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190826読んだ本

「今日はnice!押し逃げです」なるコメを残す人達、普段のコメからして無内容じゃ・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
はじドラ様が「今日はnice!押し逃げです」とコメしてほしい(^o^)丿 百万言費やしたコメにも勝る^_^;
注射が苦手でいつも顔を背けて涙目だったのに、担当ナースが違った今日は痛くなかったので、初めて
見たのだが、健診であんなに血を採るんだ( ̄◇ ̄;) ソレがショックだったためか、単にチョー寝不足
なためか、帰宅後は頭痛が酷いし、メチャ熱っぽいしで、本を読んで書く気力すらないけど更新(-ω-、)

【読んだ本】

新田次郎『小説に書けなかった自伝』(新潮文庫,2012)所蔵本

この書名はかつて私小説が純文学の主流だった文壇を意識したものかと(@_@;) 自伝の形で自作解説
という感じで、新田次郎作品のブックガイドとして読めるし、〈如何にして作家になったか〉が随所に
語られているので作家を目指している人向けでもある(^^) モチ小生は前者の読書案内として(以上は
テンプレ)、昨日に続いて、「メロドラマ的作品」の続きを読み始めるも、今日も途中まで(ノ_-;)ハア…

    ・・・/いままでのSFはサイエンスフィクションと呼ばれてこそいるけれども、
    実際は、もっとも非科学的な虚構であり、そこにSFの面白さがある。そこに
    下手な科学を持ちこめば失敗である。私は科学的にちゃんと実現可能な範囲内での
    未来小説を書いてみたいと思っていた。・・・

意気込んで発表した「この子の父は宇宙線」だが、書評に取り上げられず、読者からの反響も無く、
同じような作品を書いてほしいという注文も無かったので、「・・・/私は、この時以来科学小説は
書かないことにした。長い間持っていた私の夢は見事にはずれたが、かえってすっきりした気持ちに
なれた。」由(@_@;) 作家としての方向性を見つけようとする新田次郎の試行錯誤は更に続く(^_^;)

    ・・・/この年には「火術師」を書いた。戦国時代の狼煙に触れた小説で、
    火薬類を扱う特殊の技術者がいたであろうという想定のもとに書いた小説である。
    私自身この系列の小説には「時代科学小説」と名づけていた。これ等の小説を
    年代順に並べると、

     一「鳥人伝」(昭和三十一年「オール讀物」)
        飛行機の発明者、表具師幸吉の生涯

     二「とがった耳」(昭和三十二年「オール讀物」後「算士秘伝」と改題)
        江戸時代の天才的和算学者久留島義政

     三「灯明堂物語」(昭和三十二年「講談倶楽部」)
        江戸時代の灯台

     四「火術師」(昭和三十三年「別冊文藝春秋」)
        戦国時代の火薬技術者
 
     五「仏桑華」(昭和三十五年「別冊文藝春秋」)
        種ヶ島銃が出来上るまでの技術的苦心

     六「生人形」(昭和三十五年「小説新潮」)
        江戸末期の人形師

     七「時の日」(昭和三十五年「オール讀物」)
        上代に用いられていた漏刻(水時計)

     八「二十一万石の数学者」(昭和三十八年「オール讀物」)
        和算の教科書を出版して、日本の数学を、ニュートンの微積分学のレベルまで
        高揚させた数学大名有馬頼徸[よりゆき]
  
    の八篇である。これは歴史の中に埋れている、技術者や学者を小説に書くことによって、
    現在の人々に理解して貰いたいためであった。だが結果はよくなかった。編集者にも
    喜ばれなかったし、私が小説の中で提出した数学の問題を現代数学で解いて来た読者が
    一人だけあった以外に読者の反響はなかった。/この方向を開拓してみたいと思っていた
    私は挫折感と共に、この傾向の小説を書くことをあきらめた。/・・・

これらの作品を小生は読んでみたいと思ってメモってみた(´・_・`) 「あきらめた」のは残念(-ω-、)
にしても、こーゆーコメする人、いるよねぇ(^_^;)ヾ( ̄o ̄;)オイオイお前もその一人ではないのかな?

・不平ばかりで仕事をしない者が多くて真面目に仕事する人は白い眼で見られた「処女作のころ」(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-23

・投稿しても落選続きの原稿を直木賞受賞後は新編集長は〈面白い〉と言う「投稿作家の四年間」(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-24

・〈あなたは落ちるに決っています。面白くない小説ですものね〉と妻に言われた「直木賞受賞」(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-29

・受賞後第一作は酷評も石原慎太郎の小説などは「アホくさ」と評された「昼の仕事 夜の仕事」(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-01

・40歳を過ぎて作家となったので、その個性を確立しようと試行錯誤する「方向づけに苦しむ」(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-16

・虹を観察して地震を予知しようとした椋平広吉を藤原咲平が支援してた「メロドラマ的作品」(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-25
タグ:小説 自伝 歴史
コメント(14) 
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コメント 14

enokorogusa

注射や採血苦手です(^^;)
針を刺すところは直視できず、さらに太股のあたりを抓って痛みをごまかしてます。
まあ、平気な人はいても好きという人はいないでしょうけれど(^^;)
by enokorogusa (2019-08-26 19:23) 

middrinn

毎回涙目でしたよ(;_;) 献血マニアの人々、
もしかしたら注射が好きなんじゃ(@_@;)
by middrinn (2019-08-26 19:32) 

喜んぶ

。。そろそろ、秋nice!は、
、、コメに残すな!?の季節でしょうか。^^;
。。駐車が、苦手!?の人も多いですね。
by 喜んぶ (2019-08-26 19:36) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製秋nice!はコメに残すな座布団10枚 ♪
「秋茄子は嫁に食わすな」ですね(^_^;) 駐車が苦手は笑点的(-ω-、)
by middrinn (2019-08-26 19:43) 

ニッキー

私は注射も採血も平気ですが、
かみさんは大の苦手なので献血の時は必ず横向いてますw
血液の比重とかを調べるためにちょっとだけ採血するときも
横を向いてるので「針怖いんですか?」と聞かれて
「怖いのに献血していただいてありがとうございます(_ _)」と
言われるそうですw
by ニッキー (2019-08-26 22:07) 

tai-yama

空想科学読本はベストセラーになったり。
水時計の小説とかかなりマニアックな感じが。
by tai-yama (2019-08-26 23:30) 

ナベちはる

痛くなかったのに「そんなにも採られた」ということは、かなり採血が上手なナースさんでしたか。

採血で痛くないのは嬉しいですが、採られた量の多さに驚いて、複雑な気分だったのでは…(^^;
by ナベちはる (2019-08-27 01:01) 

middrinn

鬼コーチは実は注射が弱点だったとは∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!?
ニッキー様はしごかれたら吸血鬼になって反撃ですな(^o^)丿
by middrinn (2019-08-27 04:55) 

middrinn

気象庁でも測器課にいましたから、
tai-yama様、新田次郎は水時計
とかにも通じてた感じですけど、
たしかにマニアックすぎ(^_^;)
by middrinn (2019-08-27 04:59) 

middrinn

メチャクチャ見た目がベテランぽくて、血管を探すのに毎回苦労してたのに、
ナベちはる様、難なく見付けました(^_^;) あまりの量にショックでした(..)
by middrinn (2019-08-27 05:03) 

そら

そうそう、上手な看護師さんはホント痛くない!
何処が違うんでしょうね?
でも私は見れません、絶対に(^^;
by そら (2019-08-27 06:28) 

middrinn

やはり経験なんですかねぇ(^_^;)
つい見てしまい、後悔してます(..)
by middrinn (2019-08-27 06:31) 

mimimomo

おはようございます^^
注射大嫌いなわたくしは絶対に見れないです。でもわたくしの息子は幼児の頃からじーっと見るのですよね。我が子が不思議でしたね~ それに泣かなかったしね・・・
頭痛は治りましたか? 貧血^^
有名な作家も、駆け出しのころ(?)は苦労が多いのですね。
by mimimomo (2019-08-27 06:41) 

middrinn

じーっと見るのは誰の血なんでせう(^_^;)
昨日ノーシン服用しましたが、今も少しだけ
残っている感じでして、相変わらず熱っぽい
ので風邪だったり(+_+) 新田次郎=山岳小説
ですが、そこに至るまで実はかなり迷走(゚ロ゚;)
by middrinn (2019-08-27 06:53) 

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