201009読んだ本【けふもバカチン あすもバカチン】
読書家の芦田愛菜は歯磨きしながら本を読んでて母に怒られたという∑(￣ﾛ￣|||)ニャンですと！？
昨日のNHKシブ5時で、たしか、今は世界史の本に関心があるとしてギリシャ神話を挙げてたが(^_^;)
【読んだ本（バカチン）】
倉本一宏（全現代語訳）『藤原道長「御堂関白記」（下）』（講談社学術文庫,2009）所蔵本
本書の長和5年（1016年）2月8日条の「兼綱」は「兼経」の誤りだろヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ! ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
八日、癸未。 開関／蔵人頭・蔵人・殿上人定
・・・春日祭使（藤原）兼綱の許に、舞人の下重と絹五十疋を送った。・・・
手元の本書は第4刷なのにﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ 昨日予告した通り、誤りとする理由を示すC= (-。- ) ﾌｩｰ
それは、倉本一宏編『現代語訳 小右記7 後一条天皇即位』（吉川弘文館,2018）285～286頁にある
長和5年（1016年）2月10日条と同11日条を合理的に解釈した結果からの推定である(￣ヘ￣）y-ﾟﾟﾟ
十日、乙酉。
（平）孝義朝臣が云ったことには、「一昨日、祭使は、大納言道綱の家〈一条の
頼光の家。〉から出立しました。主人大納言の他に、中納言行成と参議兼隆が
訪れました。殿上人は四人。摺袴二腰が足りませんでした。そこで料絹を下給
しました。出立しました。その後、修理大夫通任および妻の女御（藤原尊子）が、
袴を持って来ました。ところが、その事に間に合いませんでした」と云うことだ。
「汝［なれ］（実資）が送った袴も、またこれは、出立の後でした」と云うことだ。
／夜に入って、頭中将が来て云ったことには、「祭使の還饗所［かえりあるじしょ］
に向かいました。主人大納言の他に、上達部は八人でした〈中納言俊賢・行成・経房
・実成、参議兼隆・道方・通任・能信［非参議三位であるばかりである。］。〉」と。
十一日、丙戌。 還饗
内裏に参った。中納言実成と参議朝経が参入した。私は摂政［道長］の宿廬に参り、
奉謁した。清談を長い時間、行なった後、退出した。左少将（藤原）兼経が来た。
袴を送った悦びを言った。逢って、談話した。
藤原兼経が藤原実資に対してお礼を述べた「袴」とは、（「出立」には「間に合」わなかったけど）
「祭使」に実資が「送った袴」と解釈するのが合理的で、春日祭使は兼経ということにv(￣∇￣)ﾆﾔｯ
春日祭は11月にもあり、本書の長和5年（1016年）11月7日条に「・・・鴨川に出て、春日祭に神馬使
を出立させた。使は和泉守（藤原）朝元であった。申剋の頃、近衛府使（藤原）兼経が参入した。
この使の許に、舞人の下重、および絹百疋を送った。」とあるゆえ、兼経は連続して春日祭使か^_^;
ちなみに、国際日本文化研究センターの「摂関期古記録データベース」（底本は本書と同じ）だと、
「祭使兼経の許に、舞人の下重・絹五十疋を送る。」となっている〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
今回たまたま気付いたけど、他にも間違いが無いか専門家が丁寧にチェックしてほしいよ(´ヘ｀;)
2日続いた春日祭使に関する間違い指摘も尾張名古屋ﾔｯﾀﾈ!!(vﾟｰﾟ)ﾊ(ﾟ▽ﾟv)ｨｪｰｨ♪・・・と思ったら、
「ルパンを追ってて、とんでもない物を見つけてしまった！どうしよう？」という銭形の棒読み台詞
状態に(ﾉ；ω；)ﾉ ~┻┻ (/o＼) ﾐﾄﾞﾘﾝ ﾅｶﾅｲﾃﾞｰ!! 「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」(;_;)
昨日のNHKシブ5時で、たしか、今は世界史の本に関心があるとしてギリシャ神話を挙げてたが(^_^;)
【読んだ本（バカチン）】
倉本一宏（全現代語訳）『藤原道長「御堂関白記」（下）』（講談社学術文庫,2009）所蔵本
本書の長和5年（1016年）2月8日条の「兼綱」は「兼経」の誤りだろヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ! ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
八日、癸未。 開関／蔵人頭・蔵人・殿上人定
・・・春日祭使（藤原）兼綱の許に、舞人の下重と絹五十疋を送った。・・・
手元の本書は第4刷なのにﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ 昨日予告した通り、誤りとする理由を示すC= (-。- ) ﾌｩｰ
それは、倉本一宏編『現代語訳 小右記7 後一条天皇即位』（吉川弘文館,2018）285～286頁にある
長和5年（1016年）2月10日条と同11日条を合理的に解釈した結果からの推定である(￣ヘ￣）y-ﾟﾟﾟ
十日、乙酉。
（平）孝義朝臣が云ったことには、「一昨日、祭使は、大納言道綱の家〈一条の
頼光の家。〉から出立しました。主人大納言の他に、中納言行成と参議兼隆が
訪れました。殿上人は四人。摺袴二腰が足りませんでした。そこで料絹を下給
しました。出立しました。その後、修理大夫通任および妻の女御（藤原尊子）が、
袴を持って来ました。ところが、その事に間に合いませんでした」と云うことだ。
「汝［なれ］（実資）が送った袴も、またこれは、出立の後でした」と云うことだ。
／夜に入って、頭中将が来て云ったことには、「祭使の還饗所［かえりあるじしょ］
に向かいました。主人大納言の他に、上達部は八人でした〈中納言俊賢・行成・経房
・実成、参議兼隆・道方・通任・能信［非参議三位であるばかりである。］。〉」と。
十一日、丙戌。 還饗
内裏に参った。中納言実成と参議朝経が参入した。私は摂政［道長］の宿廬に参り、
奉謁した。清談を長い時間、行なった後、退出した。左少将（藤原）兼経が来た。
袴を送った悦びを言った。逢って、談話した。
藤原兼経が藤原実資に対してお礼を述べた「袴」とは、（「出立」には「間に合」わなかったけど）
「祭使」に実資が「送った袴」と解釈するのが合理的で、春日祭使は兼経ということにv(￣∇￣)ﾆﾔｯ
春日祭は11月にもあり、本書の長和5年（1016年）11月7日条に「・・・鴨川に出て、春日祭に神馬使
を出立させた。使は和泉守（藤原）朝元であった。申剋の頃、近衛府使（藤原）兼経が参入した。
この使の許に、舞人の下重、および絹百疋を送った。」とあるゆえ、兼経は連続して春日祭使か^_^;
ちなみに、国際日本文化研究センターの「摂関期古記録データベース」（底本は本書と同じ）だと、
「祭使兼経の許に、舞人の下重・絹五十疋を送る。」となっている〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
今回たまたま気付いたけど、他にも間違いが無いか専門家が丁寧にチェックしてほしいよ(´ヘ｀;)
2日続いた春日祭使に関する間違い指摘も尾張名古屋ﾔｯﾀﾈ!!(vﾟｰﾟ)ﾊ(ﾟ▽ﾟv)ｨｪｰｨ♪・・・と思ったら、
「ルパンを追ってて、とんでもない物を見つけてしまった！どうしよう？」という銭形の棒読み台詞
状態に(ﾉ；ω；)ﾉ ~┻┻ (/o＼) ﾐﾄﾞﾘﾝ ﾅｶﾅｲﾃﾞｰ!! 「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」(;_;)
タグ：歴史
えっ？芦田愛菜ちゃんは歯磨きしながら本を読んで
お母さんに怒られたんですか(°_°)
うちのかみさんも歯磨きしながら本読んでるので
怒らないとダメかなぁ・・・返り討ちに遭う予感しかしないけどw
by ニッキー (2020-10-09 21:21)
（ ＾ｏ＾）ノ◇ 山田く～ん 特製返り討ち座布団１枚 ♪
昨日TVで知りましたが、有名な話らしいですね(^_^;)
by middrinn (2020-10-09 21:24)
歯磨きしているときでも本を読む…相当な本好きなのが伝わってきます(^^;
by ナベちはる (2020-10-10 01:05)
歯磨きはトイレで....。時短(^_^;)
by yokomi (2020-10-10 01:39)
スマホ等で読んでいるのでしょうか、
ナベちはる様、気になります(^_^;)
by middrinn (2020-10-10 06:07)
それはちょっと・・・ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
yokomi様、改められた方が(^_^;)
by middrinn (2020-10-10 06:09)
自分ならギリシャ神話と言えば・・・・聖闘士星矢っ！
袴を追加したけど、結局足りなかったみたいですね。
文からなんとなくの解釈(笑)。
by tai-yama (2020-10-10 19:20)
てゆーか、神話（ギリシャ神話）は歴史（世界史）に入らないでしょ(^_^;)
足りなかったようですが、出立した後に届いたので、そこは、お礼と(^_^;)
by middrinn (2020-10-10 19:30)