210213買った本＆読んだ本
読書の厄介なところは、読者の便宜を考えない出版社があることである〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
【買った本＆読んだ本】
佐藤謙三（校注）『大鏡』（角川文庫,1969）
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」301円を10日に注文して13日に届く(^^) コンディション
説明文はテンプレ（2種類あり、前は同じ「良い」でも、「非常に良い」に近い「良い」と、「可」に
近い「良い」に、それぞれ対応してたが、最近は対応してない）ゆえ略〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
ザ・「良い」という状態で、最終頁に女性の名前のハンコが押されてた程度で書き込み等は無し(^^)v
訳も付いてないし、脚注の語釈もメチャ少ないし、高いのに（古本屋で100円が相当）購入した理由は
石川徹（校注）『新潮日本古典集成 大鏡』（新潮社,1989）巻末の「解説」の最後に「底本について
の覚書」に続いて「主要参考文献一覧」が載ってて、次の解題（同書395頁）が付されてたから(^_^;)
／・・・好著である。・・・「解説」も独自のものがあって有益である。
小さい書物なのに、人名・地名・語句索引も入っている。／
『大鏡』は紀伝体ゆえ索引が無いと不便なのに同書には無く、「凡例」に次の項（同書8頁）が(ﾟﾛﾟ;)
一、読者の便宜を考えて、柱にその頁（見開き二頁）で話題になっている人物名を
掲げた。「大臣列伝」の場合、──伝に当る人物はゴチックで示した。また、
各巻の扉裏にも、「話題を賑わす史上実在の人物」の一覧を掲げておいた。
ある人物のことを調べようとしたら、「各巻の扉裏」を全てチェックした上で、「柱」の「人物名」
をパラパラ漫画の如く探せとﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ 「読者の便宜」だなんて、チャンチャラ可笑しい(-"-)
橘健二＆加藤静子（校注・訳）『新編日本古典文学全集34 大鏡』（小学館,1996）は巻末「付録」の
「人物一覧」（巻頭「凡例」に「加納重文氏に作成していただき、加藤が加筆した。」［同10頁］）
が「おもな人名の下に、その人物が登場する段数（小見出しの番号）を示した。」（同512頁）として
索引としても使えるが、「おもな人名」に限られていて、やはり不便であるし、「人物に関する挿話
をできるかぎり紹介する方針をとり、その典拠を示した。」（同512頁）ともあるが、その記述に誤り
が散見されることは既に指摘した通りである(ノ￣皿￣）ノﾃﾞﾀﾗﾒｽｷﾞﾙﾝﾀﾞﾖ！┫：・’．：：
さて、さて、さ～て！本書だが、やはり索引があると面白いな(〃'∇'〃) 索引を眺めているだけで、
発見があって、本書の「人名索引」を見る限りでは、『大鏡』に藤原実方は登場しないんだね(ﾟﾛﾟ;)
本書は奥付の前に折り込みで「藤原氏略系圖」「帝王・源氏略系圖」があって、貞時（師尹の子）の
子として「實方」も出ているんだけどねぇ(^_^;) 「語句索引」がチョー便利ではあるが、「御集」は
「御集（醍醐天皇御集）」で立項されてるけど、『大鏡』には村上天皇の「御集」も出てて、本書の
本文にもちゃんと出てるのに、「語句索引」作成者は見落としちゃったみたいｵﾎﾎﾎ( ^^)/~~~~ ﾋﾟｼｯ！
管理ページ「読んでいるブログ（RSS）」、ほとんどが更新通知されるのに半日はかかるように(ﾟﾛﾟ;)
【買った本＆読んだ本】
佐藤謙三（校注）『大鏡』（角川文庫,1969）
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」301円を10日に注文して13日に届く(^^) コンディション
説明文はテンプレ（2種類あり、前は同じ「良い」でも、「非常に良い」に近い「良い」と、「可」に
近い「良い」に、それぞれ対応してたが、最近は対応してない）ゆえ略〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
ザ・「良い」という状態で、最終頁に女性の名前のハンコが押されてた程度で書き込み等は無し(^^)v
訳も付いてないし、脚注の語釈もメチャ少ないし、高いのに（古本屋で100円が相当）購入した理由は
石川徹（校注）『新潮日本古典集成 大鏡』（新潮社,1989）巻末の「解説」の最後に「底本について
の覚書」に続いて「主要参考文献一覧」が載ってて、次の解題（同書395頁）が付されてたから(^_^;)
／・・・好著である。・・・「解説」も独自のものがあって有益である。
小さい書物なのに、人名・地名・語句索引も入っている。／
『大鏡』は紀伝体ゆえ索引が無いと不便なのに同書には無く、「凡例」に次の項（同書8頁）が(ﾟﾛﾟ;)
一、読者の便宜を考えて、柱にその頁（見開き二頁）で話題になっている人物名を
掲げた。「大臣列伝」の場合、──伝に当る人物はゴチックで示した。また、
各巻の扉裏にも、「話題を賑わす史上実在の人物」の一覧を掲げておいた。
ある人物のことを調べようとしたら、「各巻の扉裏」を全てチェックした上で、「柱」の「人物名」
をパラパラ漫画の如く探せとﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ 「読者の便宜」だなんて、チャンチャラ可笑しい(-"-)
橘健二＆加藤静子（校注・訳）『新編日本古典文学全集34 大鏡』（小学館,1996）は巻末「付録」の
「人物一覧」（巻頭「凡例」に「加納重文氏に作成していただき、加藤が加筆した。」［同10頁］）
が「おもな人名の下に、その人物が登場する段数（小見出しの番号）を示した。」（同512頁）として
索引としても使えるが、「おもな人名」に限られていて、やはり不便であるし、「人物に関する挿話
をできるかぎり紹介する方針をとり、その典拠を示した。」（同512頁）ともあるが、その記述に誤り
が散見されることは既に指摘した通りである(ノ￣皿￣）ノﾃﾞﾀﾗﾒｽｷﾞﾙﾝﾀﾞﾖ！┫：・’．：：
さて、さて、さ～て！本書だが、やはり索引があると面白いな(〃'∇'〃) 索引を眺めているだけで、
発見があって、本書の「人名索引」を見る限りでは、『大鏡』に藤原実方は登場しないんだね(ﾟﾛﾟ;)
本書は奥付の前に折り込みで「藤原氏略系圖」「帝王・源氏略系圖」があって、貞時（師尹の子）の
子として「實方」も出ているんだけどねぇ(^_^;) 「語句索引」がチョー便利ではあるが、「御集」は
「御集（醍醐天皇御集）」で立項されてるけど、『大鏡』には村上天皇の「御集」も出てて、本書の
本文にもちゃんと出てるのに、「語句索引」作成者は見落としちゃったみたいｵﾎﾎﾎ( ^^)/~~~~ ﾋﾟｼｯ！
管理ページ「読んでいるブログ（RSS）」、ほとんどが更新通知されるのに半日はかかるように(ﾟﾛﾟ;)
何度も読んでいたら、人名と柱の位置を覚えられる様、編集されて
いるとか(笑)。RSSの更新通知もパラパラ漫画の様に調べて
いるので時間がかかっているのかも。
by tai-yama (2021-02-13 19:18)
それぐらい読み込んだら、もう柱の人名なんか見なくても
探している人物が出ている頁を一発で披けるのでは(^_^;)
by middrinn (2021-02-13 19:22)
シリーズの途中でやめちゃったり、執筆者・監修者が予告もなしに変更されたり、予告通りに出ないなんてのは出版界では日常茶飯事ですが、今までで一番唖然としたのは、筑摩世界文学大系の「プルースト」ですね。
全３巻が1、2A、2B、3A、3Bの５巻に分割されたのはこちらも想定内だったのですが、なんと2Bのあと3Aより先に3Bが出版されました(^^;。訳者の井上さんがご高齢なので出来たところからということなんでしょうが、読者のことなんか全く考えていませんな。( >_< )
by アニマルボイス (2021-02-13 21:28)
コメントを書いた後、最近ボケが進んでいるので念のため確認してみたら、それぞれ初版が、
3B 1982.8.31
3A 1988.4.30
(≧Д≦；)
by アニマルボイス (2021-02-13 21:33)
索引だけで本の内容が分かっちゃうなんてことはないですか？(^^;
by そら (2021-02-13 22:47)
何度もパラパラ漫画をして記憶できるよう配慮してるとかｗ
違う意味で意味読者のことを考えてるかとｗ
by ニッキー (2021-02-13 23:21)
「主要参考文献一覧」、あると探しやすくて便利ですね。
ただ、「各巻の扉裏」を全てチェックした上でパラパラ漫画よろしく本をめくって探すのは…使いづらいですね(^^;
by ナベちはる (2021-02-14 02:01)
トラブルなどが付き物の全集で有名な筑摩書房、一度倒産もしてますし、
アニマルボイス様の御記憶も、そのイメージで染まってるのかな(^_^;)
by middrinn (2021-02-14 06:00)
たしかに、ネタバレの可能性がある小説には索引は無さそうですが、
そら様、『大鏡』は歴史物語なので内容はほぼ既知ですから(^_^;)
by middrinn (2021-02-14 06:06)
各頁の柱に何人もの人名を印刷するなんて、
ニッキー様、校正した人がお気の毒(^_^;)
by middrinn (2021-02-14 06:08)
そうなんです(^^) この「主要参考文献一覧」は、
よくありがちな書名が並んだリストではなくて、
ナベちはる様、それぞれに解題が付されてるので、
大変参考になり、本書もチョイス出来ました(^^)
by middrinn (2021-02-14 06:11)
middrinnさんこんにちは。
牽引だけで楽しむのには、ある程度、本の内容を知っていないといけないと思いますが、多くの本を読んでいらっしゃるmiddrinn様でのことなのでしょうね。
by ネオ・アッキー (2021-02-14 13:52)
いやいやいやいや藤原氏を中心に平安時代の歴史を描いた物語ですし、
ネオ・アッキー様も京都の寺院とか廻られているから、索引を眺めて、
どんな人物が出ている出てないというだけで、きっと楽しめます(^^)
by middrinn (2021-02-14 15:58)