だけど、
コンディションの説明が無くて、注文後に届いたメールに「線引・書入なし 全体的に並」と(^_^;)
届いた古本は、説明には無い函も付いてて、裏表紙の見返し下部に鉛筆で「61.7.22」と「書入」が
あるも他に書き込み等は見当たらなく、何とか紙(パラフィン紙?グラシン紙?)が付いてたけど、
少し破れてた上に裏表紙に糊で留められてるのがチト有難迷惑かな(^_^;) でも、焼けについては、
なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜と並んだらオセロのようで、トータルで「良い」以上(^_^;)
ビニールに包んでプチプチ等は使わずに段ボール紙の封筒に入ってたけど、問題ナシオン主権(^_^;)
しかし、注文後にメールで送料594円と伝えられた時にはマジ驚いたΣ( ̄ロ ̄lll)ニャンですと!?
もっと安く送れるし、どんなに高くてもレターパックライトの430円かと(^_^;) 高額な学術・専門書
を刊行する京都の名門出版社として公費で購入できる大学の偉~い先生方のお相手をしてるからか、
庶民感覚ナシオン主権(^_^;) 決済手続をしなければキャンセルできただろうけど、流石にね(^_^;)
ただ、2日の同時刻(12時半)にAmazonマケプレで注文した方はやっと今朝9時に発送(送料等257円
で追跡可能な佐川急便)のメールが届いたのに比べると、「思文閣出版古書部」は仕事が速い(^_^;)
なお、「代金・送料無料」で希望者に送付されてる年二回発行の冊子(全36頁)である思文閣出版の
「鴨東通信」119号(2024.9秋冬)が同封されてて、掲載されてるエッセイ等は読み応えありm(__)m
さて、本書の執筆者は後藤昭雄、田口和夫、仁平道明、根津義で、目次と版元HPの解題をメモ(^_^;)
序 [植松茂]
凡例
江談抄目録
江談抄 第一
公事
摂関家事
仏神事
江談抄 第二
雑事
江談抄 第三
雑事
江談抄 第四
江談抄 第五
詩事
江談抄 第六
長句事
「古本系江談抄注解」補訂
索引
人名の部
書篇名・詩題の部
詩文の部
和歌の部
語句・件名の部
あとがき[後藤昭雄]
本書は狩野文庫蔵本「群書類従」を底本とし、これに句点・読点・返点を施す。校異は
書陵部蔵柳原本により、先に刊行した「古本系江談抄」に含まれない一七〇項目につき、
語釈・通釈・余言等言及した。特に詩文関係説話については「朗詠江注」を用いて従来
の読み方をただすなど意を用いた。「古本系江談抄」の補訂も付載。
気になるのは12頁ある〈「古本系江談抄注解」補訂〉で、江談抄研究会(編)『古本系江談抄注解』
(武蔵野書院,1978)を数日前に購入したけど(241031昨日買った本)、「日本の古本屋」には同書
の「補訂版」というものが出品されており、その刊行年が平成5年(1993年)になっている(@_@;)
この「補訂版」なるものは、〈「古本系江談抄注解」補訂〉が同書巻末に増補されてるだけなのか、
あるいはソレに基づいて同書が補訂されたものなのか、はたまたソレ以上の補訂ないし増補を同書に
施したものなのか(@_@;) ただ、この「補訂版」、国立国会図書館や都立図書館には無い(@_@;)
百目鬼恭三郎『読書人読むべし』(新潮社,1984)では本書&同書は次のように紹介されてる(^_^;)
・・・『江談抄』は、平安後期の大学者大江匡房の談を藤原実兼(後白河院の側近
として権勢をふるい、平治の乱で殺された通憲の父)が筆録した宮廷説話集であり、
怪奇談を多く集めていて面白い。応天門の放火事件で失脚した伴大納言善男が、もとは
佐渡国の百姓で、西大寺と東大寺にまたがって立った夢を見て上京、出世したのだ
という話だの、小野篁は閻魔庁の第二冥官だったという話。あるいは、花山天皇は、
即位の礼を行う直前に、大極殿で女流歌人の馬内侍を犯した、といった話が続々と
現われてくる。『古事談』や『十訓抄』はここから多くの話を採っており、いわば
宮廷説話の源泉なのである。最近、江談抄研究会によって『古本系江談抄注解』
『類従本系江談抄注解』[ママ](いずれも武蔵野書院)が刊行されて、一般読者
にも読めるようになったのはありがたい。ただ、おそろしく定価が高いのが難と
いえる。/・・・
それぞれの函の記載では、本書は「定価 10,000円」、同書は「¥ 7,500」で、「高い」わな(^_^;)
山根對助&後藤昭雄(校注)『江談抄』(後藤昭雄&池上洵一&山根對助[校注]『新日本古典文学
大系32 江談抄 中外抄 富家語』[岩波書店,1997]所収)が解説してたと思うけど(同書は類聚本系
『江談抄』が底本)、古本系『江談抄』には入ってないけど類聚本系『江談抄』に入っている項目は
たしか漢詩文に関係してる話が多かったはずで、それゆえ、本書も大体そんな感じっぽいかな(^_^;)
・函・月報等の有無)について全く説明が無い出品者がいる点(老舗と思しき古本屋に多い印象)、
もう一点は送料(の目安)を示してない出品者がいて、注文前に送料を含めた総額が分らぬ(@_@;)
サイトの「よくある質問」に「送料が高いと感じています」というのがあって、然もありなん(^_^;)
【昨日買った本】
江談抄研究会(編)『類聚本系江談抄注解』(武蔵野書院,1983)
「日本の古本屋」の出品者「思文閣出版古書部」に1694円(1100円+送料594円)で2日注文したら
追跡可能な佐川急便で3日に到着ウラー!(^o^)丿 前に楽天市場のブックオフで注文したらブックオフの
鹿児島の店舗から注文翌日に届いてびっくりしたけど(230626買った本&読んだ本)、京都からも
東京都シガンシナ区に翌日届くんだな(^_^;) 最安値だから注文したので問題ナシオン主権だけど、
コンディションの説明が無くて、注文後に届いたメールに「線引・書入なし 全体的に並」と(^_^;)
届いた古本は、説明には無い函も付いてて、裏表紙の見返し下部に鉛筆で「61.7.22」と「書入」が
あるも他に書き込み等は見当たらなく、何とか紙(パラフィン紙?グラシン紙?)が付いてたけど、
少し破れてた上に裏表紙に糊で留められてるのがチト有難迷惑かな(^_^;) でも、焼けについては、
なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜と並んだらオセロのようで、トータルで「良い」以上(^_^;)
ビニールに包んでプチプチ等は使わずに段ボール紙の封筒に入ってたけど、問題ナシオン主権(^_^;)
しかし、注文後にメールで送料594円と伝えられた時にはマジ驚いたΣ( ̄ロ ̄lll)ニャンですと!?
もっと安く送れるし、どんなに高くてもレターパックライトの430円かと(^_^;) 高額な学術・専門書
を刊行する京都の名門出版社として公費で購入できる大学の偉~い先生方のお相手をしてるからか、
庶民感覚ナシオン主権(^_^;) 決済手続をしなければキャンセルできただろうけど、流石にね(^_^;)
ただ、2日の同時刻(12時半)にAmazonマケプレで注文した方はやっと今朝9時に発送(送料等257円
で追跡可能な佐川急便)のメールが届いたのに比べると、「思文閣出版古書部」は仕事が速い(^_^;)
なお、「代金・送料無料」で希望者に送付されてる年二回発行の冊子(全36頁)である思文閣出版の
「鴨東通信」119号(2024.9秋冬)が同封されてて、掲載されてるエッセイ等は読み応えありm(__)m
さて、本書の執筆者は後藤昭雄、田口和夫、仁平道明、根津義で、目次と版元HPの解題をメモ(^_^;)
序 [植松茂]
凡例
江談抄目録
江談抄 第一
公事
摂関家事
仏神事
江談抄 第二
雑事
江談抄 第三
雑事
江談抄 第四
江談抄 第五
詩事
江談抄 第六
長句事
「古本系江談抄注解」補訂
索引
人名の部
書篇名・詩題の部
詩文の部
和歌の部
語句・件名の部
あとがき[後藤昭雄]
本書は狩野文庫蔵本「群書類従」を底本とし、これに句点・読点・返点を施す。校異は
書陵部蔵柳原本により、先に刊行した「古本系江談抄」に含まれない一七〇項目につき、
語釈・通釈・余言等言及した。特に詩文関係説話については「朗詠江注」を用いて従来
の読み方をただすなど意を用いた。「古本系江談抄」の補訂も付載。
気になるのは12頁ある〈「古本系江談抄注解」補訂〉で、江談抄研究会(編)『古本系江談抄注解』
(武蔵野書院,1978)を数日前に購入したけど(241031昨日買った本)、「日本の古本屋」には同書
の「補訂版」というものが出品されており、その刊行年が平成5年(1993年)になっている(@_@;)
この「補訂版」なるものは、〈「古本系江談抄注解」補訂〉が同書巻末に増補されてるだけなのか、
あるいはソレに基づいて同書が補訂されたものなのか、はたまたソレ以上の補訂ないし増補を同書に
施したものなのか(@_@;) ただ、この「補訂版」、国立国会図書館や都立図書館には無い(@_@;)
百目鬼恭三郎『読書人読むべし』(新潮社,1984)では本書&同書は次のように紹介されてる(^_^;)
・・・『江談抄』は、平安後期の大学者大江匡房の談を藤原実兼(後白河院の側近
として権勢をふるい、平治の乱で殺された通憲の父)が筆録した宮廷説話集であり、
怪奇談を多く集めていて面白い。応天門の放火事件で失脚した伴大納言善男が、もとは
佐渡国の百姓で、西大寺と東大寺にまたがって立った夢を見て上京、出世したのだ
という話だの、小野篁は閻魔庁の第二冥官だったという話。あるいは、花山天皇は、
即位の礼を行う直前に、大極殿で女流歌人の馬内侍を犯した、といった話が続々と
現われてくる。『古事談』や『十訓抄』はここから多くの話を採っており、いわば
宮廷説話の源泉なのである。最近、江談抄研究会によって『古本系江談抄注解』
『類従本系江談抄注解』[ママ](いずれも武蔵野書院)が刊行されて、一般読者
にも読めるようになったのはありがたい。ただ、おそろしく定価が高いのが難と
いえる。/・・・
それぞれの函の記載では、本書は「定価 10,000円」、同書は「¥ 7,500」で、「高い」わな(^_^;)
山根對助&後藤昭雄(校注)『江談抄』(後藤昭雄&池上洵一&山根對助[校注]『新日本古典文学
大系32 江談抄 中外抄 富家語』[岩波書店,1997]所収)が解説してたと思うけど(同書は類聚本系
『江談抄』が底本)、古本系『江談抄』には入ってないけど類聚本系『江談抄』に入っている項目は
たしか漢詩文に関係してる話が多かったはずで、それゆえ、本書も大体そんな感じっぽいかな(^_^;)
61.7.22この書き込みはなんだろう?日付っぽいけど本の発売前
の日付になるし・・・ダイイングメッセージだったり(笑)。
佐渡島の百姓が宮中に入れる身分になっているのはすごいことかも。
by tai-yama (2024-11-04 22:50)
釣りキチ三平かな(^_^;) 昭和61年(1986年)7月22日の意で購入日かと(^_^;)
by middrinn (2024-11-05 05:21)
「千代田区に近い人間でも、この武蔵野書院本、送料こんな高値に
設定しても入手できないだろ(正しくは『できないだろ』は京都弁)」
という、思文閣出版古書部の気持ちが、滲み出ていますね。
by df233285 (2024-11-05 09:34)
他にも出品者がいた中での「最安値」で、注文後に送料を594円も取りながら、
もっと安い方法で送ってきたら、「最安値」で釣る悪徳古本屋ですけど(^_^;)
by middrinn (2024-11-05 14:40)