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220616買った本&読んだ本

誰かに買われるのを防ぐため何度も批判したわけではない( ̄^ ̄)ヾ( ̄o ̄;)オイオイそもそも影響力ない!

【買った本&読んだ本】

多田一臣(校注)『日本霊異記 上』(ちくま学芸文庫,1997)
多田一臣(校注)『日本霊異記 中』(ちくま学芸文庫,1997)
多田一臣(校注)『日本霊異記 下』(ちくま学芸文庫,1998)

3回目の利用となるAmazon出品者「くまねこ堂」の3冊セット1100円「可」+送料等257円の計1357円を
ギフト券で14日夜に注文し16日届く(^_^;) コンディション説明は「コレクター商品 - 可 - ★上中下
3巻セット。全巻帯付き。◆全体的にカバー背にヤケ、褪色。本文にも薄ヤケ。問題なくお読みいただ
けます。どうぞよろしくお願いいたします。」で、書き込み等は見当たらないし、ヤケは「薄」くて
なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜じゃないし、「良い」と「非常に良い」の間ぐらいか(^o^)丿
3冊全て「帯」に加え短冊(ちくま学芸文庫販売推奨券&ちくま学芸文庫注文カード)もと思ったら、
著者謹呈の栞まで挟まってた(^_^;) しかも、その栞は「帯」と同じようにそれぞれ紙の色が違うし、
蔵書印のようなハンコを2種類使い分けてて、多田一臣に少し好感(〃'∇'〃) クリックポストで追跡
可能だし、プチプチ等は使わず片面だけ段ボール紙に固定してただけだが、問題ナシオン主権(^o^)丿

本書は、中田祝夫(全訳注)『日本霊異記』(講談社学術文庫,1978-80)全3巻の通読時に併読・参照
した注釈書の一つ(^_^;) 小泉道(校注)『新潮日本古典集成 日本霊異記』(新潮社,1984)の購入
理由(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-24 )とほぼ同じで、本書は各話
の「補説」がメチャ読み応えがあって、図書館で披いた瞬間、いつか買う!と心に決めたほど(^_^;)
なのにブログ内検索すると『日本霊異記』の記事は結構多いんだけど、本書は批判してばかり(^_^;)

例えば、〈これだけの名立たる国文学者たちが間違えてるんだから、東大教授が「・・・」と誤訳し
てても(多田一臣[校注]『日本霊異記 下』[ちくま学芸文庫,1998]108頁)恥じ入る必要はなくて
よオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*) 〉(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-22 )、
〈でも、多田一臣(校注)『日本霊異記』(ちくま学芸文庫)全3冊に至っては同話・類話に言及しな
いし、多田一臣(校注)『日本霊異記 中』(ちくま学芸文庫,1997)290~291頁は「・・・」なんて
書いてるけど、・・・(相変わらず)ピント外れな補説オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ! この東大教授は各注
釈書に目を通してないようだし、『今昔物語集』も全巻は読んでな・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;オマエガユーナ! 〉
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-26 )など、言いたい放題だな(^_^;)

その当時、読んでいて首を傾げた件も挙げると、『日本霊異記』の中巻の34話についての本書中巻の
「補説」で、「雨に濡れることのタブー」と題して「・・・雨に濡れることは一種の禁忌として意識
されていた。それというのも、雨にはつよい呪力があると信じられていたからである。・・・うかつ
にそれを身に浴びるのは、危険なことと考えられたのである(むろん雨に濡れるのは身体に毒だとい
うことでもある)。・・・これ[『落窪物語』]を見ても雨の夜の通いがいかに例外的なものであっ
たかが理解される(古橋信孝説)。」としてるけど、返信コメで紹介したように雨でも女の許に通う
和歌があり(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-29 )、『蜻蛉日記』にも
反証があるし(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-30 )、雪や台風の夜に
男が女の邸へ通った例が少ないことから雪や台風には「つよい呪力があると信じられていたから」と
立論も可能な愚説・妄説(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-10-01 )(^_^;)
「雨にはつよい呪力がある」として「雨に濡れることは一種の禁忌」だったから奈良・平安時代の男
は雨の日には出仕とかしなかった、と多田一臣は思ってるのかな(^_^;) 梅雨の時期には朝政(朝廷が
行なう政治)が滞らないようリモートワーク・・ヘ(__ヘ)☆\(^^; 雨でも外出した実例なら、倉本一宏
(全現代語訳)『藤原道長「御堂関白記」(上)』(講談社学術文庫,2009)を披くと、先ず長保元年
(999年)2月27日条「卯剋に雨気が有った。これは夜分から気配が有ったのである。同じ時剋、春日
社に参るために出立した。」、同3月29日条「巳一剋に、石清水臨時祭が始まった。時々、雨が降った。
大道を通っている際に、雨が降った。見物した。」が見付かる(^_^;) もし「雨に濡れることは一種の
禁忌」だったら、同3月11日条「物忌が重かったので、外出しなかった。」、翌12日条「物忌ではあっ
たが、邸外の人が来た。」等の如く、道長は「雨ではあったが」と記したはずオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

いつか買うであって今に非ず(-ω-、) 今欲しい本のためにギフト券集めてる途中だったのに(-ω-、)

・『日本霊異記』には、帝の好色譚が巻頭に置かれているという謎がある〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-13

・どうして膳臣広国の父は正月一日に猫になって御馳走を食べられたのか〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-14

・助けたのは四匹なのに恩返しに来たのは一匹の謎、また亀が頭を三べん下げた行為の意味は(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-05

・読書の厄介なところは、売られてゆく可愛い仔牛の悲しそうな瞳である〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-20

・僧は琵琶を禁止されていたのに山科宮こと出家した人康親王が琵琶法師の祖と言われてる謎(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-23

・薬師寺の僧の景戒が薬師寺関係者を悪く描いており、ポジショントークでは説明がつかない(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-27

・平凡社ライブラリーから2000年に再刊されてるけど、訳注加筆や本文修正はされてるのかな(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-10

・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)の語釈はチト変わってるね(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-08-26

・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)読了ヾ(`◇´)ノ彡☆バカチンドモガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-16

・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(中)』(講談社学術文庫,1979)も読了オホホホ( ^^)/~~~~~~~ ピシッ!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-26

・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(下)』(講談社学術文庫,1980)も読了オホホホ( ^^)/~~~~~~~ ピシッ!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-10-04

・「この説話は・・・『古本説話集』・・・に掲載されて」ねーんだよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-03-31

・『竹取物語』からの流れというより、某短篇小説の種本の仏教説話を探してたら目が留まった(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-21

・ちくま学芸文庫に収録時に宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)は誤訳を改めたのかな(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-06

・役小角の説話での宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)の「今日の学界の定説」が不審(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-08-25

・秦の始皇帝が「失敗」した話を借用することが修験道にとって「権威づけ」になるのかしら(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2017-02-22

・脚注で専門家とは思えぬ荒俣宏の説に言及とは珍しいが看過することが出来ない説なのかも( ̄◇ ̄;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-10-03

・もしかして土御門上皇が「金銭に執着」していたとする説話か何かが残っているのだろうか(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-03-16
タグ:説話 古典
コメント(6) 
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コメント 6

tai-yama

「雨で出社できない」なんて言ったら、「そんな、あめぇ考えは
許さない」と言われたり(笑)。本より栞の方が価値があったり・・・
by tai-yama (2022-06-16 23:10) 

ナベちはる

上中下の3点セット、見つけたら思わず買ってしまいます(^^;)
by ナベちはる (2022-06-17 00:53) 

middrinn

フツーは「謹呈 著者」と印刷されてるだけなのに、
tai-yama様、一工夫されていて感心しました(^_^;)
by middrinn (2022-06-17 05:56) 

middrinn

バラで買うと、3冊の合計金額は安かったとしても、
ナベちはる様、送料で高くなりますからね(^_^;)
by middrinn (2022-06-17 06:08) 

df233285

繰り返しになり恐縮ですが・・
湿気に弱く縁起が悪いのかもしれないですが。マイクロソフトの
windows10は雨が多い季節に、メモ帳の文書をファイル
操作すると、プロパテイの作成日とアクセス日が正しく更新され
無いらしく、特に外部記録媒体を間に挟んで、別のpcにメモ帳
文書をコピーしたつもりが複写出来て、い無い事があるようです。
その別のpcに、同ファイル名の内容が古くて、間違っている
文書が有って、それに正しいのを上書きしたつもりが、して無い
という事故が有り得るよう。古いマイクロソフトのアプリは、
今のより悪いのではなくて、かえって良かった事が多いですねぇ。
by df233285 (2022-06-17 08:42) 

middrinn

新しい方が常に優れているというわけではないようで、
同様に新品よりも古本の方が良い・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
by middrinn (2022-06-17 09:40) 

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