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221217読んだ本

あと975円購入すればポイント2倍なので古本を探しまくるも50p増えるだけと後で気付く(ノ_-;)トホホ…
古本の漫画2冊を計1098円で注文したけど高い(+_+) 最近21時30分の消灯まで寝床で漫画を読んでて、
昨日「Yahoo!ニュース」トップページに御厨さと美と聖悠紀の訃報が続けて出たもんだから、昨夜は
三山のぼるの漫画を・・ヘ(__ヘ)☆\( ̄ヘ ̄; ) 矢口高雄の『マタギ』『マタギ列伝』読みたい(^_^;)

【読んだ本】

戸川幸夫『マタギ 日本の伝統狩人探訪記』(クロスロード選書,1984)

「マタギ風土記」という章の「山神さま」という見出しの節に次の件が(本書141~142頁)( ̄◇ ̄;)

    ・・・/また一説には女神説もある。マタギたちは山に入るときは髭などをきれいに
    剃り、身ぎれいにして行ったものだというが、これは山神がむさくるしい男を嫌われる
    からだと信じられている。/山神は非常に嫉妬ぶかいともいわれている。山入り前に
    マタギが一週間は女性を近づけないことや、マタギが山に入ってる間、その妻は美しく
    粧わないというのは、主人と労苦を共にするという意味だけでなく、嫉妬ぶかい女神
    への遠慮の意味もある。女房のことを俗にヤマノカミと言ったりするが、案外これが
    語源かもしれない。/・・・

本書158頁にも〈・・・「妻は夫が山にいる間は髪を結ったり、化粧したり、よい着物をきたりしては
ならない(山神様の嫉妬から夫を守るため)」・・・〉とあった(゚o゚;) 萩谷朴『おもしろ奇語辞典』
(新潮社,1990 ⇒18禁だけど https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-21 )は、
「さて、ヤマノカミというコトバは難解である。」として、妻を指す山の神という言葉の語源に関し
諸説を紹介するに止めているが、中に〈・・・里の神は美人だが山の神は醜貌だから、自分の妻女を
卑下して、「山の神」といったのだなどという説があるが、今一つピンと来ない。〉との件があり、
本書(「マタギ風土記」の「マタギ組」)にも次の件(本書149頁)が(^_^;)

    ・・・/山神さまはひどい醜女である──と何時の頃からか伝わった。山神は自分の
    面相の悪いのをひどく気にやんでいる。ところで山が荒れたり、雪崩が頻発して獲物が
    とれないのは山神さまの御機嫌がわるいからだ。そんなときシカリ[幾つかのマタギ組
    が合同協力して大規模な巻狩りをする場合に組頭の中から老練な者を選んで全員を指揮
    する統率者がシカリまたはスカリで、土地によってはレッチュウとも言うと本書147頁]
    はお守りのように大事にしていたオコゼを、紙を開いてそっと見せる。オコゼという魚
    はまたグロテスクな面構えをしているから、山神さまはこれを見て、世の中にあたし
    よりもひどい面をした奴がいるのか──と安心して機嫌をなおす。それで山も鎮まり、
    獲物もとれる、と言い伝えられているからだ。十二枚の紙に包んであるのは、一度に
    見せず、一枚一枚めくって山神さまを騙しだまし機嫌をとり結ぶためだといっている
    古老もある。/・・・

もしも間違えて包み紙の中に鏡が入ってて「天岩屋戸」の神話みたいになったら・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
タグ:紀行 歴史
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

山の神用のオコゼを釣ったのは、間違いなく釣りキチ三平っ!
(矢口高雄繋がりっ!)
自分が醜いくせに、むさくるしい男が許せないとは・・・・。
by tai-yama (2022-12-17 18:36) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 山の神用のオコゼを釣ったのは釣りキチ三平座布団1枚 ♪
矢口高雄は秋田県の出身ですけど、本書も秋田県のマタギについてなんですよ(^_^;)
tai-yama様も髭面で山道を登ると山神さまの御機嫌を損ねて追突・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
by middrinn (2022-12-17 20:32) 

ナベちはる

増えるポイントが少ないと分かると、損した気分になりますねorz
by ナベちはる (2022-12-18 15:04) 

middrinn

貰えるポイントを50p増やすために1098円も使ったから大損です(^_^;)
でも、高かったけど、欲しい巻が手に入ったから、良しとします(^_^;)
by middrinn (2022-12-18 15:46) 

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