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190322読んだ本

もう新元号は「イチロー」でいいかと(^_^;) 少なくとも「永安」よりは覚えやすいし字画も少ない^_^;
メンターム薬用スティック、まだ残っていても、その構造的に塗れないのがねぇ(-ω-、) 唇を尖らせて
ムリヤリ塗ることで可能な限り使い切ろうとする貧乏性である(^_^;)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ単に貧乏なんだろ?
今日も20度超えたけど明日は一気に寒くなるとかヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ まだ薄いセーターは仕舞えぬ(´・_・`)

【読んだ本】

永井路子『波のかたみ 清盛の妻』(中公文庫,1989)所蔵本

保元の乱での夫・平清盛の出陣場面に始まって壇ノ浦で平家が敗れて安徳天皇を抱えて入水するまでを
平時子の視点で描いた歴史小説を読了した(^^) 形式的には小説だけど、「婦人公論」誌連載のためか、
歴史解説が随時挿入され、解り易い歴史書みたい(^_^;) 永井路子お得意の乳母史観もあり、そーゆー
歴史解釈もあるんだぁ~と勉強になりました(^^) 杉本苑子との対談集『ごめんあそばせ 独断日本史』
(中公文庫,1988)は、ほぼ同時期っぽいので、内容的に重複するところもあって、参考になった(^^)

    清盛一門の繁栄図は、裏をかえせば、時子一門の繁栄図にほかならない。

    しかし、その得意の絶頂は転落の瞬間でもある。歴史のそうした冷酷さを
    如実にしめすのがこの福原遷都である。とはいうものの、後世の我々は、
    結果をあまりにもよく知っているために、この遷都への評価を怠りがちだ。
    これは世に言われるような都からの逃避では決してない。福原こそ、
    平家の年来の夢を賭けた海の王宮なのだ。

    「今日敗れたのは武門の平家です。私たちはいずれも平時信の血を享けた
     公家平家じゃありませんか」

平時子の同母弟・平時忠が全編を通して大活躍(^_^;) 白河院の近臣だった藤原顕季に始まる「六条流」
との関係をポイントとする本書、鳥羽院の寵姫で近衛天皇の生母である美福門院得子にも言及しながら、
彼女も「六条流」の一人(藤原顕季の息子の長実の娘)であるという事実を紹介し忘れてるねぇ(^_^;)
タグ:歴史 小説
コメント(22) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 22

ニッキー

リップクリームや口紅ってそういう構造らしいですねぇ(⌒-⌒; )
かみさんも「この状態で無理に使おうとすると
逆に唇荒れるんだよねぇ・・・口紅はリップブラシ使えるけど
リップクリームにブラシはねぇ(´・_・`)」とブツブツ言ってます(⌒-⌒; )
by ニッキー (2019-03-22 21:23) 

middrinn

なーんかモッタイナイ気がするんですよねぇ(-ω-、)
小さい匙で掘り掘りしたい気持ちになります(^_^;)
by middrinn (2019-03-22 21:27) 

センニン

こんばんは。
同級生に同姓同名がいます。
選挙に出られそうではあります。
by センニン (2019-03-22 21:35) 

middrinn

政治家も書き易い名前がいいですね(^_^;)
by middrinn (2019-03-22 21:47) 

enokorogusa

最近唇が荒れてるので自分も今日リップクリームを買ってきたところです。
塗り慣れないから違和感がぬぐえません(^^;)
『波のかたみ 清盛の妻』『ごめんあそばせ 独断日本史』面白そうですね。
あーでもなかなか読む機会が・・・
え?マンガ読んでるから?
はい、そうですm(_ _)m
あとジャンプも(^^;)
by enokorogusa (2019-03-22 21:54) 

middrinn

永井路子は史実に基づいて新たな歴史解釈を
提示してくれるので知的な面白さです(^^)
昨夜は寝床で安彦良和の『ヴイナス戦記』や
『クルドの星』を再読してましたよ(^_^;)
ジャンプはもう長いこと読んでません^_^;
大場つぐみ&小畑健『バクマン。』全20巻も
新刊で買ってましたが、連載自体は未読^_^;
by middrinn (2019-03-22 22:07) 

nikki

元号発表日がエイプリルフールという偶然。

https://odekake-diary.cf/
一応完成しました。
ナナちゃん人形の記事。

by nikki (2019-03-22 22:24) 

middrinn

マジっすか!?∑( ̄ロ ̄|||)にゃんですと!?
発表時にジョークを一発かましてほしい^_^;
ナナちゃん!ウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
by middrinn (2019-03-22 22:27) 

tai-yama

平時忠と言えば「平家にあらずんば人に非ず」ですね。
最後は流刑になったけど・・・・・。落ちるときは一気に
落ちるのが人生だったり(悲)。
by tai-yama (2019-03-22 23:48) 

ナベちはる

イチローの画数を少なくするために「一(いち)ロー」も…と思ったのですが、いろいろと分からなくなりそうになったので、やはり分かりやすいのが一番だと思いました(笑)
by ナベちはる (2019-03-23 00:31) 

middrinn

そーゆーケーハクなイメージでしたけど、
平家が都落ちしても1人だけ官位を剥奪
されなかったし、深慮遠謀の人物として、
tai-yama様、本書では描かれてます(^^)
by middrinn (2019-03-23 06:51) 

middrinn

更に画数を少なくするとは、流石、
ナベちはる様です( ̄◇ ̄;) 引退で
イチローを失った「イチローロス
元年」と、今年をしたいです(;_;)
by middrinn (2019-03-23 06:53) 

mimimomo

おはようございます^^
リップクリーム、そうなんですよね~何とかうまい方法はないものかしらね。
昔の一門の名前って似たようなのが多く時に代々名前を譲り受けたりもするから
覚え難くって嫌い(-。-
本を読んでいても、「この人、前に出て来たな」っと本をめくりなおす・・・だから読むのに
時間がかかるのよね~って余計なコメントですね(__;
永井路子さんの本って読んだことないですね。そう言えばわたくし、女性の書いた歴史小説って
読んだことが無いみたい(-、-
by mimimomo (2019-03-23 07:10) 

oko

そぅなんですょ・・・昨日は昼間ついに
半袖でした・・・
でも今日は・・さむーーいですっっ
by oko (2019-03-23 07:23) 

middrinn

もう諦めて、新しいリップスティックをおろしましたよ(^_^;)
平時信─時子・時忠の「時」、平正盛─忠盛─清盛─重盛の「盛」、
この手の通字は同じ一族を表わしてるから逆に分り易いかと^_^;
mimimomo様、苑子タンや永井路子は女性に人気かと(@_@;)
by middrinn (2019-03-23 08:02) 

middrinn

そーいえば、半袖の子供を見かけましたけど、もしかして、
oko様かな(^_^;) 今ポツポツ降ってるし夜は雪予報(+_+)
by middrinn (2019-03-23 08:03) 

たいちさん

ご指摘有難うございます。
by たいちさん (2019-03-23 10:27) 

middrinn

拝見拝読させて頂くのが今や毎日の日課となっております(^o^)丿
by middrinn (2019-03-23 10:33) 

天神堂牛笛

訪問ありがとうございます。
一つの歴史でも観点を変えれば様々なストーリーとなるのが歴史の面白さですね。
by 天神堂牛笛 (2019-03-23 18:16) 

middrinn

たしかに、視点の数だけ歴史はあるのかもしれませんね(^^)
講談のように語り口によって印象も変わってくるでしょうし、
貴ブログ「天神堂牛笛の徒然」は興味深く拝見拝読(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-03-23 18:54) 

ぽ村

永安ってーなんか時代劇に出てきそうな元号ですよね~

あと三国志でも見かけた地名w

平清盛っつーと、近年海賊王目指したりして大コケした大河が思い浮かびます。

同じ時代のキーパーソン、後白河法皇あたり大河に出来ればスッゴイ面白い話になりと思うんですが…
一人で藤原氏と平家と源氏と、んで美女達(多分重要)を相手にしたんですし。

皇族は難しいですかね?
by ぽ村 (2019-03-27 00:10) 

middrinn

ぽムタン、お詳しいですね(^_^;) 永遠に安倍政権という願いを込めて、
「永安」になるという噂が(^_^;) 『後白河上皇 中世を招いた奇妙な
「暗主」』という本もありますけど、「暗主」という評価が当時から
ありましたからねぇ(^_^;) 後白河は、近衞基通と男色(と九条兼実は
書いてます)、丹後局みたいなおばちゃんまで寵愛しましたし(^_^;)
後醍醐天皇の方が、大河ドラマの主人公に相応しい気がします(^_^;)
by middrinn (2019-03-27 07:48) 

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