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241002読んだ本

知識と違って、書かれてる内容から、その先の書かれてない内容をも読み取るのが知性(@_@;)

【読んだ本】

笹川博司『高光集と多武峯少将物語 ─本文・注釈・研究─』(風間書房,2006)

『高光集』に入っている「七月七日、宮にたてまつれと」という詞書の藤原高光が詠んだ歌「秋風の
はじめてむすぶしらつゆをおきても君にみせやせざらん」の語釈に〈「秋風」は『万葉集』では主と
して秋の寒さを表現し、『古今集』以後は秋の訪れを知らせる立秋前後に吹く風として詠まれること
が多い。〉という一文が(本書57頁)_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 浜田珍碩(洒堂)の「人に似て猿も手を組む
秋の風」を猿が寒がってる姿が「人に似ておる」と高浜虚子『俳句はかく解しかく味う』(岩波文庫
,1989)が解したのは(240922読んだ本)、正岡子規譲りの『万葉集』推しだからだったり(@_@;)
タグ:和歌 俳諧
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

今の時代、7月7日に秋を感じることはないだろうな・・・
(2ヵ月後の)9月7日でも感じなかったし。
もしかして七夕は秋の祭りだったとか。
by tai-yama (2024-10-02 23:03) 

middrinn

当時の7月8月9月は秋(^_^;)
by middrinn (2024-10-03 05:13) 

df233285

散財して同じ分野の本ばかり買ってた若い頃の私は、さすがに
先のページの内容が、完全に判る本だけは買わ無かった。今は
そのカテ本が全く無いと、不便モノをほぼ買うだけの為、そう
いうのも手元に稀に在る。
by df233285 (2024-10-03 06:16) 

middrinn

「その先の書かれてない内容」と「先のページの内容」は違うものでしょう(^_^;)
by middrinn (2024-10-03 14:59) 

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