190717読んだ本
「ポンタの大冒険」は7月26日午前2:59:59 をもって終了_φ( ̄^ ̄ )メモメモ So-netすごろくは?( ̄◇ ̄;)
どっちも確実にポイント稼げるわけじゃないから痛くはないけど毎日2回とりあえず参加してた(´・_・`)
アニメ『手品先輩』、忘れずに予約録画が出来た回に限って、鳩が登場する(-ω-、) インゲ・・・(;_;)
午前中に雨が止んで晴れた上に蒸し暑くなったよ((;゚Д゚)ヒィィィ! 夏はいいから秋が来てほしい(´ヘ`;)
【読んだ本】
杉本苑子『春風秋雨』(文春文庫,2001)所蔵本
さて、続けて、「猫とトビ」「紅葉と吉熊」「歳末を歩く」「醜女[ブス]の思想」の4篇を読んで、
「暮らしの中のこぼれ話」の部の随筆は終わり、「旅の楽しみ」という歴史紀行エッセイ(?)の部
に入って、「会津若松」「浜辺の嵐」「もの言わぬ歴史の証人」「新書太閤記の旅」「魅惑の宝物」
「冬の奈良をふらふら」「虹の懸け橋」「宇治川」「巡礼、遍路の心」の全9篇を読んだよ(⌒~⌒)
後者は歴史小説の作家らしく、例えば、「魅惑の宝物」では正倉院の「赤漆文欟木厨子」(ママ)を
観ても次のような感想に(^_^;)
・・・/でも、私が魅力を感じるのは、細工や外形だけではなく、この厨子をめぐって
過ぎた歳月の重みである。珍宝帳の記載によれば、最初の所有者だった天武帝から、
妻の持統女帝へ、持統から孫の文武帝へ、文武から姉の元正女帝へ、元正から彼女の甥の
聖武帝へ、そしてさらに、聖武帝から娘の孝謙女帝へとゆずられてきた厨子だという。/
飛鳥京、藤原京、平城京へと都が移り、権力の消長もただならなかった激動の世紀を、
日本の統治者として生きた帝王たちが、代々、身ぢかに置きつづけた物入れ……。彼らは
いったい、ここに何をしまったのだろう。女帝は釵子[さいし]や耳飾り、腕輪など、
大切なアクセサリー類を入れたかわからない。内部は二枚の棚で仕切られ、収容力は
なかなかある。日ごろ使い馴れた文房具、時には他見をはばかる寵臣からの密書なども、
この厨子の中にそっと隠されたかもしれないではないか。/ドラマの渦中にいて、
その推移を見守ってきた時代の証言者──。天武帝や持統帝、聖武帝らの手が、
しばしば触れたであろう扉の金具ひとつにも、私は感銘をおぼえずにいられない。
物言わぬ器物でいながら、対する側の想像力を無限にかきたててくれる厨子なのである。/
・・・
美術品を鑑賞・観照する姿勢ではないな(^_^;) 「冬の奈良をふらふら」の苑子タンが可愛い(〃'∇'〃)
・・・/それにしてもあの、鹿せんべいなる餌が、いつのまにか二十円に
なってしまったのには、考えこまざるをえない。私はわるい癖で、
せんべいをやる以上は、見渡すかぎりの鹿、すべてに分配しなければ、
かえってもらえなかった鹿を嘆かせる結果になりはしないかと恐れ、
公平を期するために三十も四十も買いこむ愚人だから、値上がりは痛い。
・・・/三月堂を出ると、前の茶店に猫がいた。やせた黒トラで、
店先の床几にすわり、おでんの鍋を注視している。店番のおばあさんに、
この猫はおでんを食べるだろうかと訊いても、けげんそうな顔で答えない。/
「食べるなら、ひと皿買ってやりたいので」/と言ってから、しまった、
お宅のおでんは猫に相応だととりはしないか、と心配したが、さいわい
おばあさんはニヤニヤ笑って、/「残りものが出るさかい、おなかは満腹や。
外にいて、魚屋さんのくるのを待っとりますのや」/と、猫の幸福を保証した。
野良かと思って哀れんだのだが茶店の飼い猫なのだそうである。/・・・
・苑子タンの父親になりすました男が荻窪のバーに毎晩飲みに来て娘自慢をしていたという話(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-03
・直木賞受賞翌日に「Wさんみたいになる」と言われた苑子タン、「一作作家」の「Wさん」とは誰?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-06
・寝る前には本を読むという苑子タンだが、歴史小説は読まなかった由∑( ̄ロ ̄|||)にゃんですと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-12
・苑子タンが刊行直後に自作について語っている文章は実はイヤイヤ応じたものだったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
・師匠吉川英治の詩とその書の評価(⌒~⌒) 苑子タンの文庫本未収録と思しき作品について( ̄◇ ̄;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-19
・こんなイミフな要約、天声人語子は頭が悪いだけではなく心が無いぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-27
・苑子タンも中公読売文春の各出版社も愛読者も、みーんな、頭悪いぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-15
どっちも確実にポイント稼げるわけじゃないから痛くはないけど毎日2回とりあえず参加してた(´・_・`)
アニメ『手品先輩』、忘れずに予約録画が出来た回に限って、鳩が登場する(-ω-、) インゲ・・・(;_;)
午前中に雨が止んで晴れた上に蒸し暑くなったよ((;゚Д゚)ヒィィィ! 夏はいいから秋が来てほしい(´ヘ`;)
【読んだ本】
杉本苑子『春風秋雨』(文春文庫,2001)所蔵本
さて、続けて、「猫とトビ」「紅葉と吉熊」「歳末を歩く」「醜女[ブス]の思想」の4篇を読んで、
「暮らしの中のこぼれ話」の部の随筆は終わり、「旅の楽しみ」という歴史紀行エッセイ(?)の部
に入って、「会津若松」「浜辺の嵐」「もの言わぬ歴史の証人」「新書太閤記の旅」「魅惑の宝物」
「冬の奈良をふらふら」「虹の懸け橋」「宇治川」「巡礼、遍路の心」の全9篇を読んだよ(⌒~⌒)
後者は歴史小説の作家らしく、例えば、「魅惑の宝物」では正倉院の「赤漆文欟木厨子」(ママ)を
観ても次のような感想に(^_^;)
・・・/でも、私が魅力を感じるのは、細工や外形だけではなく、この厨子をめぐって
過ぎた歳月の重みである。珍宝帳の記載によれば、最初の所有者だった天武帝から、
妻の持統女帝へ、持統から孫の文武帝へ、文武から姉の元正女帝へ、元正から彼女の甥の
聖武帝へ、そしてさらに、聖武帝から娘の孝謙女帝へとゆずられてきた厨子だという。/
飛鳥京、藤原京、平城京へと都が移り、権力の消長もただならなかった激動の世紀を、
日本の統治者として生きた帝王たちが、代々、身ぢかに置きつづけた物入れ……。彼らは
いったい、ここに何をしまったのだろう。女帝は釵子[さいし]や耳飾り、腕輪など、
大切なアクセサリー類を入れたかわからない。内部は二枚の棚で仕切られ、収容力は
なかなかある。日ごろ使い馴れた文房具、時には他見をはばかる寵臣からの密書なども、
この厨子の中にそっと隠されたかもしれないではないか。/ドラマの渦中にいて、
その推移を見守ってきた時代の証言者──。天武帝や持統帝、聖武帝らの手が、
しばしば触れたであろう扉の金具ひとつにも、私は感銘をおぼえずにいられない。
物言わぬ器物でいながら、対する側の想像力を無限にかきたててくれる厨子なのである。/
・・・
美術品を鑑賞・観照する姿勢ではないな(^_^;) 「冬の奈良をふらふら」の苑子タンが可愛い(〃'∇'〃)
・・・/それにしてもあの、鹿せんべいなる餌が、いつのまにか二十円に
なってしまったのには、考えこまざるをえない。私はわるい癖で、
せんべいをやる以上は、見渡すかぎりの鹿、すべてに分配しなければ、
かえってもらえなかった鹿を嘆かせる結果になりはしないかと恐れ、
公平を期するために三十も四十も買いこむ愚人だから、値上がりは痛い。
・・・/三月堂を出ると、前の茶店に猫がいた。やせた黒トラで、
店先の床几にすわり、おでんの鍋を注視している。店番のおばあさんに、
この猫はおでんを食べるだろうかと訊いても、けげんそうな顔で答えない。/
「食べるなら、ひと皿買ってやりたいので」/と言ってから、しまった、
お宅のおでんは猫に相応だととりはしないか、と心配したが、さいわい
おばあさんはニヤニヤ笑って、/「残りものが出るさかい、おなかは満腹や。
外にいて、魚屋さんのくるのを待っとりますのや」/と、猫の幸福を保証した。
野良かと思って哀れんだのだが茶店の飼い猫なのだそうである。/・・・
・苑子タンの父親になりすました男が荻窪のバーに毎晩飲みに来て娘自慢をしていたという話(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-03
・直木賞受賞翌日に「Wさんみたいになる」と言われた苑子タン、「一作作家」の「Wさん」とは誰?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-06
・寝る前には本を読むという苑子タンだが、歴史小説は読まなかった由∑( ̄ロ ̄|||)にゃんですと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-12
・苑子タンが刊行直後に自作について語っている文章は実はイヤイヤ応じたものだったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
・師匠吉川英治の詩とその書の評価(⌒~⌒) 苑子タンの文庫本未収録と思しき作品について( ̄◇ ̄;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-19
・こんなイミフな要約、天声人語子は頭が悪いだけではなく心が無いぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-27
・苑子タンも中公読売文春の各出版社も愛読者も、みーんな、頭悪いぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-15
権力の玉手箱(厨子)や!と言ってみたり(笑)。
やせた猫だけど満腹だったとは・・・茶店の罠なのかも。
by tai-yama (2019-07-17 23:49)
ポイント系は、貰えるポイントが少なくてもコツコツと参加することが大事ですよね。
1ポイントも、それが積もれば…!!
by ナベちはる (2019-07-18 01:00)
権力の玉手箱ねぇ・・・うーん・・・
tai-yama様、座布団にはチト(^_^;)
たしかに痩せてるのに変かも(@_@;)
by middrinn (2019-07-18 05:48)
ですよねぇ(^_^;) 運よく1pでも貰えれば、
ナベちはる様、たしかにチリ積もです^_^;
by middrinn (2019-07-18 05:50)
おはようございます^^
夏は永いほどよろしい! 暑いの大好き寒いの大嫌いなmimimomoでした^^
「赤漆文欟木厨子」の感想、面白いですね。さすが歴史を考えることが好きな方^^
by mimimomo (2019-07-18 06:27)
夏は短ければ短いほどいいと思っている小生です(^_^;)
対象物そのものからどんどん離れていきますけどね^_^;
by middrinn (2019-07-18 06:28)
私なら何を入れようか・・・
そんな大切なもの、家族以外持ち合わせていないやぁ(^^;
by そら (2019-07-18 06:47)
( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製大切なものは家族だけ座布団1枚 ♪
てっきり、カワセミさんの御写真が出てくると予想したのに(^_^;)
by middrinn (2019-07-18 06:51)
ポンタの大冒険、終わってしまいますね。
最近ではもっぱらふるふるポンタでアイテムを取ってゲームをしていました。
少しは稼がせてもらえたかな?
by TYPES (2019-07-18 07:14)
ふるふるポンタ、前はやってたのですが、クリックしすぎたせいか、
マウスがダメになってしまったので止めました(^_^;) 早い順位で
ゴールするにはアイテムをゲットしないといけないわけですね^_^;
by middrinn (2019-07-18 07:24)
三月堂の近くに茶店・・・う~ん、少なくとも自分は見た覚えがありません。
昔はあったのか、それとも自分が目に入らなかっただけか。
So-netはブログサービスを続けているだけまだいいかと。
Yahooブログも終了する世の中ですし。
by enokorogusa (2019-07-18 16:48)
なら、「やせた黒トラ」さんも今はいない、と(-ω-、)
タクシー運転手に行き先を「南大門」とだけ告げたら、
「南大門」という名の焼肉料理店の前に停まった話
とかも出てましたよ(^_^;) So-netブログが今にも
終わるかのように大騒ぎして止めた方もいました(..)
by middrinn (2019-07-18 21:30)