201202買った本&読んだ本【バカチン】
期限が今月末&元日のポイントが少しばかりあったので新刊の発売日を調べたら、ちょうど今月25日に
星野之宣『海帝 07』小学館ビッグコミックススペシャル759円があり、無駄にせず済みそう(ノ_-;)ホッ…
【買った本&読んだ本(バカチン)】
森本元子編『和歌文学新論』(明治書院,1982)
Amazon出品者「山星書店 博物館前店(月曜定休)」の「良い」1100(580+送料等520)円を1日注文し
2日届いたウラー!(^o^)丿 コンディション説明文は「中古品 - 良い - !:1982年刊 函付:」で、
コレで注文するなんて勇者だが、「非常に良い」でも通りそうなのが届いたオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
ちゃんとプチプチ包装されてた上に追跡可能なレターパックプラスで届いたから大満足v( ̄∇ ̄)ニヤッ
森本元子の古稀祝賀記念論文集で(本人も執筆してるが)、「刊行のことば」によると「各執筆者の
専門分野において、現段階の和歌文学研究における新論を出していただ」いたもので、「結果として
集まった論考は、森本先生の研究分野をある程度反映してか、従来勅撰集研究などと比べて、比較的
冷遇されてきた私家集関係・女流歌人伝関係の論が多く集まったようです。」と「編集を終えて」に
ある(⌒~⌒) なお、「刊行期限の関係で二、三御寄稿をお待ちできずに見切り発車させていただいた
方もおられました」(「編集を終えて」)とあるけど、犬養廉と橋本不美男が該当しそうだな(^_^;)
刊行のことば 有吉保・犬養廉・橋本不美男・藤平春男
古今和歌集巻十一恋一巻頭部管見 石田穣二
八代集における月について 島田良二
詞書の個性──自撰家集にみる 森本元子
躬恒 歌作りの一面 片桐洋一
兼輔集考──伝公任筆兼輔集切を機軸として 杉谷寿郎
賀茂保憲女集・諸本の形態とその本性 稲賀敬二
賀茂保憲女集の位相──〈鳥〉の表象・歌から序へ 三田村雅子
中将尼考──匡衡・赤染・挙周との関わりをめぐって 斎藤煕子
和泉式部集春海本系統の展開──春海・浜臣・由豆流らの伝写・標注のこと 藤岡忠美
和泉式部集と源高明 平田喜信
紫式部「道長妾」の伝承について 今井源衛
伊勢大輔集覚書 後藤祥子
「肥後集」考 久保木哲夫
難波塩湯浴み逍遥歌群注解──歌林苑会衆羇旅歌考 松野陽一
高松院右衛門佐とその周辺 久保田淳
西行歌の素材と表現──山家冬月 糸賀きみ江
西行の『聞書集』をめぐって 桑原博史
後鳥羽院の定家評について──『後鳥羽院御口伝』私注 藤平春男
別本『八代集秀逸』考 樋口芳麻呂
百人一首の女流歌人 島津忠夫
藤原定家伝拾遺──書状二通をめぐって 佐藤恒雄
藤原信実年譜考証──承久まで 井上宗雄
雲葉和歌集と私家集 大伏春美
大宮院権中納言──若き日の従二位為子 岩佐美代子
「百人一首頼常聞書」について──紹介と伝授上の位置付けを中心に 有吉保
伊勢物語の掌編と和歌 上野理
篁物語の和歌 平野由紀子
『源氏物語』と『奥入』──二つの提案をめぐって 待井信一
欧米における古典和歌の受容と研究(序説) 福田秀一
森本先生の研究足跡
一 中古私家集 平野由紀子
二 中古散文 三田村雅子
三 俊成卿女 大伏春美
森本元子略年譜
森本元子主要著述リスト
感謝のことば 森本元子
編集を終えて 平野由紀子・三田村雅子・大伏春美
執筆者紹介
伊勢大輔タン推しの小生ゆえ、お目当ては後藤祥子の論稿だけど、目次を見ると、他にも前から読み
たかった論稿や主題が面白そうな論稿もあるから、いい買い物かなウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
さて、午後のロードショーを視ながら本書をパラパラめくってると次の一節に目が留まった(@_@;)
・・・/ところが、日記に見えるこの夜の男の取った行動はどうか。紫式部は
「おそろしさに、音もせで明かしたる」という。清水好子氏は、それにつき
「訪問者が誰か分らないためであろう」と注をする。式部は、男の来訪について、
全く予告されていず、不意の出来事であったこと、また局の戸には内側から
掛け金を掛けてあり、彼女は局の中で身を硬くしていたと思われる。・・・
ここで引用されている「清水好子氏」の「注」に対して付されている「注5」を見てみたら、その出典
が次のように記されていて吃驚仰天∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
清水好子校訂『紫式部日記・紫式部集』(新潮社、日本古典集成本)
「訪問者が誰か分らないためであろう」は清水好子ではなく山本利達(校注)『新潮日本古典集成 紫
式部日記 紫式部集』(新潮社,1980→2016新装版)103頁の頭注10だヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
「清水好子校訂『紫式部日記・紫式部集』(新潮社、日本古典集成本)」なんて本、無いだろ(^_^;)
この今井源衛は、同(日本歴史学会編集)『紫式部』(吉川弘文館人物叢書,1966→1985新装版)の
記述(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-08-22 )から頭が悪いと思ったし、
研究者としての能力も同『王朝の歌人3 在原業平』(集英社,1985)に記述の間違い等が散見されて
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-19 )、特に『続日本後紀』の記述を
『日本三代実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-22 )や『日本文徳
天皇実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-23 )として引いてたが、
他の研究者の記述を別の研究者のものとして引用するなんて、最早ヤバすぎるだろヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
星野之宣『海帝 07』小学館ビッグコミックススペシャル759円があり、無駄にせず済みそう(ノ_-;)ホッ…
【買った本&読んだ本(バカチン)】
森本元子編『和歌文学新論』(明治書院,1982)
Amazon出品者「山星書店 博物館前店(月曜定休)」の「良い」1100(580+送料等520)円を1日注文し
2日届いたウラー!(^o^)丿 コンディション説明文は「中古品 - 良い - !:1982年刊 函付:」で、
コレで注文するなんて勇者だが、「非常に良い」でも通りそうなのが届いたオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
ちゃんとプチプチ包装されてた上に追跡可能なレターパックプラスで届いたから大満足v( ̄∇ ̄)ニヤッ
森本元子の古稀祝賀記念論文集で(本人も執筆してるが)、「刊行のことば」によると「各執筆者の
専門分野において、現段階の和歌文学研究における新論を出していただ」いたもので、「結果として
集まった論考は、森本先生の研究分野をある程度反映してか、従来勅撰集研究などと比べて、比較的
冷遇されてきた私家集関係・女流歌人伝関係の論が多く集まったようです。」と「編集を終えて」に
ある(⌒~⌒) なお、「刊行期限の関係で二、三御寄稿をお待ちできずに見切り発車させていただいた
方もおられました」(「編集を終えて」)とあるけど、犬養廉と橋本不美男が該当しそうだな(^_^;)
刊行のことば 有吉保・犬養廉・橋本不美男・藤平春男
古今和歌集巻十一恋一巻頭部管見 石田穣二
八代集における月について 島田良二
詞書の個性──自撰家集にみる 森本元子
躬恒 歌作りの一面 片桐洋一
兼輔集考──伝公任筆兼輔集切を機軸として 杉谷寿郎
賀茂保憲女集・諸本の形態とその本性 稲賀敬二
賀茂保憲女集の位相──〈鳥〉の表象・歌から序へ 三田村雅子
中将尼考──匡衡・赤染・挙周との関わりをめぐって 斎藤煕子
和泉式部集春海本系統の展開──春海・浜臣・由豆流らの伝写・標注のこと 藤岡忠美
和泉式部集と源高明 平田喜信
紫式部「道長妾」の伝承について 今井源衛
伊勢大輔集覚書 後藤祥子
「肥後集」考 久保木哲夫
難波塩湯浴み逍遥歌群注解──歌林苑会衆羇旅歌考 松野陽一
高松院右衛門佐とその周辺 久保田淳
西行歌の素材と表現──山家冬月 糸賀きみ江
西行の『聞書集』をめぐって 桑原博史
後鳥羽院の定家評について──『後鳥羽院御口伝』私注 藤平春男
別本『八代集秀逸』考 樋口芳麻呂
百人一首の女流歌人 島津忠夫
藤原定家伝拾遺──書状二通をめぐって 佐藤恒雄
藤原信実年譜考証──承久まで 井上宗雄
雲葉和歌集と私家集 大伏春美
大宮院権中納言──若き日の従二位為子 岩佐美代子
「百人一首頼常聞書」について──紹介と伝授上の位置付けを中心に 有吉保
伊勢物語の掌編と和歌 上野理
篁物語の和歌 平野由紀子
『源氏物語』と『奥入』──二つの提案をめぐって 待井信一
欧米における古典和歌の受容と研究(序説) 福田秀一
森本先生の研究足跡
一 中古私家集 平野由紀子
二 中古散文 三田村雅子
三 俊成卿女 大伏春美
森本元子略年譜
森本元子主要著述リスト
感謝のことば 森本元子
編集を終えて 平野由紀子・三田村雅子・大伏春美
執筆者紹介
伊勢大輔タン推しの小生ゆえ、お目当ては後藤祥子の論稿だけど、目次を見ると、他にも前から読み
たかった論稿や主題が面白そうな論稿もあるから、いい買い物かなウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
さて、午後のロードショーを視ながら本書をパラパラめくってると次の一節に目が留まった(@_@;)
・・・/ところが、日記に見えるこの夜の男の取った行動はどうか。紫式部は
「おそろしさに、音もせで明かしたる」という。清水好子氏は、それにつき
「訪問者が誰か分らないためであろう」と注をする。式部は、男の来訪について、
全く予告されていず、不意の出来事であったこと、また局の戸には内側から
掛け金を掛けてあり、彼女は局の中で身を硬くしていたと思われる。・・・
ここで引用されている「清水好子氏」の「注」に対して付されている「注5」を見てみたら、その出典
が次のように記されていて吃驚仰天∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
清水好子校訂『紫式部日記・紫式部集』(新潮社、日本古典集成本)
「訪問者が誰か分らないためであろう」は清水好子ではなく山本利達(校注)『新潮日本古典集成 紫
式部日記 紫式部集』(新潮社,1980→2016新装版)103頁の頭注10だヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
「清水好子校訂『紫式部日記・紫式部集』(新潮社、日本古典集成本)」なんて本、無いだろ(^_^;)
この今井源衛は、同(日本歴史学会編集)『紫式部』(吉川弘文館人物叢書,1966→1985新装版)の
記述(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-08-22 )から頭が悪いと思ったし、
研究者としての能力も同『王朝の歌人3 在原業平』(集英社,1985)に記述の間違い等が散見されて
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-19 )、特に『続日本後紀』の記述を
『日本三代実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-22 )や『日本文徳
天皇実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-23 )として引いてたが、
他の研究者の記述を別の研究者のものとして引用するなんて、最早ヤバすぎるだろヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
タグ:古典
ポイント、ついつい無駄にするのが悔しくて
すごく欲しいものじゃなくて「あったら良いかな」って
思うものを買っちゃう時があります(⌒-⌒; )
最近はネットでの買い物が多いので、ニャンズのもので
ポイントが余らないどころか足りないので
精神的には嬉しいですが、財布的には苦しいですw
by ニッキー (2020-12-02 21:07)
ポイントの所為で無駄遣いが増えましたよねぇ(^_^;)
圭太様はポイントを食べて巨大化・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
by middrinn (2020-12-02 21:25)
「校訂者が誰か分らないためであろう」と注をする。
とりあえず知っている人を書いたのかも。
by tai-yama (2020-12-02 23:19)
プチプチ包装されてた上に追跡可能なレターパックプラスで届いたとは、言葉通り「非常に良い」ですね!
by ナベちはる (2020-12-03 01:28)
提出された原稿を見た編者や編集委員なら、
tai-yama様、知っているはずかと(^_^;)
by middrinn (2020-12-03 06:30)
流石、名古屋の出品者という感じで、
ナベちはる様、行き届いてます(^^)
by middrinn (2020-12-03 06:31)
ネット注文する時ってお店の包装も気になりますが
配達会社も気になりますよね、選べれば良いんですがね
下手をするといつ来るかも分からないし!
by そら (2020-12-03 06:36)
何だかんだで追跡可能なら日本郵便が小生は頼りになります(^_^;)
追跡が出来ないゆうメールとか日曜に配達されない点は残念(´ヘ`;)
by middrinn (2020-12-03 06:42)