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210823読んだ本

読書の厄介なところは、本を読めばいい、というものでもないことである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【読んだ本】

戸板康二『あの人この人 昭和人物誌』(文春文庫,1996)所蔵本

続けて、「安藤鶴夫の感動」を読んだ(⌒~⌒) 同じ劇評家として毎月劇場で顔を合わせた由(⌒~⌒)

    ・・・/明治座の時は、昼の部の最初の幕間に、近くの藪に行って、ざるを食べたりした。
    菊五郎劇団の「忠臣蔵」で梅幸が塩冶判官を初役で演じたのがよかったので、テーブルに
    つくなり、二人で「判官の成功を祝って、きょうは天ぷらそばにしよう」といったのを
    思い出す。/そういう時の雑談で、近刊の良書を挙げたり、古本屋で掘り出し物をしたり
    した話をする。そばにいた若い劇評家が話に乗れないのでもじもじしていたら、安藤さんが
    「週刊誌とスポーツ新聞ばかり読んでいないで、すこしは単行本を読みなさい」と大声で
    いった。/・・・

今はこーゆー忠告してくれる人いないし、相伴者も会話に加わろうとせずスマホいじりそう(@_@;)
んにゃ、約20年前、ある施設長から職員の歓送迎会でゲームやってる若手がいた話を聞いたわ(^_^;)

・「江戸川乱歩の好奇心」は御愛想と思ってたところ「翌日」「速達」なのが〈ちょっといい〉(^^)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-07

・「徳川夢声の話術」は古川ロッパが夢声の声帯模写をしてラジオ聴取者が気付かなかった話(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-11

・「有吉佐和子の笑い声」は彼女の推理小説の書評を頼まれるも「なぜこんなに下手なのだろう」(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-18

・「菊田一夫の博愛」は新聞社から公職追放についての情報が伝えられ菊田一夫の名前もあった(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-20

・「芥川比呂志の酒席」は初版本「羅生門」の末行が「下人の行方は、誰も知らない」に非ずと(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-24

・「小泉喜美子の博識」では歌舞伎にも詳しい推理小説家の才気煥発ぶりも巧みに描かれる(〃'∇'〃)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-29

・「三島由紀夫の哄笑」では戸板康二による解説の「これは三島氏の若書きであるが」に誤植( ̄◇ ̄;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-03

・「川口松太郎の人情」では「婚礼の披露宴」における川口松太郎のスピーチがマジで絶妙(〃'∇'〃)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-05

・「岩田豊雄の食味」は「獅子文六という筆名にしても、四四十六をもじったのではなく・・・」(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-11

・「古川緑波の冗句」の「昔の探偵小説は、悪人の姓が・・・何となく憎々しいのが多かった」由(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-15

・「伊馬春部のカメラ」の「誰から花をもらった、どこから酒を寄付された」と書くのはダメだろ(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-25

・「奥野信太郎の探求」、この中国文学者のことが好きになれぬエピソードまで紹介されてた(-ω-、)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-01

・「田辺茂一の大鞄」の田辺茂一が立川談志に与えた「巧は拙を蔵する」という言葉について(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-05

・「藤本真澄の映画」は「東京一淋しい男」(映画「裸の重役」の原作)のモデルが誰なのか(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-24

・「三宅周太郎の宗教」では「新聞劇評家に質す」という公開質問状のような評論が気になる(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-01

・「十返肇のアンテナ」の自称「軽評論」とは伊藤整『日本文壇史』に通じるものなのかなぁ(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-03

・「小宮豊隆の吉右衛門」でも言及の『漱石全集』より「主要近代文学全集一覧」を読みたいな(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-07

・「花森安治のスカート」は「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません、勝つまでは」に関する伝説(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-14

・「寺山修司の国訛」では模倣小僧と呼ばれていたことなどはモチ本書には書かれてないけど(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-21

・「大谷竹次郎の劇場愛」では真山青果『平将門』を読みたくなったが(ノ ̄皿 ̄)ノナンデヤネン!┫:・

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-26

・「田村秋子の完全主義」だが、夫が戦死した上に「見世物」なんかにはされたくないよね(´ヘ`;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-30

・「川尻清潭のナイトキャップ」だが、近代文学の理解には歌舞伎の知識が必要オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-07

・「円地文子のごひいき」だが、『源氏物語』を完訳も和歌に関する造詣はどれほどなのかな(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-15

・「渋沢秀雄の童顔」、渋沢栄一は埼玉のドン・ファンだから秀雄が本当に「末子」かどうか(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-20

・「宇野信夫の巷談」では「戯曲の題を歌舞伎狂言の外題に似せて」七字か五字に___φ( ̄^ ̄ )メモメモ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-25

・「玉川一郎のエスプリ」はパリに送る伝票の隅に「今日は雨」と落書きした、ちょっといい話(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-06-11

・「辰野隆の巻き舌」の「ぼくは先に手を洗うんだ。大切な場所をさわるんだから」は一理あり(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-01

・「武智鐵二の演出力」では「美しい女性」の盗作事件を「ちょっとした失敗」ですかC= (-。- ) フゥー

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-09

・「土岐善麿の車中談」、宇野浩二に「アホくさ」と横を向かせた山田順子を徳田秋声に紹介(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-15

・戸板康二の「ちょっといい話」シリーズ4冊から〈真・ちょっといい話〉を選りすぐってみた(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-12-27

コメント(10) 

コメント 10

tai-yama

「すこしは単行本を読みなさい」と言われたので、漫画の
単行本を読んだり(笑)。
by tai-yama (2021-08-23 23:24) 

ナベちはる

なんとなく適当に読むなんてことになると、「本を読めばいいわけではない」状態になってしまいがちですね(^^;
by ナベちはる (2021-08-24 01:25) 

middrinn

漫画は常に単行本で読むことに、
tai-yama様、してます(^o^)丿
by middrinn (2021-08-24 05:28) 

middrinn

たしかに、どう読むかが大事ですよね(^_^;)
ナベちはる様、いつ、何を、と並んで(^_^;)
by middrinn (2021-08-24 05:29) 

enosan

middrinn さま
私のブログ 2020.08.10 にいただいたコメントいただいた
「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」
は太田道灌が詠んだ歌ではなく、太田道灌の逸話で知られる歌であるとご指導いただき誠にありがとうございます。全くおっしゃる通りで穴があったら入りたい心境です。コメント欄を空けていないのでこの日を選んでわざわざコメントいただいたものと思い恐縮しています。今日まで気が付かなかったんです。また自身の無学浅知恵を恥じています。お礼の言葉も大変遅くなり申し訳ございません。
拙いブログですが今後ともよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。

by enosan (2021-08-24 09:16) 

middrinn

図書館の「レファレンス協同データベース」の「レファレンス事例詳細」で、
〈「七重八重花は咲けども・・・」という歌は太田道灌が詠んだものですか。〉
との質問が取り上げられてる事実からも判るようによくある誤解です(^_^;)
当該記事にnice!した手前もあって、一言書き残しておいたまでです(^_^;)
by middrinn (2021-08-24 09:36) 

ニッキー

先日、久しぶりにブックオフで本を買ったかみさんは
なぜか未だに読んでないので理由を聞いたら
「もったいなくて・・・」と意味不明な返事が返ってきましたw
いや、読まないほうがもったいないから(⌒-⌒; )
by ニッキー (2021-08-24 20:55) 

middrinn

たしかに(^_^;) ただ、読んでしまうと何か寂しさを感じるものですし、
読む前のワクワク感ドキドキ感が失われることに勿体無い感も(^_^;)
by middrinn (2021-08-24 21:05) 

yokomi

ン十年前の先月、職場の上司が某ホテル屋上でやっているビアガーデンに部下を誘いましたが、行って間もなく私は脇を向いて爪切りを取り出し....(^_^;) ビールは美味しくないのです(>_<) 当時はスマホも無かったし...(^_^;)
by yokomi (2021-08-25 23:11) 

middrinn

それでは覚えがめでたくなく、出世しないでしょう(^_^;)
by middrinn (2021-08-26 06:58) 

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