210407読んだ本
読書の厄介なところは、ブログ書くために読むという本末転倒になることである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
お金になるわけでもなし、好きな本を好きな時に好きなように読んで、備忘録としてメモ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
【読んだ本】
戸板康二『あの人この人 昭和人物誌』(文春文庫,1996)所蔵本
続けて、「小宮豊隆の吉右衛門」を読んだ(^^) 小宮豊隆と言えば、夏目漱石だけど、昔から漱石にも
さほど興味・興味が無かったので、小宮豊隆も読んだことが無いんだな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
/小宮豊隆という名前は、かなり早く読んだ漱石の「文鳥」の中に出て来るので
知っていた。/・・・/小宮さん自身が編集して解説を全巻につけ、大索引まで
作った岩波版の漱石全集を、私は三田にかよっている時買って現在も持っているが、
総ルビのこの本の「豊隆」には、ホウリュウとなっている。/・・・/漱石文中の
登場人物というのは、ついひと時代前と思ってしまい、私には遠い存在だった
小宮さんと思いがけなく、大変親しく話し、一緒に仕事をすることになったのは
奇縁であった。/・・・
たしかに「ひと時代前」のイメージなので、そのエピソードを活写する本篇は興味深く読めた(^_^;)
とはいえ、小宮豊隆の書いた物でも読んでみようかという気にまではならなくて、むしろ小宮豊隆を
谷沢永一『紙つぶて 自作自注最終版』(文藝春秋,2005)の巻末の「人名索引」で調べて読んだ一篇
「全集編纂の新機軸」で紹介されてた「主要近代文学全集一覧」の方こそ読んでみたい_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
/▽吉田精一編『現代日本文学年表』(筑摩書房)付録の三段組み二十頁に及ぶ
「主要近代文学全集一覧」は、どの方面にも気兼ねせずズケズケと欠点を指摘する
ワサビの効いた好読み物だが、さすがに小宮豊隆の『漱石全集』と勝本清一郎の
『透谷全集』には一級品の折り紙をつけている。・・・
・「江戸川乱歩の好奇心」は御愛想と思ってたところ「翌日」「速達」なのが〈ちょっといい〉(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-07
・「徳川夢声の話術」は古川ロッパが夢声の声帯模写をしてラジオ聴取者が気付かなかった話(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-11
・「有吉佐和子の笑い声」は彼女の推理小説の書評を頼まれるも「なぜこんなに下手なのだろう」(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
・「菊田一夫の博愛」は新聞社から公職追放についての情報が伝えられ菊田一夫の名前もあった(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-20
・「芥川比呂志の酒席」は初版本「羅生門」の末行が「下人の行方は、誰も知らない」に非ずと(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-24
・「小泉喜美子の博識」では歌舞伎にも詳しい推理小説家の才気煥発ぶりも巧みに描かれる(〃'∇'〃)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-29
・「三島由紀夫の哄笑」では戸板康二による解説の「これは三島氏の若書きであるが」に誤植( ̄◇ ̄;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-03
・「川口松太郎の人情」では「婚礼の披露宴」における川口松太郎のスピーチがマジで絶妙(〃'∇'〃)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-05
・「岩田豊雄の食味」は「獅子文六という筆名にしても、四四十六をもじったのではなく・・・」(゚ロ゚;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-11
・「古川緑波の冗句」の「昔の探偵小説は、悪人の姓が・・・何となく憎々しいのが多かった」由(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-15
・「伊馬春部のカメラ」の「誰から花をもらった、どこから酒を寄付された」と書くのはダメだろ(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-25
・「奥野信太郎の探求」、この中国文学者のことが好きになれぬエピソードまで紹介されてた(-ω-、)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-01
・「田辺茂一の大鞄」の田辺茂一が立川談志に与えた「巧は拙を蔵する」という言葉について(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-05
・「藤本真澄の映画」は「東京一淋しい男」(映画「裸の重役」の原作)のモデルが誰なのか(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-24
・「三宅周太郎の宗教」では「新聞劇評家に質す」という公開質問状のような評論が気になる(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-01
・「十返肇のアンテナ」の自称「軽評論」とは伊藤整『日本文壇史』に通じるものなのかなぁ(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-03
・戸板康二の「ちょっといい話」シリーズ4冊から〈真・ちょっといい話〉を選りすぐってみた(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-12-27
お金になるわけでもなし、好きな本を好きな時に好きなように読んで、備忘録としてメモ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
【読んだ本】
戸板康二『あの人この人 昭和人物誌』(文春文庫,1996)所蔵本
続けて、「小宮豊隆の吉右衛門」を読んだ(^^) 小宮豊隆と言えば、夏目漱石だけど、昔から漱石にも
さほど興味・興味が無かったので、小宮豊隆も読んだことが無いんだな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
/小宮豊隆という名前は、かなり早く読んだ漱石の「文鳥」の中に出て来るので
知っていた。/・・・/小宮さん自身が編集して解説を全巻につけ、大索引まで
作った岩波版の漱石全集を、私は三田にかよっている時買って現在も持っているが、
総ルビのこの本の「豊隆」には、ホウリュウとなっている。/・・・/漱石文中の
登場人物というのは、ついひと時代前と思ってしまい、私には遠い存在だった
小宮さんと思いがけなく、大変親しく話し、一緒に仕事をすることになったのは
奇縁であった。/・・・
たしかに「ひと時代前」のイメージなので、そのエピソードを活写する本篇は興味深く読めた(^_^;)
とはいえ、小宮豊隆の書いた物でも読んでみようかという気にまではならなくて、むしろ小宮豊隆を
谷沢永一『紙つぶて 自作自注最終版』(文藝春秋,2005)の巻末の「人名索引」で調べて読んだ一篇
「全集編纂の新機軸」で紹介されてた「主要近代文学全集一覧」の方こそ読んでみたい_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
/▽吉田精一編『現代日本文学年表』(筑摩書房)付録の三段組み二十頁に及ぶ
「主要近代文学全集一覧」は、どの方面にも気兼ねせずズケズケと欠点を指摘する
ワサビの効いた好読み物だが、さすがに小宮豊隆の『漱石全集』と勝本清一郎の
『透谷全集』には一級品の折り紙をつけている。・・・
・「江戸川乱歩の好奇心」は御愛想と思ってたところ「翌日」「速達」なのが〈ちょっといい〉(^^)
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・「徳川夢声の話術」は古川ロッパが夢声の声帯模写をしてラジオ聴取者が気付かなかった話(゚ロ゚;)
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・「有吉佐和子の笑い声」は彼女の推理小説の書評を頼まれるも「なぜこんなに下手なのだろう」(゚ロ゚;)
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・「菊田一夫の博愛」は新聞社から公職追放についての情報が伝えられ菊田一夫の名前もあった(゚ロ゚;)
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・「芥川比呂志の酒席」は初版本「羅生門」の末行が「下人の行方は、誰も知らない」に非ずと(゚ロ゚;)
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・「小泉喜美子の博識」では歌舞伎にも詳しい推理小説家の才気煥発ぶりも巧みに描かれる(〃'∇'〃)
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・「三島由紀夫の哄笑」では戸板康二による解説の「これは三島氏の若書きであるが」に誤植( ̄◇ ̄;)
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・「川口松太郎の人情」では「婚礼の披露宴」における川口松太郎のスピーチがマジで絶妙(〃'∇'〃)
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・「岩田豊雄の食味」は「獅子文六という筆名にしても、四四十六をもじったのではなく・・・」(゚ロ゚;)
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・「古川緑波の冗句」の「昔の探偵小説は、悪人の姓が・・・何となく憎々しいのが多かった」由(^_^;)
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・「伊馬春部のカメラ」の「誰から花をもらった、どこから酒を寄付された」と書くのはダメだろ(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-02-25
・「奥野信太郎の探求」、この中国文学者のことが好きになれぬエピソードまで紹介されてた(-ω-、)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-03-01
・「田辺茂一の大鞄」の田辺茂一が立川談志に与えた「巧は拙を蔵する」という言葉について(@_@;)
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・「藤本真澄の映画」は「東京一淋しい男」(映画「裸の重役」の原作)のモデルが誰なのか(@_@;)
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・「三宅周太郎の宗教」では「新聞劇評家に質す」という公開質問状のような評論が気になる(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-04-01
・「十返肇のアンテナ」の自称「軽評論」とは伊藤整『日本文壇史』に通じるものなのかなぁ(@_@;)
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・戸板康二の「ちょっといい話」シリーズ4冊から〈真・ちょっといい話〉を選りすぐってみた(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-12-27
ブログネタにするのは仕方ないことですかね
私のカワセミの写真もブログネタの一部(^^;
by そら (2021-04-07 21:11)
ブログに書くだけのために好きでもない本を読みたくはないですね(^_^;)
by middrinn (2021-04-07 21:24)
どんな本でも多読していけば知識量とつっこみと文章の表現力がつく
かもしれない(笑)。その内、小宮さんみたいに「○○全集」とか
出せるようになったり。
by tai-yama (2021-04-07 23:46)
読んだ本がブログネタになるのは致し方ないことですね(^^;
好きな本を読んで、その感想をまとめるのもブログの使い方の1つだと思います!
by ナベちはる (2021-04-08 00:56)
middrinnさんおはようございます。
夏目漱石全集は家にありますが、まだ読む気にはなれません・・・
ブログもYoutubeの様にお金になるような仕組みが出来ないものでしょうか・・・ それは感じます。
by ネオ・アッキー (2021-04-08 05:20)
多読は考える力を失っていくとショーペンハウアーが(^_^;)
tai-yama様、小宮豊隆は漱石との関係で全集を担当(^_^;)
by middrinn (2021-04-08 07:33)
自分が好きな本の感想ばかりブログにしてると、
ナベちはる様、同じ趣味の人が集まりそう(^^)
by middrinn (2021-04-08 07:36)
ブログをポータルサイトとして集客されて、
ネオ・アッキー様、商売されるとか(^_^;)
by middrinn (2021-04-08 07:39)
総ルビの「総」とは本当に「総」なんでしょうか。「総」だとするなら、国語力の乏しい私には有り難いです(^_^)v 特に人名(^_^;) 読書ではありませんが、ブログを書くために時々辞書をめくっています。面倒でもありますが、死ぬまで勉強(^_^)v 老化防止(>_<)
by yokomi (2021-04-08 09:22)
漱石は当て字が多かったので、ルビを振るのも大変だったかと(^_^;)
小生も『大辞林』初版第一刷を引き引き毎回ブログ書いてます(^o^)丿
by middrinn (2021-04-08 14:40)