210520読んだ本
読書の厄介なところは、予約した漫画が明日の発売日にちゃんと届くかである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
楽天ブックスだから信じてるウラー!(^o^)丿 物語の展開を忘れたから1巻から読み返さないとウラー!(^o^)丿
【読んだ本】
戸板康二『あの人この人 昭和人物誌』(文春文庫,1996)所蔵本
続けて、「渋沢秀雄の童顔」を読んだ(^_^;) 本篇は冒頭で渋沢栄一を紹介した後、「渋沢秀雄さんは
その末子である。」としているけど、渋沢栄一だから、本当に「末子」かどうか・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
念のため、佐野眞一『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』(文春文庫,2009)から引く( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
・・・/栄一が幼い篤二の養育を長姉夫婦にまかせたのは、最初の妻千代を亡くし、
再婚した二番目の妻兼子との間にエッセイストとして知られる渋沢秀雄などの三男
一女をなし、さらには妾くにとの間にも二女をもうけるという複雑で前近代的な
家族関係を、新時代を生きる嫡男の目に直接ふれさせたくない、という事情が
働いていた。/栄一は『論語』好きではあったが、道学者ではさらさらなかった。
それどころか、栄一は、「明眸皓歯に関することを除いては、俯仰天地に恥じない」
といってはばからなかった。/歌子[←栄一の長女]の孫の穂積重行は、栄一を
〝始祖〟とする渋沢家の家系図は、あまりにも複雑すぎて〝立体図〟でも使わない限り
書ききれないといった。/・・・
宮本常一と渋沢敬三を描く大河ドラマなら視るけど、高尚すぎて視聴率が取れないかC= (-。- ) フゥー
・・・東宝の人[←会長だったらしい]として、宝塚歌劇団を引きつれて、
戦前アメリカにも行っているが、外国にはたびたび訪れ、アメリカでは、
ウォルト・ディズニーにも会ったそうだ。/渋沢さんが日本の画家の描いた
昔話の絵を持って行って見せた時、「舌切雀」について説明したら、
いきなり「この雀はお爺さんに話しかけているらしいが、舌を切られた雀が
どうして口を利くことができるのか」と質問したという。/この話は、
久保田[万太郎]さんと同席している時に聞いたのであるが、
久保田さんが言下に、「こう話が通じなくては、日米会談なんかできません」
といったのが、おかしかった。/・・・
真珠湾前夜とか、あるいは戦後の繊維や沖縄の交渉の頃とかの話だったなら、面白いけどねぇ(^_^;)
・「江戸川乱歩の好奇心」は御愛想と思ってたところ「翌日」「速達」なのが〈ちょっといい〉(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-07
・「徳川夢声の話術」は古川ロッパが夢声の声帯模写をしてラジオ聴取者が気付かなかった話(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-11
・「有吉佐和子の笑い声」は彼女の推理小説の書評を頼まれるも「なぜこんなに下手なのだろう」(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
・「菊田一夫の博愛」は新聞社から公職追放についての情報が伝えられ菊田一夫の名前もあった(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-20
・「芥川比呂志の酒席」は初版本「羅生門」の末行が「下人の行方は、誰も知らない」に非ずと(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-24
・「小泉喜美子の博識」では歌舞伎にも詳しい推理小説家の才気煥発ぶりも巧みに描かれる(〃'∇'〃)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-29
・「三島由紀夫の哄笑」では戸板康二による解説の「これは三島氏の若書きであるが」に誤植( ̄◇ ̄;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-03
・「川口松太郎の人情」では「婚礼の披露宴」における川口松太郎のスピーチがマジで絶妙(〃'∇'〃)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-05
・「岩田豊雄の食味」は「獅子文六という筆名にしても、四四十六をもじったのではなく・・・」(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-11
・「古川緑波の冗句」の「昔の探偵小説は、悪人の姓が・・・何となく憎々しいのが多かった」由(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-15
・「伊馬春部のカメラ」の「誰から花をもらった、どこから酒を寄付された」と書くのはダメだろ(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-25
・「奥野信太郎の探求」、この中国文学者のことが好きになれぬエピソードまで紹介されてた(-ω-、)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-01
・「田辺茂一の大鞄」の田辺茂一が立川談志に与えた「巧は拙を蔵する」という言葉について(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-05
・「藤本真澄の映画」は「東京一淋しい男」(映画「裸の重役」の原作)のモデルが誰なのか(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-24
・「三宅周太郎の宗教」では「新聞劇評家に質す」という公開質問状のような評論が気になる(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-01
・「十返肇のアンテナ」の自称「軽評論」とは伊藤整『日本文壇史』に通じるものなのかなぁ(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-03
・「小宮豊隆の吉右衛門」でも言及の『漱石全集』より「主要近代文学全集一覧」を読みたいな(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-07
・「花森安治のスカート」は「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません、勝つまでは」に関する伝説(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-14
・「寺山修司の国訛」では模倣小僧と呼ばれていたことなどはモチ本書には書かれてないけど(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-21
・「大谷竹次郎の劇場愛」では真山青果『平将門』を読みたくなったが(ノ ̄皿 ̄)ノナンデヤネン!┫:・
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-26
・「田村秋子の完全主義」だが、夫が戦死した上に「見世物」なんかにはされたくないよね(´ヘ`;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-30
・「川尻清潭のナイトキャップ」だが、近代文学の理解には歌舞伎の知識が必要オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-07
・「円地文子のごひいき」だが、『源氏物語』を完訳も和歌に関する造詣はどれほどなのかな(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-15
・戸板康二の「ちょっといい話」シリーズ4冊から〈真・ちょっといい話〉を選りすぐってみた(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-12-27
楽天ブックスだから信じてるウラー!(^o^)丿 物語の展開を忘れたから1巻から読み返さないとウラー!(^o^)丿
【読んだ本】
戸板康二『あの人この人 昭和人物誌』(文春文庫,1996)所蔵本
続けて、「渋沢秀雄の童顔」を読んだ(^_^;) 本篇は冒頭で渋沢栄一を紹介した後、「渋沢秀雄さんは
その末子である。」としているけど、渋沢栄一だから、本当に「末子」かどうか・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
念のため、佐野眞一『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』(文春文庫,2009)から引く( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
・・・/栄一が幼い篤二の養育を長姉夫婦にまかせたのは、最初の妻千代を亡くし、
再婚した二番目の妻兼子との間にエッセイストとして知られる渋沢秀雄などの三男
一女をなし、さらには妾くにとの間にも二女をもうけるという複雑で前近代的な
家族関係を、新時代を生きる嫡男の目に直接ふれさせたくない、という事情が
働いていた。/栄一は『論語』好きではあったが、道学者ではさらさらなかった。
それどころか、栄一は、「明眸皓歯に関することを除いては、俯仰天地に恥じない」
といってはばからなかった。/歌子[←栄一の長女]の孫の穂積重行は、栄一を
〝始祖〟とする渋沢家の家系図は、あまりにも複雑すぎて〝立体図〟でも使わない限り
書ききれないといった。/・・・
宮本常一と渋沢敬三を描く大河ドラマなら視るけど、高尚すぎて視聴率が取れないかC= (-。- ) フゥー
・・・東宝の人[←会長だったらしい]として、宝塚歌劇団を引きつれて、
戦前アメリカにも行っているが、外国にはたびたび訪れ、アメリカでは、
ウォルト・ディズニーにも会ったそうだ。/渋沢さんが日本の画家の描いた
昔話の絵を持って行って見せた時、「舌切雀」について説明したら、
いきなり「この雀はお爺さんに話しかけているらしいが、舌を切られた雀が
どうして口を利くことができるのか」と質問したという。/この話は、
久保田[万太郎]さんと同席している時に聞いたのであるが、
久保田さんが言下に、「こう話が通じなくては、日米会談なんかできません」
といったのが、おかしかった。/・・・
真珠湾前夜とか、あるいは戦後の繊維や沖縄の交渉の頃とかの話だったなら、面白いけどねぇ(^_^;)
・「江戸川乱歩の好奇心」は御愛想と思ってたところ「翌日」「速達」なのが〈ちょっといい〉(^^)
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・「徳川夢声の話術」は古川ロッパが夢声の声帯模写をしてラジオ聴取者が気付かなかった話(゚ロ゚;)
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・「有吉佐和子の笑い声」は彼女の推理小説の書評を頼まれるも「なぜこんなに下手なのだろう」(゚ロ゚;)
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・「菊田一夫の博愛」は新聞社から公職追放についての情報が伝えられ菊田一夫の名前もあった(゚ロ゚;)
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・「芥川比呂志の酒席」は初版本「羅生門」の末行が「下人の行方は、誰も知らない」に非ずと(゚ロ゚;)
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・「小泉喜美子の博識」では歌舞伎にも詳しい推理小説家の才気煥発ぶりも巧みに描かれる(〃'∇'〃)
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・「三島由紀夫の哄笑」では戸板康二による解説の「これは三島氏の若書きであるが」に誤植( ̄◇ ̄;)
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・「川口松太郎の人情」では「婚礼の披露宴」における川口松太郎のスピーチがマジで絶妙(〃'∇'〃)
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・「岩田豊雄の食味」は「獅子文六という筆名にしても、四四十六をもじったのではなく・・・」(゚ロ゚;)
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・「古川緑波の冗句」の「昔の探偵小説は、悪人の姓が・・・何となく憎々しいのが多かった」由(^_^;)
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・「伊馬春部のカメラ」の「誰から花をもらった、どこから酒を寄付された」と書くのはダメだろ(^_^;)
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・「奥野信太郎の探求」、この中国文学者のことが好きになれぬエピソードまで紹介されてた(-ω-、)
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・「田辺茂一の大鞄」の田辺茂一が立川談志に与えた「巧は拙を蔵する」という言葉について(@_@;)
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・「藤本真澄の映画」は「東京一淋しい男」(映画「裸の重役」の原作)のモデルが誰なのか(@_@;)
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・「三宅周太郎の宗教」では「新聞劇評家に質す」という公開質問状のような評論が気になる(@_@;)
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・「十返肇のアンテナ」の自称「軽評論」とは伊藤整『日本文壇史』に通じるものなのかなぁ(@_@;)
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・「小宮豊隆の吉右衛門」でも言及の『漱石全集』より「主要近代文学全集一覧」を読みたいな(^_^;)
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・「花森安治のスカート」は「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません、勝つまでは」に関する伝説(^_^;)
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・「寺山修司の国訛」では模倣小僧と呼ばれていたことなどはモチ本書には書かれてないけど(@_@;)
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・「大谷竹次郎の劇場愛」では真山青果『平将門』を読みたくなったが(ノ ̄皿 ̄)ノナンデヤネン!┫:・
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・「田村秋子の完全主義」だが、夫が戦死した上に「見世物」なんかにはされたくないよね(´ヘ`;)
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・「川尻清潭のナイトキャップ」だが、近代文学の理解には歌舞伎の知識が必要オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
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・「円地文子のごひいき」だが、『源氏物語』を完訳も和歌に関する造詣はどれほどなのかな(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-15
・戸板康二の「ちょっといい話」シリーズ4冊から〈真・ちょっといい話〉を選りすぐってみた(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-12-27
飛び出す家系図はちょっと見てみたいかも(笑)。
でかいつづらを持って帰らなかったのも、アメリカ人にはわからない
気がしたり。
by tai-yama (2021-05-20 23:45)
予約した漫画、発売日当日に届きますように!
by ナベちはる (2021-05-21 01:17)
渋沢栄一本人ですら、把握できてない、
tai-yama様、子供がいるかも(^_^;)
by middrinn (2021-05-21 05:12)
発送はされたようなので、
ナベちはる様、郵便屋さん
が頑張れるかです(^o^)丿
by middrinn (2021-05-21 05:13)
発送確認はできても物が届くまでは心配ですよね。
by 美美 (2021-05-21 16:32)
何度も何度もネットで追跡して、ポストを眺めてました(^_^;)
by middrinn (2021-05-21 17:24)