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220610読んだ本

ブログを開くと必ずピッコマの漫画の広告が出るんだけどデルヨデルヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノデチャウンダヨ!!!!!!

【読んだ本】

駒田信二(編訳)『中国笑話集』(講談社文庫,1978)所蔵本

「のどとふところ」(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-06-08 )に続いて、
158篇の笑話から成る「おたのしみ」を読んだ(^_^;) 既読の村山吉廣(訳編)『中国笑話集』(社会
思想社現代教養文庫,1972)だと「好色譚」の章に該当し、同書の「野ざらし」(本書でも同じ題)は
前に要約・紹介も18禁(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-01-15 )(^_^;)
好色譚と言っても笑話、笑話と言っても爆笑するようなのは無かったけど、その辺は人それぞれで、
「おたのしみ」の中で小生が気に入ったのは、深読みも出来そうな「手柄」と題された一篇(^_^;)

    /[東]晋の元帝(司馬睿[しばえい])は皇子が生れた祝いに、あまねく群臣に
    下賜をした。そのとき予章郡太守の殷羨[殷浩の父]が、/「皇子のご誕生、天下
    ひとしくお喜び申しあげております。臣は何の手柄もございませんのに、手厚い
    賜物を頂戴し、恐縮至極に存じます」/とお礼を言上した。すると元帝はいった。/
    「このことでは、そなたに手柄を立てさせるわけにはいかんよ」/

これは『世説新語』に載ってる説話の由、村山吉廣の前掲書には無く、本書は『笑府』を始めとする
「・・・いわゆる笑話本以外の書物からも九十篇あまりの笑話を収録・・・」(本書巻末の駒田信二
による「解説」)しており、村山吉廣のよりもヴォリュームがある所以ヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
タグ:中国 笑話 説話
コメント(6) 
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コメント 6

ナベちはる

宣伝の広告はいろいろとありますが、同じ広告が出てくると「何かやったっけ?」なんて思ってしまいます(^^;)
by ナベちはる (2022-06-11 02:10) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 「何かやったっけ?」座布団1枚 ♪
ですよねぇ(^_^;) 以前に見たかなぁ?と考え込みます(^_^;)
by middrinn (2022-06-11 05:20) 

df233285

世界史を選択している、大学受験生にとって。人物
名の記憶は、し出すと事実上キリが有りませんから。
共通一次テストの出題範囲外だと仮にしたら、本文
の笑話は、何故笑えるのかを、wiki等の項目名
「東晋」で、ようするに調査してはいけないという
世界だと思われます。近世の中国人には五胡十六国
人は、中国人の仲間と見ず、討伐者は英雄と見る
空気が有ったようですね。勉強になりました。
by df233285 (2022-06-11 08:17) 

middrinn

元帝の諧謔・ユーモアですけど、wikiの「東晋」「司馬睿」の項にもあるように、
東晋の初代皇帝で権力基盤が弱かったことから「深読み」したくなります(^_^;)
by middrinn (2022-06-11 09:35) 

tai-yama

手柄は無いけど、手厚いボーナスがほしひ・・・
by tai-yama (2022-06-11 18:58) 

middrinn

手柄が無い人にはあげませんオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
by middrinn (2022-06-11 19:18) 

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